はてなキーワード: 帰化とは
戦後の混乱で今の韓国・朝鮮すら成立していなかった状態で占領軍の判断により生まれたのが在日朝鮮人。
韓国成立後は外交により国家間により在日韓国人のありようは決着済み。
北朝鮮とは国交が樹立していないにもかかわらず在日朝鮮人のありようは規定済み。
日本は帰化を受け入れている。他の国からの帰化よりもはるかに優先的に。
したがって、極論すると政治的な課題は「北朝鮮とどう付き合うのか」という外交問題のみ。
在日であることによって受けたであろう個人の事象は個人のものであって、あるあるー的なノリで一般化されてはいけない。
せいぜいケーススタディになる程度。
在日であるから受ける差別やいじめは、のろまだから、くさいから、とろいから、きもいから、などと同じように論理的背景などない感情論。
極論すると、全てのことに「在日だから」を理由として適用するのは「左利きだから」で全てを説明しようとするのと同じように無意味。
個人の問題は個人で解決せざるを得ない。在日が帰化を選ぶか帰国を選ぶか在日を選ぶかは個人の自由。
母国で安穏と暮らすのも、どこぞの国で困難に挑み生きていくのも、楽園を夢見て暮らすのも選択可能であるように。
困難な状況に生れ落ちたことを悲嘆する人間は世界中に溢れかえっている。
個人にとって環境は普遍のものではない。選択可能である。移動自由であるから。
自由な世界を生きることが出来るのは選択した意志のある者のみ。この国のこの町に住む自分以外の自分は存在しない事を自覚せよ。
決して社会に取り込まれて個人があるわけではない。
自分語りで「在日」や「いじめ」を解決しようとするな。共感を求めるな。それは集団への帰属を意味する。
社会的な問題意識に個人を取り込もうとするな。それは単なる思考実験で、何も解決しない。
自由になるには個の最小単位としての自分をただ自分のままにしておくこと。それしかない。
国家や社会制度を語るなら個の視点は最大公約数的曖昧さに取り込まれる。
自分を縛り付けているのは全て自分の作ったルール。ならば自分を開放するのも自分の他あるまい。
開放せよ!
ネットで匿名という限りなく自由な空間に、不自由な制約を持ち込んで個人を象ろうとするのは何故なんだ?
私は日本人で、諸事情でいま期間限定でアメリカに住んでて(来年には帰国する)
きわめてフランクによく議論してる。
「長い間差別があって、いまだに差別があるというのは、悲しいし腹立たしい」と言うんだが、
その一方で「何故彼らが日本に帰化するか、それとも韓国に帰るかしないのかが理解できない」と言うんだよね。
「彼らは、祖父母の代から日本に住んでいて、日本語を話し、日本で働き、日本の文化に通じている。
現在韓国や朝鮮で何が起こっているのかを肌で知っているわけではないし、
ルーツに誇りを持っているのは素晴らしいし同じ国にルーツをもつものとして誇らしいが、
韓国系の人間としてもっといろんなことができるはずだ(政治や選挙を含めて)。
そこでなぜ国籍だけにこだわるのか。日本にいて韓国の政治に深く関われるわけでもなし。
ということらしい。
そのへんはやっぱり世代の差ということなのだろうか?
在日韓国・朝鮮人と、韓国・朝鮮在住の韓国人・朝鮮人との関係ってどういうふうになってるんだろう?
ちょっとこの元増田に聞いてみたい。
自分が大学に入る前に一家丸ごと帰化した。たぶん、そのせいなんだろうけど、良い肉が安く手に入りにくくなったらしい。仕入先が変わったとの事。
そういうこともあるのかと、感心してしまった。
http://anond.hatelabo.jp/20090416005743
うちは、当たり前のように日本人だと思っていたが、自分が高校生の頃に在日朝鮮人というのを知ったよ。全く気付いていなくてびっくりした。免許取るときに何か変だなと両親に聞いて発覚した。自分が本名と思っていたものは通名だったらしい。親しい友人に、俺、朝鮮人らしいとカミングアウトしたんだが、「お前、自分で知らなかったの?!」と笑われたよ。
苗字が在日にありがちな苗字であり、家業が焼肉屋であり、今思えば、ジイさんバアさんは韓国語をしゃべれた。どう考えても在日なんだけど、自分で全く気が付かなかったよ。それがきっかけというのか知らんけど、自分が大学に入る前に一家丸ごと帰化した。たぶん、そのせいなんだろうけど、良い肉が安く手に入りにくくなったらしい。仕入先が変わったとの事。
そういう出来事があったんだけど、気が付いてから日本人になるまでに2、3年の間だったから、自分が朝鮮人だと考えた事なんて一度も無い。国籍は日本だけど、間違いなく血はあっちなので、なんか不思議な感じはあるけど、自分が日本人であることに疑いすら湧かない。この一連の在日の話で、ああ、そういえば俺も関係あるんだなという感じ。拉致とか在日特権とか南北問題も全て日本人的視点で見てる。超ノンポリ。
とりあえず、こんなのもいるよという事で手を上げておきます。
「全員帰せばいいのに」って言う根拠は、在日の人の主張が判を押したように「強制連行!」「謝罪!」「賠償!」って言われるので、だったら終戦時に全員帰らせるのが一番よかったんだなーと理解したから
