確かに、いつまでも産めるような気がして将来を建設的に考えない人もいる。
医療に頼りすぎとか、自分本位だとか、ちゃんと将来設計して若いうちに産んどけよと言われる。
産んだあとも子どもを食わせるために働くと、子ども預けるな、家庭で育てられないなら作るなと言われる。
結婚相手に経済的安定を求めるとそれはそれでディスられたりして。
女だけが大変だなんていう気はさらさらないけど、八方塞がりだなあとは思う。
むやみらたらに養育できないくらい作るのはどうかとは思うが、
女の人生設計の中で産む産まないことに対して、理由付けが必要なのもおかしいと思う。
少子化がなぜ問題なのか、考えなくていい世界がいい。問題だから産まなきゃということもない。産みたいから産む、産みたいと思わないから産まない。それでは駄目なのか。
産まれることになんの意味も理由もないことが自然な世の中にしたい。
もちろん、子持ちの人間が傲慢な態度になってはいけないと思う。
妊婦は席を譲ってもらって当然。ベビーカーが優先されて当然。社会が保障してくれて当然。子どもを持っていることが偉い。そんなことは決してない。当然と考えず、謙虚気持ちでいるべきだ。
そのへんは子持ちの人の周りに対する配慮が大切だ。
しかしやはり子どもってコントロールできなくて大変なのである。私は子どもいないけど、きっとそう。
誰しも子どもだったことはあるので、想像できるではないか。良い年して、未だに自分は手のかからない良い子だった…なんて思ってる人がいたらそれは危ない。いやあんたもそれなりに手がかかったはずだよ。日々のぐずり、教育、病気とか予防接種なんて想像しただけで頭がパンクしそう。
自分が子どもを持たない人生でも、持つ人の人生を認めて、更に配慮できたらこんなに良いことない。
自分が子どもを持った人生でも、持たないという選択肢もあって当然と思える人になりたい。
そしてそれが男女の垣根を越えて実現してほしい。
男女雇用機会均等法は、男性の働き方に女が合わせる→合わせてると出産・育児が難しい、っていうおかしなところから抜け出してほしい。
女は子どもを持つ機会を失うことなく対等に働ける道と、子どもを持たないからガンガンキャリアアップしたい!人が歩む道と、子どもいなくてもキャリアアップだけが勤労じゃない。っていう色々な道が用意されて然るべき。
もちろん男の人も、育児に参加したい人、子どもを持たない人、どちらにせよキャリアアップしたい、それほど執着してない、どちらの道があっても良いはずでは?
少子化が止まることはないと思う。しかし、緩やかにすることはできるのではないか。
それは、おかしな手帳を女だけに配ることで解決できることではない。
(今さら手帳て。月経手帳みたいなのも昔もらったが1ミリも使わなかったわ!愚かな発想だ…)
子どもを持てる環境と、持つことに対しても持たないことに対しても後ろめたくない社会があれば、産みたい人はちゃんと産む。
あとはまた別次元に、童貞処女問題があるのだけど、それはまた今度にしよう…。
これは当然だよ、恋愛至上主義がもたらした歪み。昔は結婚が当然で、有無を言わさずさせられてたのだから、結婚さえすれば童貞処女じゃなくなってたんだから…。これも根深い。
あと、非嫡出子の問題な!せっかく生まれてきた命、非嫡出子だってちゃんと食わせてれば問題ねーだろ!ばーかばーか。
このへんもまた考えよう。
【追記】
私は自分が女ってことを、産める機械だなーって思ってますよ。まじ役得。
でも産める機械なのに、いちいち産むことに理由づけが必要な環境って面倒くさいなあと。
そして産める環境を自分で作り出そうとして、やっと産もうとしたときに周りにやんや言われるのは不本意だなと。
そして産んだとしても育てづらい環境は本当に嫌だなあと。
産む特権は女にあるわけですが、性別関係なく人は育てることのできる機械なんです。
それは自分の血をわけた子じゃなくてもです。
育てる機会がある。
そう思う人が増えたら、少しずつ摩擦が減ると思っているのですよね…。
そしたら少しでも産みたいと思ってる人は産むよ。
お前らは、社会的見たら「産む機械」なんだってことは、もうちょっと自覚しろ。 産まない自由があるのは、生産過多で調整が必要なときだけなんだってことを。
自身は「産ませる機械」だってことを自覚してるのかね 物好きなメス相手にだけでも「このオスの子供を産みたい」と思わせる努力をしてるのかい まあお前もがんばれ!