2020-09-25

まれていた学生時代

中学受験の是非の議論の喧々諤々を見ていて、自分学生時代まれていたんだなと思った。のでぼんやりのろけてみる。

小学校から中学校までは地元公立学校に通った(お世辞にもあまり治安の良い地域ではなく、勉強もできる地域でもない)。

成績は優秀(当社比)だったので、先生たちからは可愛がられたほうだと思う。

友達にも恵まれたほうだと思う。幼馴染にヤンキーギャルが多かったか積極的いじめられることは多くなかったし、いじめられても友達が守ってくれた。

オタク趣味もあったかいじめられっ子とも仲良くなれた。

勉強は家でやっていたので授業の質は低くても高くても問題なかったし、受験問題なく志望校合格した。

しかった。

高校地元を離れた公立進学校に通った。

公立とはいえ家柄のいい友達も多く、いわゆるハイソ世界垣間見ることができた。

色々自由やらせてくれる校風だったので、部活イベントに好き放題打ち込み、楽しい思い出が忘れられないほどたくさんできた。

授業も面白くて、好きな科目が明確になり、大学勉強したいことベースで選べたのは特にまれているなと感じる。

地元にずっといたらあの先生には出会えてなくて、勉強の楽しさを感じることはなかったかもしれない。

自分自身は遊び呆けてたとはいえ授業のレベル進学校の名に恥じぬもので、予備校とか行かなくても特に苦労なく目標大学に入れた。

しかった。

大学国立大学に通っていた。

古き良き個性的先生個性的な授業で、毎日しかった。

学びたいことも期待以上に学べたし、密かにいだき続けていた小さい頃の夢まで叶えられた。

友達もやりたいことを選んで同じ場所にたどり着いているので、趣味も似通っているところが多く、自然と会話がはずんだ

高校までとは違って全国から人が集まるのでいろんな地域の話を聞いて、いろんな地域に行って、自分世界地理的に広がった。

公立学校でこじんまりしていたころは、北海道から沖縄まで友達が全国にできるなんて思わなかった。

しかった。

人生の節々を思い返すに、どこでも楽しい思い出があるし、どこでも学びがあった。

こうやって書き出すとよく分かるが、自分がなにか頑張っているというより周りの人や環境人生を豊かにしてくれているようだ。

昔の都合の悪いことを忘れているだけかもしれないが、細かいことを忘れた上でいい思い出が残るのならやはり恵まれて生きてきたのだと思う。

私立中学に行ってたら、地元高校に行ってたら、色々違う未来があって、その中にはもっといい未来もあったかもしれない。

でも少なくとも自分の歩いてきた道は悪くない道だったと思う。それはとても貴重なことだと思う。

俺って幸せなんだなー。これからもずっと幸せでいたいなー。

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