つまり君は「強制連行!」「謝罪!」「賠償!」って言われるのが嫌で、それに反論するため「だけ」に論を組み立ててた訳ね。それは凄く不真面目だよ。
実際追い返してたら追い返された人がどうなっただろうかとか、追い返されたくない人がいたかもとか、強制連行された訳じゃない人はどう扱うべきだったかとか、そういうことも考えようよ。
1. 最初は「朝鮮」という国の国籍を有し、その領土に住んでいた。外国人ではない。
2. 日韓併合が起こり、「日本」の国籍を有し、日本国の朝鮮地方に住む人になった。外国人ではない。
3. 内地に引っ越し、「日本」の国籍を有し、日本国の内地に住む人になった。外国人ではない。
4. 敗戦後日本政府の決定で日本国籍を失い「朝鮮籍」という国籍のようなものを有し、日本に住む人になった。外国人になった。
1~3の間はずっと外国人ではなかったのに、4.の日本政府の決定で日本国籍を失って外国人になってるでしょうが。
元のデータって言われても、日韓併合から終戦までに35年たってるんだけど。いきなりそんな昔のデータに戻されても困る人もいることは分かるでしょ。特に内地で生活してた人の中には。
ちなみに、「日本在住の朝鮮人はとりあえず日本国籍にして、自発的に離脱した人だけ外国人にする」とか、「一定期間を決めて届出をした人は日本人扱いにして、それ以外の人は外国人」って扱いにしてたらどんな問題が発生したの?
そんなの、人によって違うに決まってるじゃん。でも、日本政府はそれを聞かなかったんだよ。
それとも、朝鮮人でも希望者は日本国民にしろ、という主張なのかな?
してるじゃないですか。帰化のしくみがありますよね。希望すれば(例外はあるけれど)日本国籍取れるのはもちろんご存知ですよね。
在日の帰化はもうちょっと簡単にしてもいいとは思うし、日本で生まれた場合は国籍をあげてしまって成人したときに本人に選ばせる制度はアリだと思う。
まず、在日に向かって
だったら国に帰ればいいじゃん。
在日の人もしんどい思いもかわいそうな思いもしなくて済むし、こっちも優遇しなくて済むし。
みたいなことをいう日本人が減ると少し暮らしやすくなるだろうね。こういう発言は「外国から日本に来た外国人」に対してしか意味が通らない。(「外国から日本に来た外国人」にいう言葉としてもかなり酷いが)「日本国内を移動して内地に来てそのまま住んでる元日本人とその子孫」に言うのは筋が通らない。
あとは、民族教育やってる学校に資金援助を出すのもいいかもね。これは帰化した朝鮮系日本人にとっても有用だし。(べつに朝鮮学校に限らず、中華学校とかブラジル学校とかの他の民族学校も支援するともっと良いけどね)
海外から戻ってくるときにいちいち指紋とるとか、再入国許可を取らないで出国すると特別永住資格を失うのも止めれば良いんじゃないかな。
英国でも地方議会レベルでは移民の子孫(帰化済み)が代議士になる例が出たのよ。北アイルランド議会の中国系の人。やっぱり保守的な住民からの反感があったり大変みたいだけど。中国が話題になるときは過剰に「英国人」をアピールしなくちゃならなかったりね。
でさ。将来的にこれが国政レベルになって,ウェストミンスターに非英国系英国人議員が生まれたらどうなんのかが気になる。超気になる。だってウェストミンスターの議長ってあのカツラ被るんだよ? 白人ならまだしも時代錯誤の笑い話ですむけど、黄や黒の連中にモーツァルトヘアーって困るじゃん。どうすんだよ。
あっちは徴兵制あるからな。大学に行くとかしないと2年だか2年半だかの兵役を課せられる。こないだのWBCでも、優勝すれば兵役免除とかいうボーナスが韓国チームにはあったらしい。
留学するくらいだからその人はおそらく兵役に就いていないのかも知れないが、しかし徴兵のプレッシャーという価値観を共有していない人を同胞とは認めたくないんだろう。この国は俺たちが守っているんだ、という意識は、日本人(君のような実質的な日本人も含めて)にはなかなか理解出来ないんじゃないかな。
かといって、初めて会う人に「韓国人ですが日本生まれで日本育ちで日本語しか」って長いじゃん。それトゥーマッチインフォメーションじゃん。
それに対して貴方が出来る事はいくつかあるが、最も手っ取り早いのは日本に帰化してしまう事だろうな。
イギリスの例を持ち出しているけど、日本にイギリスのような国になって欲しいというのであれば、それでもやっぱり帰化して選挙権を行使して、そういう風にこの国を変えていくしかない。その国の国籍を持っていない人間が、その国を自分たちにとって住みよい国に作り替えようというのはぶっちゃけ無理。
北朝鮮はそういう方針だからな。「いずれ祖国に戻るのに国籍を変える必要がどこにある?」という理屈。なので日本の参政権については「日帝の同化政策には徹底的に抵抗せよ!」みたいな事になる。貴方の母上の感情の根っこを辿っていくと、そういう国家レベルの方針の是非に行き着く。
出国する時のパスポートはどっちの国のを取得してる?
日本のパスポートには「日本国民である本パスポートの所持人を通路故障なく旅行させ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」と書いてある。韓国のも多分似たような事が書いてあるはず。「どの国があなたの保護を要請しているのか?」で決まるんじゃないかな。
そんな軽いノリで問題を先送りにしていいのかって思わなくもない。
貴方よりも古い世代が先送りにした結果が、母上の帰化に対する感情やそれに対する貴方の葛藤なんだよね。どうする?このまま次の世代に持ち越す?
http://anond.hatelabo.jp/20090414170900
もうお腹いっぱいかと思いますが、ここ数日の在日コリアンの増田エントリーに触発されたので、おいらもいっちょ書いてみます。
つれづれに書くからねー長くなるかもだよー。
国籍は韓国です。旦那は日本人です。子供はいません。兄弟はみんな既婚で、配偶者は全員日本人です。
両親は朝鮮学校に通いました。父は右寄りでも左寄りでもない感じで、母はクソ真面目の右寄り(?)です。両親はハングルペラペラ(これは大人になってから自発的に学びなおしたからで、朝鮮学校に通っていたからペラペラなわけではない)ですが、自分は数十個の単語を知ってるくらいです(主に親戚を呼ぶ時と挨拶程度)。
自分は日本で生まれ、日本で育ち、日本の学校(高校まで)に通い、日本人の友人に囲まれて青春を謳歌し、今は派遣社員として日本の企業で働いています。
親戚以外で在日の知り合いはいないです。帰化した親戚もいますが、みんな仲良くしてます。
通名(名字だけ。名前は1つかないス)を使ってますが、新しく知り合う人には割りと早い段階で在日であることを言ってます。なんでそうするかって、とーちゃんがそうしているからです。親のしていることを真似するもんなんだよね、子供って。在日だと告げることですごいイヤな思いをしたこともありませんでした。残念ながら私はお勉強は苦手だったので高校は上中下でいう下の県立バカ高校で、そこで知り合った友人ももちろんお勉強のレベルは同等。もちろん在日ってのがいまいちよくわかってない。「外人?スゲー。どこ生まれ?韓国語話してみて!!!」みたいな感じw
違うんだ、国籍が韓国なんだけど日本生まれ日本育ちでね、ハングルは話せないよ、っていうと「なんだ、じゃあ日本人じゃん…」って、なんでガッカリか、コラwww
こんな感じで良くも悪くも私が在日であることは興味をもたれなかったです。20歳になってからの市長選挙かなんかときには、おまえ誰に入れるの?○○さんよろしくね、みたいなこと言われたことあったなぁ。だからー選挙権ないからー!
在日であることを告げてひどく考えさせられたことが1度だけありました。20代はイギリスに留学してました。通っていた大学はいろんな国から学生がきていて、もちろん韓国からきた学生もいました。私は普段から在日であることを隠したりしてなかったので、同じ学生寮いた韓国人のピ(仮あだな)さんにも在日であることをいいました。それはそれは普段話すように軽いノリで。そしたら、在日はコリアンとは認めないし、本国(韓国)では嫌われてる、というような主旨のことを言われたんです。我々にひどいことをした日本に住んで暮らしている在日は裏切り者だ、ということらしいです。すごいショックでした。
私は父から、朝鮮人であることは恥ではない(誇りを持てとはちと違う)から隠すこたぁない、民族の結束は大事だし助けあうもんだ、と常々言われていました。民族の結束については実感なかったけど、自分が在日であることは特別というより話しのネタくらいの感覚で、隠すことではないと思ってました。もちろん、朝鮮半島が自分のルーツであることを否定もしてない。なので、コリアンと認めてもらえないことをどう処理していいいのかわかりませんでした。
ピさんの発言はあくまでも韓国にいる韓国人の一つの意見に過ぎないし、そう思っている人もいれば違う考え方をしている人もいるでしょう。ただ、事実としてこういう意見はあるという現実。まあ、ハングルも話さなければ朝鮮半島のことも知らないので当然なんですが。日本に住んでるからいけないのか。でも生まれたときから住んでるし、もっといえば日本に生まれることを選んだのは自分ではないし…。朝鮮学校に行かなかったからいけないのか?今から韓国に行けばいいの?ハングルを話せばいいの?韓国で生活をすれば受け入れてくれるの?でも私にとって韓国は外国だしなぁ。
この「コリアンとは認めない」発言で、私は自分が存在してはいけないのような気がしました。私は自分が在日であることをあまりにも軽く考えすぎていたのではないか。なんてバカな自分。もっと真剣に向き合わなくちゃダメなんじゃない?いわゆる、アイデンティティ・クライシスでした。
冷静になって考えると、頭の中が完全に日本的でハングルも話せない自分が「韓国人でーす」とか言ってもうさんくさいよな。確かに「おまえはコリアンじゃない!」って言いたくなる気持ちもわからないでもない。そんな自分はさておき、日本で朝鮮半島式のしきたりを守り続けているうちの両親・親戚も韓国人とは認めてもらえないのかしら。でも日本に住んでるから裏切り者なのかな。
イギリスで、ああ、これはいいなって思ったことがある。中国系(イギリス生まれ、イギリス育ち、英語・広東語)のイギリス人ポール(仮名)君に「君は何人?」って聞くと堂々と「イギリス人だよ」って言う。あたりまえなんだけど、堂々と言えるってことがすごいいいなって思ったの。日本にいて「何人?」って聞かれることは99%ないけど、外国にいると聞かれる機会が多い。そんなときなんて答えたらいいのかすごい迷うんだよね。韓国人ですっていうのはウソがないが、「あ、韓国語知ってるよ。アニョハセヨー」とか言われても笑ってごまかすしかない。でも、日本人ですって答えるとウソなわけじゃん。ウソ言ってるってことが自分の中でなんか気持ち悪いんだよね。かといって、初めて会う人に「韓国人ですが日本生まれで日本育ちで日本語しか」って長いじゃん。それトゥーマッチインフォメーションじゃん。今考えれば、聞いてる側は私の国籍じゃなくてどこに住んでるのかを聞いている場合がほとんどだろうから、日本から来ましたって言えば済んだ話なんだけどね。丁度ピさんの発言とかで敏感になってて、冷静になれてなかったね。
で、ポール。ポール君と普段の会話してると、話の内容によっては「自分はチャイニーズじゃん、そんで家では中華料理がうんぬんかんうん」とか「みてわかるじゃん、おれはチャイニーズだよw」みたいな発言もあるんだけど、国籍はどこかっていうと断然迷いなくイギリスなわけ。イギリスにはインドあたりからの移民もたくさんいるのですが、サリー着て見るからにインド人のおばちゃんもきっと堂々とイギリス人ですって言うと思う。サリー着てかなりお年を召したおばあさんがたとえカタコトの英語しか話せなくても国籍はイギリス。そっかぁ、国籍=民族じゃないんだね…っていうことを痛感したわけです。民族性を保持しつつ、在住する国の国籍を有するっていいなぁ。それなら自分は朝鮮系日本人っていう存在になれたらスゲーいい!と思ったわけ。
本名で帰化だ!それで丸く収まるよ!そんな話を母親にした。もっと賛成してくれると思ったのに、どうも反応がイマイチ。そもそも帰化することが納得できないらしい。おかーちゃん、帰化する=朝鮮を捨てるじゃないんだよ、私の国籍がどこでも私が朝鮮民族ってことは変わらないじゃん?って何度も説明したけど、やっぱり受け入れられないらしい。ちなみに、この人は朝鮮と韓国が別の国であるということさえも納得いかない人なのです。朝鮮半島は朝鮮民族の土地であり、もともと1つの国よ?ってな。それはさておき、帰化の話があんまり通じないから、国籍に頼る民族性なんてクソくらえだ、ばーか!みたいなこといってケンカになったこともある(しかもソウルの電車内でw)。
なんでおかーちゃんは頑なに帰化したくないのか?それの一つに教育の違いがあるんだろうと思った。朝鮮学校で何をどう学んだのかは知らないが、私が日本の学校で学んだこととは違うんだ。帰化することは民族を捨てるって思想なんだろう。最近は、自分は帰化しないが、あなた世代は日本人と結婚する人も多いから帰化するのも理解しないといけないと思う、にだんだん変わってきたようだ。でも内心は帰化に対する負の感情があるのがわかる。母親に帰化の話すると、なんともいえない怒りというか悲しみというか、非常に複雑な表情を見せるんだよね。親にそんな思いをさせるのかと思うと帰化は非常に躊躇する。
ま、ただでさえ帰化は時間と金がかかるし。ブクマコメを見てると、帰化の手続きが大変なんだって知らなかった人も多かったみたいですね~。そらそうか。昔はものすごいイジワルな面接官がいて、その面接でキレて帰化できなかったか途中で投げ出したかした人もいたとかいないとか聞くよ。今は随分改善されているらしいです。
とりあえず自分は帰化は今は見送り。両親がいなくなったら考えるかも。
ニュースをみててふと思ったことがある。もし自分がボランティア活動でアラブの国に行ったとして、誘拐されたら?日本人が誘拐されたときは日本政府の介入がありましたよね(具体的なことはわからないですが)。もし韓国籍の私がアラブで誘拐されたら韓国政府が介入する…んだよね?そんで無事に救出されたとしてどこに戻る?…日本に戻ったら韓国人は怒るよね?あたりまえだよな。でも日本政府が在日韓国人を助ける義理はないよね?もし助けたとしても、日本国民は納得いかないよね?じゃあどっちの政府も無視するかな?…されたとしても文句は言えないなぁ、この辺はどうなるんだろうなと疑問に思った。あ、私はボランティア活動してるわけでもないし、この先もその予定はないですよ。ただ、国籍が重要なときってあるんだよなって思ったのです。在日韓国人として日本に住んでいて不便も不自由もない(そりゃ役所関係ではコマゴマとありますけど、たいしたことない)のでこのままでオッケーみたいなところがあるんですが、そんな軽いノリで問題を先送りにしていいのかって思わなくもない。
本国にいる韓国人もさまざま、在日もさまざまです。私のようにちょっとおバカな在日だっているんです。一世、二世、三世でもかなり違うし、学校教育や家庭がどんな環境だったかで意識は違うと思う。みんなそれぞれに悩んだり悩まなかったりしてるはず。どっちが正しくて、どっちが間違ってるなんてことはないと思います。
それから、在日ってことで悩んでばっかりいたわけでもなくて、在日ゆえのおもしろい話とかもたくさんあるんですよ。ネットで公開できる話かどうかわからないので書けないですけどw
…ハゲるほど悩んだわけでもないですが、現時点では「場合によって韓国人でもあり、場合によっては日本人でもある」ということで自分の中で決着をつけ、今はのほほんと暮らしています。
5年後、10年後はどういうふうに変わっているかわかりませんけどね。
母方の祖父が在日朝鮮か韓国(確認してないのでわからん)人な俺も便乗。帰化していないと確認したわけではない(あまり母は語りたがらないので)けど、祖母と母と叔父は祖母方の旧姓を名乗っているのに祖父は違う姓を名乗っていたし、祖父の入院時に部屋の名前が朝鮮風で書いてあったから間違いないだろう。
爺さんは俺の幼少期に「戦争の前にソウルから船に乗ってきた韓国人」と言ってたが、せいぜい小学校低学年の子供に言った事だし、どこまで本当だかはもう謎。関東の微妙な田舎で駅前のパチ屋経営してたので、所謂土地の不法占拠とかしてたのかもしれん。ただ、母が子供の頃は別の所で貧乏していたという話なんで、事情がよくわからん。ただまあ、色々事情が複雑なんだろうなあと考えると、母があまり爺さんについて語りたがらないのには納得がいく。母は祖父を嫌っているわけでは決して無いんだけど。育ててくれた事への感謝の言葉は何度か聞いている。
祖母は日本人。母も日本国籍。でも別に祖母方の親族と縁が切れたとかそういうことはないっぽい。俺世代での交流はあんまないけど、単に縁が無いだけだし。むしろ母の弟の嫁が性格的にアレな人で、そっちでごたごたしてたかな。祖父方の親族とは、祖父の所に遊びに来た、母の従妹にあたる人に一度会った事がある、程度(母も初対面だったみたい)。祖父自身は連絡取ってたかもしれんが、自分とか母は存在すら知らなかった。連絡先すら知らない。祖父の葬式には来てなかった気がする。
ちなみに祖父は日本の寺の墓地に埋葬されている。そういや墓の名前の表記も通名だなあ。で、パチ屋やってたんで駅前商店街でそれなりに繋がりがあったみたいなんだが、祖父の葬儀の後には商店街の人がみんな集まってた。不法占拠とかじゃないってことなのか、それはおいといて集まってくれたのか、商店街ぐるみで(ryなのかはわからんが、商店街で孤立してたわけじゃなかったみたいで安心したのを覚えてる。
で、俺はアホな子供だったので、小学校の頃とかは深く考えずに爺さんが韓国人だとかパチ屋やってるとか言ってた。母には無闇にそんなことは言うなと叱られたが、背景を知らんのでなぜ叱られたのかいまいち理解してなかった気がする。その事が理由でいじめられたって記憶はあんまりない。ゼロだったとは言わないが、太ってるやつにデブと言うとか、その程度。これは住んでいたのが新興住宅地で、地元の人間が少なかったせいもあるだろう。今はその頃の反動か、中々人には言えないでいる。面倒なごたごたに巻き込まれたくないなーというか。親しい友人の中には話した事があるやつもいるが。
小学校高学年の時に初めてはだしのゲンを読んだ時も、特に深い感慨は無し。特に韓国・朝鮮に思いを持ったことはない。辛い物が好きなんでキムチは好きだな。それくらい。どっちも国家としては嫌いだが、人としてはそりゃいろいろな人がいるからなー、としか。日本人も韓国人も、世界でアホやってるやつはいくらでもいるしねえ。あ、自分のアレが韓国人平均と日本人平均の間くらい(日本人より)なのは、ちょっと悲しいな。
そんな具合なので自分では完全に日本人という意識なんだけど、結婚する時に問題になるとしたら面倒だなーとは漠然と思っている。今は相手がいないので無用な心配だが。そろそろ母も60絡みだし、聞けるうちに話を聞いておいた方がいいのかなーとは思っているけども。祖父は何も聞けないうちに亡くなってしまった。それが良かったか悪かったかはわからんが、残念ではある。
なんかぐだぐだになってしまったが、自分が韓国や朝鮮に対して感じる気持ちは、埼玉出身の自分が千葉に数年住んだゆえに感じる思い入れよりも全然薄い感じ、ってくらいかなあ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090416115341
`lemonbiyori 増田, 生活 "疑う主体を誤魔化さないで欲しい。"悪意に対してここまで冷静でいられることに感嘆する。`
冷静かぁ?
国籍ベースでなじられたからって国籍ベースで自尊心を持とうとか考えちゃってる脊髄反射君じゃないのこれ。国籍を自尊心だのルーツ感だのの拠り所にしちゃろくな事にならんよ。帰化しなくてもしても増田は増田っつーか、国籍は事務手続き上の属性にすぎんよ。扱いが変わろうが、今まで国籍を元になじられたことが許せなかろうが、それを自意識の根拠に積極的にすえちゃいかん。
んで、「帰化しないの?」という質問する方も同じく、そんな自意識を突っついてやれだのと思った時点で、自分もまた国籍を自意識の拠り所にしてるわけで不毛極まりない。
不毛な在り様に自分から居ついた手合いはホストゲストを問わず単に不毛なだけなので、話の中で自分語りを越えてそうな辺りとか、主語がやたらデカくなってくる部分は儀礼的無関心でスルーが一番じゃね。
許せなかったら、誰かとうまいもん食って飲んで、一時的にしろ国籍による関係から抜け出せばいいよ。ほんの少しは許せるようになるんじゃないか。あとそういうエントリを右から左へ流すこと、エスタブリッシュメント層に会わないこと。ろくなもんじゃないよ。
「全員帰せばいいのに」って言う根拠は、在日の人の主張が判を押したように「強制連行!」「謝罪!」「賠償!」って言われるので、
だったら終戦時に全員帰らせるのが一番よかったんだなーと理解したからなんだけれども。
で、繰り返すが、「日本在住の朝鮮籍の外国人」が終戦時に大量に発生したのは日本国政府の選択の結果なの。その選択が理にかなっていたとしても、その行為によって「在日」という存在が発生したんだから、日本人に「お前らは勝手に来た」とか「帰ればいいじゃん」とか言われる筋合いは無いの。
えっと、「日本在住の朝鮮籍の外国人」が全員が強制連行の結果というわけではないのなら、強制連行以外は自由意志で来たってことですよね?
頼んで(または強制的に)来させた人については責任を取れ!といわれても納得するけど、自由意志で来た人の分の責任と言われてもー。
あれ? 選択って「朝鮮戸籍の人を朝鮮人にした」こと? なんか混乱してきた。<頭悪ッ!
でも、住んでいるところで戸籍を分けちゃうのも問題があると思うですよ。東西ドイツとか、親戚とかでも国籍が別れちゃったんですよね?
なにをやっても問題は出るだろうけど、一番無難そうな「もともとのデータに戻そう」というのが合理的だと思うんだけどなあ。
それとも、朝鮮人でも希望者は日本国民にしろ、という主張なのかな?
