はてなキーワード: うちらとは
ちょっと前のことだけど、夜8時前に近所の道路を自転車で走っていた。和歌山県某所で、当方は会社帰り社会人♂である。スーパーに寄って帰ろうと思っていた。
其処は車1.5台分程度の細い道路だった。一応はアスファルト。それで、自分の前には1台の自転車の姿があった。スイスイと走っている。
でも、「なんかおかしいな」と思っていた。距離が近づくとわかった。その自転車乗りは無灯火運転だった。
そしたら、正面の方から3台くらいかな、家族連れの人がチャリを漕いでいた。親御さんと、子どもが2人いた。
それで、そのうちの1人、お父さんかな。いきなりだった。
って言うと、自分の前を走っている無灯火の人を止めた。
「ライト点けないとだめでしょ」
とお父さん?は言ったのだ。
自分も、狭い道路だったので、なし崩し的に止まることになった。
そしたら、その無灯火の人がさ、
「あ? なんでテメエ、コラ」
と、その無灯火の人は言った。ルックスを見た感じは……夜目だったけど、自分と同じ30くらいだった。
グリーンの作業着だった。傍目で見ると柔道着みたいな感じがした。背丈は普通くらいかな。
そこからのやり取りは、当方の人生で見たことがない感じだった。
「それ、お前の常識やんけ」
「お前が思っとるだけや。はよどけ」
「無灯火! ケガしたらどうするんや」
「待て、こら、おい」
「あ!!!!??」
ここで、彼が自転車を降りた。
「お前、俺が今、どういう気持ちかわかっとんか!」
「……」
「何をさっきからグチグチ言うとんじゃ。ワシはのう、お前に手を出すんを、精いっぱい我慢しとるんやぞ!!」
「呼べっ!!」
自分は退散しようと思った。
それで、自転車に乗って、彼らを追い越してスーパーマーケットに向かった。
買い物を済ませた後、やじ馬根性で帰り道にあそこに寄ってみると……現場に警察が到着していた。
一応は地元民である。すぐ近くにあるブロック塀の陰で、聞き耳を立てることにした。
案の定、無灯火の人がお巡りさんから詰問を受けていた……ここで、pixel8の録音をオンにした。最新のアンドロイドの自動文字起こしは高性能だった。
以下に記録を書いてみたい。
無「四回目くらいやな」
無「別に思わん」
巡「悪いことしてる認識は?」
無「ある。悪いことをしてる。でも、俺は偽善者じゃない。ごまかしてなんかない。悪いことしてるとわかってて、正面からやっとる。罪の意識と向き合って、それを乗り越えとる」
巡「それ、開き直り言うんやで」
無「あ、そう。で、どうするの」
巡「○○さん。いい加減に捕まえるよ」※近所のすごく大きい家の苗字だった。この一世帯しかない。
無「そういうの、俺の親父と、じいさんが悲しむからやめようやwwwお巡りさんも知ってんやろ」
巡「……あなた、市の職員やろ。うちらとおんなじ公務員。常識守って、しっかりせんと」
無「関係ないやろ。別に職場に通報したってええで。ワシは本気よ。じゃあ、行くわ」
※ここで、あのおっさんが何か怒ってたけど、レコーダーでは文字起こしできなかった。距離が遠かったのだろう。
「なんで逮捕せんのですか、それで済ますんですか」だったら聞こえた。
花の金曜日にこんな話をしてすまない。でも、この光景はちょっと、自分には来るものがあった。
自分という人間は、学校で習った常識に従って生きてきたはずだ。それこそずっと。
中学も高校も、学校の先生の言うことをちゃんと聞いて、それなりの成績で、世間でバカにされない程度の大学を出て、今はしがない化学工場勤めである。
そんな中で、彼のようなヤツに出くわしてしまった。
正直、ちょっとだけ羨ましかった。自分は、年上には敬語だし、同僚にも敬語だし、年下にもできれば敬語である。
目上の人間には絶対的に敬語を使う。それと、法律にはちゃんと従う。自転車に乗ってても、赤信号無視とか絶対しない。停止線では一時停止する。それが社会のルールだと思っている。
あの彼は、ちょっと生きづらいのかもしれない。でもさ、あんなに破天荒でも地方公務員として採用されるんだし、実際に働けてもいるんだろう。
そういうことを考えると、コツコツと工場作業員として頑張っている自分と比べて、あっちの方が人として優れてるのかも、とか思ったりする。
