■なぜドローン少年はこんなに叩かれるのか

NHKのニュースで「逮捕の少年 ドローンで撮影の動画配信で金得たか」などと報道されている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150522/k10010087751000.html

逮捕されていなければ、むしろ15歳の若さで自分の力でお金を稼いでいるという事は褒められても良いぐらい立派なことだ。

それなのに「警視庁は、少年が動画の配信によって金を得ていた疑いがあるとみて調べています。」などという表現になっている。

まるで金を稼ぐことが悪いみたいに。

「TV局は公共の電波を利用して金を得ていた疑いがある」とは誰も言わない。不公平極まりない。

この少年をたたく勢力には次の３つがあると考えられる。

1: 頭の悪い大衆

この少年の行動力と勇気に嫉妬し「生意気だ」などと批判する無能な大衆。

ルールやマナーを守る事より大事なものがある事を理解できない残念な存在。

自分の頭で考える事ができないのでルールやマナーを守ることが至上命題。

この少年の何がどうダメなのかキチンと説明することが出来ないので「ルール違反だ」としか批判できない。

2: TVメディア

自主規制でがんじがらめにされているTVメディアにとって、このような生配信をする存在は邪魔者でしかない。

自分たちを脅かす存在は、善悪の区別なく徹底的に叩くのが彼らのやり方。

報道の自由という権利について声高に叫ぶのは、あくまでも自分たちの利得を守るための大義名分に過ぎないことが露呈している。

今後は生配信自体を問題だと捉えて攻撃するだろう。

3: 警察

少年の動画の中で一番コケにされている存在。

危険性の高いドローンを警戒するなら分かるが、彼のドローンにはそこまでの危険はない。

しかし官邸ドローン事件によりメディアに注目されているので、

ドローンと名のつくものは全て自分たちのメンツを脅かすものと判断し、過剰に反応している。

コケにされた事もあり、この少年を見せしめに逮捕し、自分たちのメンツを守ろうと必死。

これら３つの勢力によって「まあ子供のする事だからw」で済む問題がものすごく大変な事件のような扱いになっている。

そしてその事に違和感を感じない残念な飼い馴らされたモブ達。

ドローンや生配信など、新しい未来の潮流になりうるものを、その危険性を正しく判断できず「とりあえず禁止」にしてしまう

残念な国、ニッポン。

この国はもうダメかもわからんね。

昨日公民の授業で先生が「ドローンみたいな危険なものを云々」と言っていたのを聞いて、

俺もこの少年に倣って小学校を中退しようかと思いました。

Permalink | 記事への反応(3) | 11:33

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