してるじゃないですか。帰化のしくみがありますよね。希望すれば(例外はあるけれど)日本国籍取れるのはもちろんご存知ですよね。
その人のルーツも尊重して、日本国籍をとる選択肢も与えていて、他に何が必要なんです? そこがわかんないんですよねー。
俺は元増田さんよりもう少し若い世代なのかな。
というか26です。
特に何か特徴があるわけでもなく、見た目はハーフだなんて分からないと思う。
俺は先のエントリの方々と違って生まれたときから母親は既に帰化していたため、
住んでいたところも普通の団地だったので友だちはみんな日本人だし、
自分も母親が中国人だったとは知らされていなかったので穏やかに少年期を過ごした。
ただ、今思い返すとお正月や旧正月は一般的な日本とは少し違ったなあ、と思う。
保健体育の授業の一環で「母子手帳を持ってきてください」と言われたので
母親にそれを伝えたところ、母は頑なに拒んだ。
その理由を尋ねたところ母子手帳を持ってきて名前の部分(要するに帰化前の名前)を私に見せ、
「おかあさんは、これをみんなに見られてあれこれ言われてほしくないの!」と
泣きながら私に伝えたときだった。
結局私は母子手帳を「忘れた」ことにして授業をこなしたけれど、内心は複雑だったのを覚えている。
「なんでハーフであることを隠すのか」と。
ハーフであることを人に伝えることはなかった。
幼稚園の頃からの友だちが何十人かいるけれど、99%の人間は私がハーフであることを知らない。
言う必要もないと思ってる。
当時の私は小学生だったので、歴史認識も甘かったし、差別があることも知らなかった。
また、中国人の中に日本人をいまだに恨んでいる人がいるなんてことも知らなかった。
でも「戦争をして中国が負けてしまった」ということは授業で習ったので、
そんなことがあってからだいぶ年月が過ぎ20歳を迎えたある日、
何かの拍子で母に帰化について、と母の幼少の頃、と在日特権、と差別について、を聞く機会があった。
その場には父も同席していた。
・帰化について
昔は、帰化するのはものすごーく大変だったそうだ。
申請してから何ヶ月かに一度面接、自宅訪問、旦那がいるならば旦那の職歴、収入、家族構成などなど。
端的にしか教えてもらえなかったけれど、まあそれはそれは大変だったらしい。
加えて、私を生んだ頃の両親はまだ若かったので(父27 母23)収入が厳しく、
周りの人の協力もあって何とか帰化が認められ、無事に日本国籍を取得することになった。
「なんで帰化したのか?」という問いには「そりゃ、日本が好きだからよ」と言っていた。
・幼少の頃について
校内での会話は中国語と日本語が入り混じり、かなりカオスだったそうな。
当然戦争教育も受けたけれど学校がよかったのか、はたまた時代の流れだったのか
まあ、ある程度はされたみたいだけど、母は「いやいや私は日本好きだし」というスタンスだったので
全く興味なかったそうな。強いおかんです。
高校からは一般の高校に通い、そこで出来た日本人の友人とは今でも付き合いがあるようだし、
母自身も高校の友人を一番大切にしているのを知っている。
・在日特権について
これは開口一番ズバッと。
母「んなもんあったらもっといい暮らししてただろうね。
一部の人にはあるのかもしれないけど、かあさんみたいな普通の人には無いよ。
親戚友人含めて、周りでそうした特権を受けてる人も知らない。」
とのこと。自分は幼い頃結構貧しい生活をしていたので、これはそうなんだろうと思う。
・差別について
これは最後まであまり喋りたがらなかった。
つらい記憶を呼び覚ますのも悪いとは思ったけど、言える範囲で教えてもらった。
前述した特権については、それはもう色んなところで嫌味のように言われたらしい。
でも自分達はその特権がなんなのかも知らないし、
祖父母の意向で通名は使わなかった(持ってない)ので、特権について嫌味を言われてもただ困惑していたんだとか。
母は「悪いことしてないのに『お前は悪人だ!』って言われているのが一番悔しかった。」と言っていた。
後はありがちな名前をからかわれたりしたことをぽつぽつ話していたけれど、
何か隠している風があったので、もっとつらいこともあったのかもしれない。
そんなこんなで母の話は終わり、その後父との出会いについて根掘り葉掘り聞いてその日は終わった。
両親が合コンで知り合った仲だったと知ったのはこのときだった。
・名前問題
母方の親戚は私が知る限り30人ほどいるんだけど、帰化している人は少ない。
確か5人ほどだったと思う。
それと、通名を名乗っている人はいない。
せっかく貰った名前を隠すような真似はしたくない、というのが主な理由みたいだけど
親戚の多くは中国人の多い地域(神戸)に住んでいるので、無理に通名である必要もないのだろう。
・日本についてどう思うか
これは、もうみんなめちゃくちゃ好きです。
特に男陣営はプロ野球大好き。
「この子は巨人入団して二年目だな。将来に期待が持てる(キリッ」とか言ってる。
まんま『レベルE』です。
ま、普通のおばちゃんです。
関係ないけどうちのおかんは生ブラピを見たとき泣いてました。あほです。
戦争のことについては、もう起きてしまったことで仕方が無いことだという認識。
というか戦争の話はもううんざりみたいで全然話題にあがらないし
聞いても有耶無耶にされちゃう。
何の差別もなく理解ある人たちに支えられて今まで生きてこれたことに感謝する。
風情のある日本の文化が大好き。
中国の独特の文化も好き。
でも、パクリ文化はよくないよね!