愚痴みたいになってしまった。ちょっと思ってみただけだ。早めに忘れてほしい。
増田はいいよな。匿名だから。約一年前からほぼ毎週、読んでいる。アタリを引いた時の感激がすごい。
小心者のブログには、とてもこんなことは書けないよ。
とある趣味サークルでは地元公民館で丸一日遊んだあとサイゼリアに行ってだらだら話しながら飯食って帰るのが定番だった
いつもはだいたい12~6人くらいで2つか3つのテーブルに別れて座ってテーブル関係なく話したい人と話してた
その日もいつも通り大勢でサイゼリアで話してたら後からカップルが入って向かいのテーブルに座った
優しい彼氏は壁側のソファーを彼女に譲ったのだが彼女は彼氏が大喜びしてそうなミニスカートを履いてた
2人用の小さいテーブルは横の防御力が著しく低いので見えそで見えないミステリアスバミューダに俺は釘付けになってしまったのだが
さすがに見過ぎは申し訳なさすぎる
妻子いるジェントルマンがパンツ見たさにテーブルの下を凝視するなど情けない
と気にしない振りをしてみんなとの会話に戻ったのだがなんかみんなも適当に相槌するばかりで話が乗らない
サークルのメンバーに無職や低収入がいると書いたけどやっぱりそういう人らは女に縁が無いのだ
これを逃したら次は無いだろうというチャンスに遠慮なくガン見しちゃったんだろうな
サイゼ好きの彼女がネットミームになるはるかに昔の話だけどサイゼ好きの彼女のネタを見ると思い出す
うちらの失礼な行為で貴重なサイゼ好きの彼女の一人に「サイゼリアは女に縁のない無職や低収入が無遠慮にスカートの中を覗いてくる客層の店だ」と思わせてしまった
いまでもとても申し訳なく思う
(ブコメ)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240510000324
(二階)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240510000324
電車止めたらいいと思うよ。なんで止めないの?触られたり触られたのを見るたびに車内車外問わず緊急ボタンを押すように鉄道会社が勧めるべき。ストライキと同じだよ
片っ端から通報して電車止めるのは良いアイデアだと思います。被害者が我慢してコスト負担する必要なんか一つも無いです。乗り合わせていれば協力します。
コストで動く人たちを動かすために電車止めまくった方がいいと思ってる。他人を犠牲にした幸せって突き詰めるとただの奴隷制度なのよ
世の女性たちが「よし分かったうちらで何とかするわ」ってなって片っ端から通報したら、電車止まりまくるけどそれはいいの? 女性が我慢することで既にかかってるはずのコストを見えなくしてるのが現状では。
なんか「電車止めたらいい」とか言いだす奴が出てきたが、自分に関わりのない出来事でホイホイ電車止められるなんて女でも女でなくてもイヤだろう。順法闘争やスト権ストの行き着く先は暴動だった。通勤電車に乗るのは主に同じ労働者だったはずだが、それで労働者同士の理解を得られたかといえばむしろ逆効果だった。
というか共同体のために自分が何かを負担したりするのを嫌うのはむしろ女の方だろう。少し前だが資生堂ショックというのがあった。あれは既婚子持ちの女性社員への独身女性によるフォローに対して反発が起きた構図だが、出産と育児という企業あるいは社会にとって「良い(正しい)こと」を実現するための負担を独身女性が嫌った結果、うまくいかなかったという実例だ。同じ女同士であっても「なんで私がそんなことまで負担しなければいけないのか」という形での対立は生じうるということだ。最近だと「子持ち様」という言葉にそういう反発がよく表れている。
そんな仕事関係もあってか、私が友人の方に行くことも、都内に住んでいる友人に会うこともここ数年は憚られた。
けれどコロナが第5類になって、医療現場もルーティーンが確立し、かなり余裕ができたため、友人と会うことに。
コロナ禍に入る前のアラサーと呼ばれた頃、互いに恋人はいないし自分のことで忙しいしで、一生独身かもと笑い合った。
久々に会うから、何か変わったかと聞いたら、結婚したから名字が変わったと言われた。
は?
