2020-10-08

虚しい

一通り書き連ねて気づきましたがポエムです。読みたくなければ便所に流せ。

昨日数年ぶりに恋人ができた。多分。

お互いに探り探りだったが好意はあるのでお試しで付き合ってみる?というかんじに。

しか好きな人だし好き合っている。のだが。

自分創造的な事が好きだ。相手表現者を目指しているが創造的な事は苦手らしい。

自分理屈っぽい自覚があるので考え込んでしまわないように気を付けながら己の感覚に従ってその時その時の人生を生きている。ノリで生きる人生楽しい学生の時に気づけた。

相手は誠実で、まじめで、良く言えば思慮深い理屈っぽく成りたがっている。

自分は傷つくことを言われても寝れば忘れられる&基本的に気にしないので過去を引きずる発言をしない。気に入らないことを言われたらその時に言い返すなり反応を返す。根に持っていてもよっぽどのことがなければ表に出さない。言わない。

相手自分が前に言った発言をよく覚えていてこちらに伝えてくる。その時に何も言わないで、相手の中に一度しまい込んでじっくり考えて時間が経ってから「あの時こう思った」を伝えてくる。

自分自覚のある無神経だ。相手がこう言われたら嫌だろうな、とか、試すような発言意識してできる。自衛の為でもある。それで離れていくなら最初からそれまでの人間関係だな、といつも覚悟の上だ。

相手は円滑な人間関係にしたいから、といってそういうことはしないと言っていた。人が離れていくような、試すような言動をする自分を狡いと言った。

自分自分の考えをはっきり主張する人間だ。要望も口に出すし、上司相手でもNOと言える日本人だ。

相手は主張をあまりしない。どうしたい?と聞いてもこうしたい、ではなく選択肢を並べてくる。恐らくこうしたいのだろうな、と受け取った自分がじゃあこうしようか?と問えば嬉しそうに同調する。イニシアチブを握りたくないのだろう。余談だがイニシアチブを握りたがらない人間有事の際に責任から逃れようとするというのが個人的見解だ。先ほどと観点ことなものの、さて狡いのはどちらなのだろうか。

自分ゲームが好きだ。相手ゲームをしない。

自分はよく食べるほうだ。相手は小食。

自分達は同い年。自分社会人だ。相手は夢を追う学生フリーターだ。

自分はどれだけ親しくとも血縁以外の人間と会うのはそれぞれ多くても月1で十分だ。満足できる。

相手は週1回・少なくとも隔週で会いたいそうだ。

自分人間不信だ。相手はそうではないが恐らく自己完結型のケがある。

まだ出会って日が浅いが、決定的に価値観が違うところがあると感じる。

付き合うことになって嬉しいのに、嬉しいはずなのにもやもやする。

まるで失恋でもしたような心地だった。真逆なのに。

自分はあの人とこの先長く付き合っていけるのだろうか。

昨日、帰り道にうっすらと一日を振り返っていて、これからのことを考えて、もやもやして、不安になって、自分では処理しきれないさみしさと悲しさ、遣る瀬無さに襲われてしまい、つい友人に電話をかけてしまった。

他愛のない話しかしていないけれど、家に着くまでの10分間話しただけで安心した。

嫌いなはずの電話を頻繁に連絡を取り合ってるわけでもない(でも長い付き合いだ)友人に掛けて、はじめて自分情緒不安定になっていると自覚した。友人に何度もいきなり掛けたことを謝罪して、感謝して、何も聞かずに取り留めない話をしてくれる優しさに救われた。

けれど、昨晩少しましになった虚しさをいまも引きずっている。

この言い表しようのない虚しさは何なんだろうか。答えを探している。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん