2011-11-15

昔の上司フリーダムな思い出

冴えないリーマンにとって、上司の悪口は洋の東西を問わず定番ネタらしい。

この日記もそんな話がダラダラ続く予定なので、興味ない人は無視しておkです


今まで何人かの上司の下に付いたけど、彼を超えるレベルの人に会うことは多分ないだろう。

課長クラスの人で、妻子持ちのバブル世代

性格は基本的に女好きオラオラ系とっちゃん坊やで、今だったらギャル男系のリア充に分類されると思う。

アグレッシブだし自信家だし向上心あるし目立つの大好きだし何故か迫力もあるけど、ナルシストというか。

しつこいセールスとかにも「いらねーっつってんだろ!?」とすごめるタイプかな。

30代前半で課長やってたくらいだから気さくで話し上手という具合でコミュ力は抜群だけど、なんというか「相手の気持ちを読んだ上で一切意に介さない」人だった。

相手への気遣い自分の気持ちを妥協させるのが嫌なタイプ

あとデリカシーという単語は、彼の辞書には多分ない。


若い頃は色々トライしていたらしく、「モテたくてテニスやったけど全然だったよw」とか「(モテたくて)ギターやってたけどメロディ弾けない人でさw」と某洋楽ロックバンドの名曲のイントロを弾いてたのを見たことがあった。「パチで負けてるときに店で同僚に会うとやりにくいよなw」とも言ってた。

仕事では要領を得ないことにはとても厳しかったっけ。

一部の社員は出社拒否になっちゃって、彼が電話で問い詰めた挙句「もうできません?じゃあお前今すぐ辞表持って来い。あ、夜持っていきます?ふざけんじゃねーぞ!」という具合でとても歯切れの悪い幕切れになったことも。

あとデブハゲ童貞に対しては徹底して差別的で心底バカにしていた。

「お前童貞?じゃあ風俗行け。幼女誘拐したら困るし色々捗るぞ」とか「なんでお前に訊くかって、そりゃこの事務所にデブお前しかいねーじゃんw」なんて会話もあった。

そこでスルー力を発揮すると「お前、俺がこの話するといつも聞いてないよな。『このオヤジまた言ってるよ』って顔するもんな」と鋭いツッコミが入るのでなかなか面倒。

幸いウチの会社は自社ビルを持っていないので、彼が電話で受付の女の子ちょっかいを出す事案は無かったが、女性社員からは「あいつのボケはツッコみにくいしキモい」と評判だった。


そんな彼も、後ろ盾になる部長が、無理な事業展開とそれによる損失を隠すための粉飾ギリギリの経理操作により会社ピンチに陥らせた責任を取って辞めてから、程なく元部長が作った別会社に船を漕いでいってしまった。この世渡り上手め。

まあ彼はその部長の手先という側面もあったし、部長のほかのシンパも数年で別会社移住した。

これによって膿が綺麗に流れ出た・・・ということにしておく。


でも今思えば、ああいう「イエーイ!!」の一言に尽きる生き方もアリなんだろうなーと考えるようになった。

後で梯子外されて突然死するリスクはあるにしても、そんなん当人にとっちゃ折込済みだろうし、一時期でもオラオラで稼げるならということもある。

まあ自分キャラ的には、こういういつまでも我に返らない生き方は絶対持たないので無理だけど。

  • あとデブとハゲと童貞に対しては徹底して差別的で心底バカにしていた。 「お前童貞?じゃあ風俗行け。幼女誘拐したら困るし色々捗るぞ」とか「なんでお前に訊くかって、そりゃ...

    • 横だけど、 他人にハゲと悟らせないように偽装可能だから「ハゲは永続的なもの」とは考えてなかった可能性がある。 「ハゲを他人にバレように取り繕えるほど金や知恵やコミュ力がな...

      • 横だけど、 他人にハゲと悟らせないように偽装は可能だから えっ そうなの? 知らんかった… かつらは大体わかるよね?

        • カツラだって毛の塊を頭にスポッとかぶせるだけの単純なものしかないわけじゃないからな。 毛と毛の隙間を補完して地毛となじませるようなタイプとかあるし。 自分が気付いてないだ...

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