けっこん??
頭の中では?が四方八方に散らばり、私の意識は宇宙のかなたまで放り出されそうだった。
実際は独身仲間が一人減り、孤独のかなたへ放り出されたのだけど。
彼氏いたの?
→友達以上恋人未満な人がいた
付き合ってたの?
→付き合ってないよ
いつ結婚したの?
→3年ぐらい前
えっ、な、なんで……
→その人が海外勤務で、何かあっても家族じゃなければ生死がわからない
マジか……以外の感想が出てこなかった。
知らんかった……。
向こうは私が医療従事者で、コロナ禍でてんてこまいだから、今伝えるのもなんか違うと思ったらしい。
言ってくれ。
その時言ってくれた方が、傷は浅かった。
来年アラフォーと言うこの時期に言われた方が、傷が深いんだぞ……。
とりあえずおめでとう。
は?一緒に住んでない?
家は別?
なんで????
氷河期マンなんだが、この大学でこの会社入れるのか今…みたいな表を見てショック
もしかしたら入社してから大変な思いしているのかもしれないけど、もし入社後のフォローもばっちりで育ててもらえている、なんて状態だったらバリショック
他の世代より4ランクくらい下の会社しか入れなかったし、お前の代わりはいくらでもいるから自分で土日で勉強して来いと言われて育ててももらえないし新卒即戦力望まれてたし全体的に治安が悪すぎたあの頃を思い出す
会社のランクが低くて給料が低いだけならいいけど、ランクが低い会社はほぼ例外なく社員の民度が悪いしスキルが身につかないし仕事が楽なわけでもなくむしろキツいし
まあ今の新卒が辛い思いしてないなら良い事だけども
股ゆるセックス女がよ、
周りに流されて必死こいて男探して、結婚しない女を見下して結婚して波に乗れた、これで皆と一緒だから差別されない!と安堵しておきながら
男の配偶者や母親という立場になって嫌な思いした途端にフェミニズム!シスターフッド!独身既婚も関係ない!手を取り合いましょう!は草だわ
そういう世の中で人生送らせてやりてえって思って子ども産んだんだろ?子どもにも同じ嫌な思いをさせてやるぞと意気込んでセックスしたんだろ?男とセックスする女になって男の金で右往左往する人生が幸せ!って納得したんだろ?
幸せな結婚!男が良かったんじゃない!この人が良かったの!パートナー!人生の仲間!とかふわふわしたこと語ってうちら夫婦はアップデート済!みたいな空気出してんのもきっっもちわるい
自分が都合の良い時だけ男のかさきて虎の威を借る狐みたいことしてるなクソ女で都合悪いと悲劇のヒロインぶってるバカ女でしたと懺悔してからフェミニズムを語れ
子持ち既婚者の言うシスターフッドや手を取り合い助け合おうは助け合う気なんかねえんだよ
男に嫌気が差してきたから独身女を都合よく利用したいだけなの見え見えなんだよ気持ち悪い
更生した非行少年よりも非行に走らなかった人間のがまともだろうが
まともだと思われてえなら懺悔と禊してこい
マンガ雑誌にグラビアアイドルを載せるなって話ではなくて、マンガ雑誌表紙にデカデカとグラビアアイドルが個人的には納得いかない
載ってる作品のコスプレならまだ理解できる。載ってる作品を表紙にでっかく載せて応援してほしい。
デカデカと大きく載せるのをやめてほしいんですよ。グラビアアイドル雑誌じゃないんだから
未成年者(17才以下)のグラビアアイドル活動も止めさせたほうが良い。大半のグラドルもグラドル使う方もファンもまともな人だが、一部ろくでもない人がいるからだ。
やってみたら予想以上にSNSで変なリプライ増えたとか、なにか問題が起きたとき未成年者が被害に遭うとめちゃくちゃ批判されるしな。
最後に、「うちらはちゃんとやってるから」で済ませて他の団体(他人)への批判を怠ってはいけない。
「撮り鉄」や「ビーガン主義者」とか、ルールを守るまともな人が大多数なのに一部の人の過激な行動によって全体が変に見られる。
■anond:20240301113618言及先エントリを閉じる
俺は30代後半、未だ独り身で仕事から帰ってかなたその配信を見るのが唯一の楽しみとなっている。
もはや俺の人生の目的はホロライブを見ることのみと言ってもいい。
初めてファンになった日からいつも変わらず配信を続けてくれる4期の皆には感謝しかない。
かなた「てってれー実はボクたちもうとっくに結婚してましたーどっきり大成功!」
オレ「え?え?」
ルーナ「子供いないのは君だけなのらよ。ルーナもうママなのらぁ。」
トワ「子供いることばれないように表で不仲営業してたのまじ辛かったwうちら子供も同じ幼稚園に通わせてんのに、なんでこんなことしてんのってw同じ習い事もさせて、しょっちゅうあってんのにねwかなた、あんたのせいだからねw」
かなた「えっ!?あたし!?wでも産むタイミングも合わせようとかわためが言い出した時はおめぇまじか!と思ったけど結局良かったわw」
わため「困ったときは皆で協力しあえたよね!もちろんスパチャをくれたわためいとへの感謝の気持ちはずっと覚えてるし、子供にも伝えていくで!」
ドッと笑う4人
かなた「それじゃ、ぼくたちはこれから家族ぐるみの付き合いがあるから。へい民のみんなも早く幸せ見つけてね。今までありがとう。それではみなさんおつかなたー」
オレ「おめでとう…たそ…おめでとう…うぅ…」
年齢から考えても俺の人生にもう喜びなど無い。翌日首を吊った。かなた俺の分まで生きてくれ。家族とお幸せにと思い残しながら。
るしあ「その点バツイチるしあは安全なのです。いつまでもあなたの隣に……って、死んでるじゃん!」
この後、ネクロマンサーの緑髪ロリに無理やり蘇らされた俺は、あてどもなく世界を放浪することになった。どうせ一度は死んだ身だ。子孫は残せなかったが、彼女とともにこの世界の行く末を見るのも悪くない。大好きだよ、るしあ。
「リニアを京都に通してほしい」って言う京都民の意見をよく耳にする。
かと思えば、同じ口で「北陸新幹線は地下を工事するから反対だ」「金は出したくない」「米原ルートでいい」って言ってる。
人様の金で工事してもらう分には大歓迎なのに、自分たちは金を出したくない、税金投入ハンターイってよく言えるなあ。日々着飾ってるプライドは飾りなのかな。あと米原ルートって永遠に乗り換えるか特急券が高くなるんよね。そのへんのデメリットって多分考えたことないんだろうね。東京とつながることで頭が一杯で、北陸のことなんて見えてないようです。リニア通りそうもないのに「うちらは東京と繋がりたいんや、北陸なんて田舎は知らんわ」と言うはんなり思想が目に見えるようだ。
んー最初は便利だったし救いだったとも思うよ
例えば白シャツ・ベーシックとされる色・ピンクやベージュのリップ、そういう「ざっくりと誰にでも似合うはずとされてるもの」に対して「なんか自分にはどうしても似合わないことがあるんだけど!めっちゃ着太りするんですけど!顔色も悪くなるんですけど!なのに定番らしいよこれ!」=“普通”のものすら似合わない自分 というものにうっすら絶望してやり過ごす時代が長かったと思うんだよね
骨格診断とかPCってそこに「似合うやり方もあるんだよー!絶望しないで!工夫次第で似合うものを選べるんだよ!」って紹介のされ方だったし、需要のされ方もそうだったと思う。
最初はね
それが爆発的に広まる=よりわかりやすい表現に尖らせられる、という過程において「このタイプだと勝ち確」「ほっそりして華奢なのはこのタイプに多い」というように言い回しが過激になってきたきらいはある
多分その方がバズったんだろうし、ある種の人の「誰かより優位でいたい」という感情にフィットしたんだと思う
転じて「じゃあこれは負け組か」「結局うちらがっしりしてるってこと?」みたいな内面化と普及が進んだ現状は、初期の「得意なことを把握して楽しくやっていこ」精神の頃が好きだった人間としては確かに悲しくはある
いっぱいコメントありがとうございます!
めっちゃ教えてくれてうれしい。
こんなの自分の周りで話しても自分と同じ価値観の人しかいないから聞けなかったと思うとネットって偉大だな~って思ったよ。
みんなが自分の思う最高の自分でいれる社会になりたいねはやく。
でも想定と違って、「別の指標があるからどうでもいい」じゃなくて「ブスだから」とか「家族がからかう」とかが多いのが気になった。
学校が厳しくても興味あってやりたいな~と思ったらプライベートでやると思うので、実際は校則とかあんまり関係なくて上記の2点がネックなのかなと思った。
校則も関係あるっちゃあるのかな、忌避観がなんとなく育ちそう。
ブスだからという意見に関しては、そんなことないよ!みんなかわいいよ!!!と思う。まじで思っている。
人生でブスに出会ったこと一回もない。クラスにも会社にもいない。たぶんそれは親とかから与えられた呪いで、私みたいな赤の他人が言っても意味ないんだろうけど。
興味はあるのに自分の容姿に自信がないというだけで手が出せなかった人から新しい趣味や生き方が生まれる可能性を潰したすごく罪深い呪いだと思う。「色気づいて」みたいな家族からのからかいもそう。そういうこと言う人に限って女らしさを求めてきそうなイメージがあるよ。あなたたちはかわいいので自信を持ってほしい。
コメントくれた人の中に、「鼻が大きすぎるとコンプレックスだったがメイクすると目鼻立ちがバランスとれることをおしえてもらった」って方がいたんだけど、たぶんきっとこういうことなんだよ。あなたたちのコンプレックスは絶対活かせるし、他人からしたらどうでもいいことだし、なんなら羨まれている可能性もある。
わたしも鼻が横から見てまっすぐ伸びている友人をうらやましいと思っていたら、本人はそれがコンプレックスでわざわざシェーディング入れて鼻の付け根の高さを消しているし、あなたみたいなおでこから鼻先までがくるんとなっている横顔がうらやましいよと言われたことがある。全然傷つく必要ないよ。コンプレックスに対して自信持てとは言わないけども!!!
