2014-10-26

我が家ベネッセ顛末

最近報道も下火になってきたようなので、我が家ベネッセ顛末を記録しておく。

2014年3月

xxxx+benesse@yyyy.com みたいなメアド宛に迷惑メールが届き始める。

xxxx+benesse@yyyy.com は、ベネッセ提供サービス自分アドレスとして登録したもの。当然、ベネッセサービス以外には使っていない。

2014年4月

Web経由で、ベネッセに問い合わせ。情報漏洩などの事実がなかったか調査と回答を依頼。

登録内容の確認などを挟み、2往復目で以下の回答。要は、

ということ。

平日にまとまって対応できるような時間もなく、交渉のプロを相手に変な言質を取られるのもイヤだったので、何かあれば電話ではなくメールでやりとりしたい旨を連絡。

引き続きセキュリティには気をつけるといった旨のメール受領して、いったん終了。

2014年7月

ベネッセ情報漏えい報道を受け、やっぱりオレ様の情報漏えいしたのでは? と改めて確認

オレ様のメアド漏えいしていないとの回答。加えて、業務外や社外から不正アクセスはなかったことも改めて確認たとのこと。

この時すでに、報道で、内部関係者が通常業務を装って不正情報を持ち出したことが分かっていたため、「業務外や社外から不正アクセスはなかった」確認だけでは不十分と感じた。また、この直後にオレ様が使っていたサービス情報漏えいしていたと報道発表。なぜ、こうも調査が甘かったのか理由を問いただしたメールに対する回答。ほぼ平謝り状態だが、中身はない。

2014年9月

9月10日個人情報漏えい事故調査委員会の報告直後、結局オレ様の情報漏えいしていたと確認できた旨、連絡を受領

これ以降

周囲の話を聞く限り、オレ様へのお詫び対応は優先的に行われた模様。手紙が来たのがやたら早かった。

さらに1ヶ月半後、追加で2通のお詫びの手紙が来た。結局、我が家からは3件の漏えい確認できた、ということだろう。

の2点は、正直許し難い。

調査結果によれば、6月27日情報漏えいの可能性を認識したとのことであり、オレ様の4月の問い合わせは全く生かされていなかったということになる。また、6月27日以前にも情報漏えい示唆する問い合わせがあったなどという記載もないようである。もう少し、顧客の声1つ1つに真摯に向き合う姿勢があれば、こんな事態を引き起こすこともなかったのではないかと思う。重箱の隅系だが、「お客様本部」の位置付けを「お客様への支援を行う専門組織」としているあたりも気になる。ベネッセ不手際迷惑している「お客様」に対し、ベネッセが「支援」をするというのである支援などという第三者的言い回しではなく、ベネッセ自らが回復させるという主体性を見せてもよいのではと思う。

さらに、問い合わせフォームについても問題を感じた。こちらが投入した質問文が、問い合わせシステムから返ってこないのである。こちらがテキストエディタなどで作成した文章コピペすれば、一応保管はできるのだが、ベネッセ側が認識した質問文を、問い合わせ元は確認できない。うがった見方をすれば、ベネッセ質問文を偽装できるのである。よく「以下のような問い合わせを受け付けました」と、質問文をそのまま返してくる問い合わせシステムがあるが、ベネッセはなぜそうしなかったか、ということである

情報漏えいへの対策としては、今ベネッセが取り組もうとしているように、システマティックにできるようにすることが重要だとは、オレ様も思っている。しかし、さらにその上で、数十年にわたり様々な方法個人情報を集めてきた会社としてその責務を認識し、顧客に対する姿勢がどのように変化するか、も注視していこうと思う。

ベネッセ以外に

ここ、数年思っているのだが、「xxxx+zzzz@yyyy.com」といったメールアドレスを受け付けない入力フォームに、よく、出くわす。「+」がメールアドレスに使えない文字だと言われるのである。はじかれたときメッセージで「正しいメールアドレス入力してください」というのをよく見る。

いろいろ理由はあるのだろうが、ぜひ、「+」も使えるよう、「修正」してもらいたい。「+」は、メールアドレスに使用できる文字のはずである。間違ったメールアドレスなんかでは、決してない。

  • ここ、数年思っているのだが、「xxxx+zzzz@yyyy.com」といったメールアドレスを受け付けない入力フォームに、よく、出くわす。「+」がメールアドレスに使えない文字だと言われるのであ...

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