2020-08-09

anond:20200809033405

私自身が理系萌え工学部に進んだものの、憧れと自分がそれになりたいかは違うことに在学中に気づいて就職時に専攻から離れた人間なので、他人事とは思えなくてね…

とりわけ情報系の男性が好きだったが、私の場合はお付き合いとか結婚とか、増田よりもう少し推しに近づきたい願望があった。

そうなったときに専門が同じだと、お互いの専門への思いの熱さが災いして、どの実験手法採用するかとかで軋轢が生まれ離婚危機かになったら嫌だなあ…と妄想して、

非情報系の専攻にしたのも良くなかったと思う。(方向性は違うけどかなり拗らせていた)

大学の専攻も学問としては面白かったが諸処の事情仕事にしたいとは思えなくなってしまった。

で、いくつかの転職を経て叩かれがちな所謂職業プログラマになったけど、これが思ったより自分に向いていて、

今は理系男子よりも、とは言わないけれど理系男子と同じくらいプログラミングが好きなので充実した日々を送っている。

同時に、18のとき妙なことを考えず、普通に大学情報系の専攻に進んでおけばどれだけ良かっただろうと後悔したし、情報科出てないコンプレックスは今も消えない。

思えば、普通に自分自身が好きなものと向き合って極めようとする過程挫折することへの恐怖心が強く、

理系男子萌え理由自分理系なっちゃう私マジヤバイ女~」というメタ視点に立つことで自分を守ろうとする意識もどこかにあったと思う。

別に増田がそうだとは言わないけれど、私はそれで自分が本当に好きなものを見つけるまでに30超えてしまって人生遠回りしたので、もし増田にもそういう部分があるなら自分省みるのは早い方がいい。

親に頭下げて転科/文転可能ならそれもいいし、学生やり直すのが現実的じゃないなら、就職時は分野を変える大きなチャンスだし、第2新卒ぐらいまではまだまだ全然やり直しもしやすい。

増田人生を楽しむ力が強そうなので、別に今のままでも上手く生きていけそうな気はするけれど、ちょっと似ているババアからの小言でした。

というか増田は、勉強と違って仕事なら楽しめる可能性も大いにある。研究職は知らないけど、一般的仕事なら良くも悪くも大学勉強とはベクトルが違うから

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