スターターパック欲しかった人、その時そばにいたかったなと思った。憐れみとかではなくこれから沼にハマってくれるかもしれない人を見ているオタクの気持ちです。
田舎者でドラストコスメメインで頑張ってたからそこら辺の金銭的なアドバイスができた自分がその場にいれば沼に引きずりこめたのに!!!と無念な気持ち。
いろいろ指標はあると思うけど、勉強好きな人とかかっこいいなあと思った。いいよね、人生の指標があるということ。
あと生理的に無理だっていう人がいるのが全く未知の価値観で面白かった!面白かったって言うと変な意味に聞こえるけど、interestingのほうです。
女の子は誰でもどこかではお姫様になりたいと思ってると思っていたから、やっぱこれってあくまで個人の意見で、たまたまそういうコミュニティに属しているだけだったんだなあと思う。
気分が上がらない人がいるのも知らなかったなあ。でもそうだよね、私もいくら価値があってもブルーアイズホワイトドラゴンもらっても気分は上がらないし。
確かに筋トレと似てるのかも~~!って思った。筋トレと違ってメイクは切り替えできるところが強いかも。筋トレって気軽に体型変えれないからね。
あくまで私の中でなんだけど、武装のメイクと普段のメイクって違うんだよね。
武装のメイクは競争相手がいるときに自分を奮い立たせるためにやってた。それこそ高校のイベントごととか、就活とか、ガルバで働いてた時とかかな。
普段のメイクはあくまで「今日自分が過去最高にかわいいな~」と思えるメイクであって、対人を意識しないで済むメイクだからかな。
自分がかわいくて最高と自分自身で思えることがミソなのよ。なので他人からの評価はどうでもいいってなるし、武装の時と真逆の価値観でメイクしてるなという発見がありました。
正直クラス対抗の時とかは「おら~~~かわいいと言え~~~~????」の気持ちでメイクしてた。
それはまじでそう。
しかもメイク道具も安くないし、人におすすめしてもらっても、その人に合うものが自分に合うかなんてわからんしね。
そしてうまく合致するスタイルになかなか出会えなかったらもうええわってなるのも仕方ないことだわね…と思った。だってめんどくさいし実際。
世間でおもしろいと噂のAPEXやってみたけど全然操作うまくいかなくてすぐ辞めたの思い出した。
楽しいとこまでたどり着けなかったらそりゃそのまま興味のない人生を歩むよね。
そりゃそうよね、だったらメイクしないよね。
たぶん世間一般だとメイクしていない=身だしなみが云々ってなるんだけど、そういうことではないよね。
女らしいスタイル以外に好きなスタイルある人はそのスタイルの中で自分の好みを突き進んでるんだから、身だしなみはちゃんとしてるでしょと思う。
というか自分のおばがそのタイプだったと思う。今で言うと無印良品みたいなシンプルな服装とパンツスタイルが好きな人で、メイクも全然しないんだけど、眉毛とかはいつもきれいに整っているし、髪の毛もショートでちゃんとセットしているし、肌もすごいきれいな人だよ。最近会えていないけどきれいな人という印象だもん。その癖笑顔がまあめちゃくちゃかわいくてギャップなんですなあ。
おばのろけに脱線してしまったけど、髪の毛ボサボサとかならともかくメイク就活で必須みたいなの嫌だよね。この方はちゃんと自分を貫かれて、今もそれでいけてるのですごくよかった。
ここで強要されて心がおれちゃう人、めっちゃいるんだろうなあと思った。私も就活メイクは上で言った通り武装メイクだったから普段とは全然違ってかわいいメイクしたいよおおってなったから、就活のメイクについてはどんなメイクでも、していなくてもいいよとなってこの文化が薄れていって欲しいと思う。内定欲しかったから武装メイク作戦に切り替えたけど。
「ブスだから上方修正意味ない(意訳)」、「しなくても問題ない容姿だからいらなかった」系のコメントがめちゃくちゃ意外だった。
なんか、かわいくいたいって感情と、メイクによって自分が上方修正されているという感覚が一致しなかった。伝わるかな。
あくまで私の場合趣味みたいなもので、かわいくなりたい!ではなく「かわいいの最高値ですよ」なので、そこが感覚違うのかなと思った。ネイルがわかりやすいかな。ネイルしたところで自分の顔がかわいくなるわけではないけど、めちゃくちゃかわいい自分にはなれるじゃん!そういうことなんだよね。メイクしてて顔面偏差値上がったわ見たいな感覚は正直ない。武装メイクの時はスキルをかっ込むので顔面が上方修正されるけど。
メイクめちゃくちゃ大好きで、子どものころに子供向けメイクセット?みたいなのもらってからたぶんずっと好き。
おばあちゃんの家にあったうる星やつらで、塗った人同士の口をくっつける口紅をラムちゃんが作る回があったんだけど、そこだけ死ぬほど読み返したりしてた。
うる星やつらで記憶に残ってるエピソードこれとラムちゃんがツノを溶かすクリームみたいなの使って転校生の振りするみたいな回しかない。どんだけこういう系好きだったのかって感じ。
周りもそうで、母親はデパコス結構使ってたしクソでかスチーマー兼美顔器が家にあって、たまに使わしてくれたりとか。ちょっとしたお出かけにも眉毛をかいたりしてた。
おばあちゃんも毎日カーラーでかわいく前髪を巻いていて、口紅軽く塗ってて本当に絵本に出てくるみたいなふわふわしたかわいいおばあちゃんなの。
もう一人のおばあちゃんは脳梗塞かなんかの後遺症で早逝したしあんまり記憶にないんだけど、写真とか記憶の中だと赤くてかっこいいリップをいつもつけていて、片手でお化粧してるの見せてもらった記憶もある。
そんなんだから中学入るころにはメイベリンかなんかの色付きリップをカバンのポケットに忍ばせてて実際学校でも塗ってたような性格で、自然周りにもメイク大好きな子が多かった。
進学校(かしこいという意味ではなく、大学進学以外の選択肢がないという意味で)だったので、美容系の専門学校に行った友達こそいなかったけど、メイク上手な子とかファッションがいつも決まってる子は結構美大に行っていた。美大に行ったらメイクとファッションが進化していて、アイラインとかめっちゃ大胆な色とか構図で引いてた。かっこよすぎる。
うちの学校は結構成績さえよければなにやってもいいよな感じで、そもそも生徒側も叱られるようなラインを間違える人はあんまりいないんだけど、結構自由にやらせてもらっていた。
そんな感じなので、自然体育祭とか文化祭、クラス対抗では女子の装いがガチになる。
手作りのカチューシャとか、こったヘアアレンジとか、メイクいつもより濃くするとか。
これは何もメイク好き・ファッション好きに限らなくて、「普段はノーメイクで学校来るけどこの日はメイクしちゃう」って子もいるし、「まったく経験ないけどやってみたい!教えて!!!」っていう子もいる。
私もそうなんだけど、うちの学校のメイク好き・ファッション好きはやたらとお姉さん気質が多かったのか、後ろの黒板に「クラス対抗ヘアアレンジします! メイクは○○まで」みたいなのを書いておいて、興味はあるけどやったことないからどうしよう…という子が声をかけてくれたら事前に教えるのも、当日早く来て武装するのも手伝うのをやっていた。
なにもうちのクラスだけではなく、クラスとか学年違っても同じ感じでなので校風だったんだろうな。
あと仲いい子とそのために安いスポンジとか綿棒とかヘアゴムとかアメピンとか割り勘で買って準備するのも楽しかったし、やっぱり武装含めてイベントだったんだなと思う。
あんまりよくないけど、「うちのクラスのほうが髪かわいいよね~おソロだし~~」とか言っていた。気分はプロデューサー兼メイクアップアーティスト兼スタイリストだった。
家に親のクレンジングがあるかわからない子には、ウェットティッシュみたいなタイプのクレンジングを百均のジップロックに詰めて押し付けていた。アフターフォローもばっちり。
こんな感じの雰囲気の学校だったので、友達の中でメイクしない子がいてもドラストコスメ巡りに付き合ってくれたし、男でもメイクしてみたい!という子にやったり、男子改造計画みたいなのを夏休みにやったり、デートの服を何人もの人間で選びに行ったり、初めてのコスメ会に行くのに付き合ったりと、かなり装うということに関して土壌が豊かな環境で育った。
でもイオンもないような田舎だからデパコスも全然なくて、みんなセザンヌとキャンメイクとKATEとメイベリンしか選択肢ないし、服もGUはないからUNIQLOとハニーズで何とかするしかない。
遠出して電車に3、4時間揺られないと一般的な駅ビルがあるような都市にたどり着けない。そんな場所のわりにみんな楽しんでいたと思う。
余談だけど、うちらが中学の時に高校の先輩方がイベントで女装してるの見て、これもイベントにならんかなと思って生徒総会で男装女装コンテストをネタで提案したらしっかり通ったことがある。3年生の時に実現したので1年分しか見れなかったけど、男装の方はガチレイヤーの人が優勝し、女装の方はうちのクラスの総プロデュース男子が優勝した。どんなもんだよ。
なので大学も社会人になっても周りは変わらずファッションとかメイクとか好きな人ばっかだったし、なんならジェルネイルが追加された。金ドブですよあんなん。あんな爪がかわいくなるなら何万円でも払わせていただきます…。
でもこれたぶん私の周りにたまたまそういう人が類友で集まってただけで、クラスにメイクしない子もいたはずだし、社会にはなおもっと興味ない人がいるはずなんだよね。
私は幼少期からこんななので、もう生まれ持った素質の民だと思うんだけど、友達の中には大学からメイク本格的に始めた子もいるし、職場にはメイク手抜きでいくって子もいるけど、みんな会うときはいつもお互いに「自分の中での最高値にかわいい自分で!」というのが共通してるんだよね。
髪型も髪色もネイルも服もメイクも、そのすべてを使って、「好きな人に会うときは最高値にかわいい自分でいたい」というのが我々のような人間の最たる欲求だと思う。私もすっぴん部屋着でスーパー行くし。
好きな人にかわいい自分を見せたい欲求がない人もいるのかなとここ数日のXを見て思った。かわいい服買ったらかわいい顔と髪型合わせたいし、好きな人に会うのにかわいい自分を自慢しないわけにいかないと思わない人がいるんだなと。
働いててメイクめんどくさいな~と思う体調の日もあるけど、メイク好きな私でさえめんどくさい日があるんだから、メイク興味ない人はいわんやだよね。私もオンラインゲームを毎日強制されたら死んでしまうと思うし。
すごい紆余曲折したけど、私からしたら「かわいくいたい」がたぶん人生で一番でかくて、そりゃ好きな人にかわいいと思われたらなお幸せなんだけど、一番大事なのは「自分が自分をかわいいと思えていること」なんだよね。
だからメイクしない人?興味ない人?の感覚がうまくわからない。人生で一度も「かわいい自分でいたい」と思う瞬間がなかったということだと思うから、たぶんその人はその人で「自分がこうだったら最高!!!」と思う指標があるんだろうなと思った。これは私の中ではある種の「エウレカ!」だった。
これが…多様性……となった。
多様性ってこんなレベルでいいよね。魚好きと肉好きがお互い存在してもいいように。私は今まで魚は生が一番おいしいと思ってたけど、世界には生魚食べるの生理的に無理な文化の人も嗜好の人もいるもんな。
だからさ、そういう「メイクガチで興味ない」っていう人がどうしてもメイクしなきゃいけないときにさ、スターターパック用意してあげるのもいいけどさ、私みたいな装いキチ(見方を変えればルッキズム)の人が横でバカみたいにメイクとかに金使って幸せそうにしてるのを見てもらってさ、こいつらがこんなに熱中してんだからいっちょ私も楽しむ気持ちでやったろうかなとか思ってくれたらうれしいなって。
どうせやらなきゃいけないなら楽しいほうがいいよ。勉強も仕事もメイクも。
だから今日からも私はストーリーでキチっぷりをひけらかすのを辞めないと決めたよ。フォロワー各位覚悟してね。
あとごめんメイク興味ない人の心情を勝手に書いたけど、全然違うって人もいると思うからそれはごめんね!!!!
タイトル通り教えてくれると嬉しいけど、それは私の知的好奇心が満たされたくて呻いてるだけなので、優しさとかではないので…。