ただ、ネットで嫌でも目にしてしまう中国人や朝鮮人を罵倒する書き込みは
読むと胸がズキッとする。
血統以外は日本製なのに、なんでなんだろうね。
やっぱり胸がズキッとする。
まずは日本の方に伝えたい。
少なくとも、自分と、自分の周りにいる中国人は日本も日本人も好きです。
まあ50人ぐらいしか知らないけど、そういう人もそこそこいるんだってことは
知って頂けるとうれしいです。
文章がなんだかぐちゃぐちゃになってしまった。
乱文ですいません。
■料理
・大根餅
■お菓子
・馬拉糕(マーライコー)
・魚雲酥(イーワンソー)
を是非食べてみてください。
安価でとても美味しいです。
俺、「日本政府に昔ひどいことされました」チケットな話したかな?
特別永住許可については、親が特別永住持ってて子が日本で産まれてるんなら、ずっと続いても良いんじゃない。日本人との結婚や、自発的な帰化申請で数はどうせ減っていくし。
悪意がもっと多いかと思っていたら、少ないのでちょっと拍子抜け。
好意的なの中立的なの、ちゃんと読んでいますが不精のため返信しません。ごめんなさい。
これだけ返答しておきます。
ルーツだけが重要ならば、帰国すべきでは?そのルーツはどこなのか、それは韓国なのでしょう?
でしたらそのルーツである、本国に帰国すればいいわけです。ルーツを守りたいのに、何故か
帰国はできない
どんなに偏屈な江戸っ子だって3代住んだ家に、国に帰れなんていちゃもんつけやしないと思うけど。
こちとら、3世、4世の人間だよ。
御家人の家系の人が三河伝来のルーツを元に三河気質を自慢していたら、東京から出て行けというのかい?
逆にそうやって帰れ、帰れといわれ続けて、なお、日本を全面的に好きでいろっていうのも
なかなか、マゾ気質でない限り難しいと思う。
わざと誤読しているのかな?
僕は国籍を変えても良いと言っているんだけど。
2重国籍を認めろなんて言ってないよ。
いや、くれるんなら、躊躇無くもらうけどね。
世界中に、他国に移民する人たちがいます。アメリカに移住した人たちもそうです。
彼らは自らのルーツを無為に捨て、愚かな選択をした人たちなのでしょうか?
違うはずです。彼らは己の出自を大事に忘れず、新しく自分たちの住むべき大地を愛し、誇りを
持って生きているはずです。貴方にもそれができるのではないでしょうか?
僕の書く、韓国系日本人というのはまさにそういった人々を目指したいんだ。
そう。
すぐには無理でも、僕らは出来るだろうと思っている。信じている。そうあらねばならない。
けど、それのためには、僕等の選択も重要だけど、それを受け入れる土壌が必要だと思う。
例えば、
日本だけじゃないでしょう?自分たちの国に入り込みながら、こんな国は嫌だ、俺は俺の祖国を
愛する。ここじゃあないと叫ぶ人がいれば、「なら帰りなよ」と言われるだけだと思います。
僕はそんなことを一言も言っていないのに、君の第一声は帰れだった。
僕は嫌っていないと書いているのに、君が僕に言う言葉は帰るかルーツを捨てろだけだった。
いいかい。
僕は僕のルーツを大切にしたいと表明した、なら帰れと君は切り捨てた。
そういう人間に囲まれて、どうやってルーツを大切に持ちつつ、その土地を愛するんだい?
結局、貴方達が疑われているのは、
ここなんです。自分たちが日本で便利な特権を得たら、帰化してもいい。そう思っているのでは?という
疑問です。
正確に書こうよ。疑っているのは君だ。
僕が疑われているというように、疑う主体を誤魔化さないで欲しい。
そして、国籍を変えて日本国籍になっても、在日は特権を得たと言われるのだろうか?
日本人としては認めず、日本国籍という特権を得た韓国人・朝鮮人と言われるのだろうか?
君が提示したアメリカの例とはだいぶ違うじゃないか。
いや、たぶん、そうだとは思っている。
その国で参政権なりを得たいのなら、国籍をとるのが当たり前で、
それはアメリカも同じだよね。
絡んでくる。(批判も多いけど)
生地主義だから、そこで生まれれば自動的に国籍をもらえるけど、
それが故の出産入国が増加してるから、それらも規制していたりする。
つまりは、アメリカだってアメリカ国民であることを期待しているよ。
当然、他国の政府関連に就職したりすればアメリカ国籍は剥奪される。
他国の政府機関への宣誓でも剥奪。
戦争関連の話も出ていたけれど。
その代わり、それらに影響される事無く永住権だけを得られる。
今の在日の方たちには、その「永住権」が与えられているはず。
なにが問題なんだろ。
韓国籍/朝鮮籍に誇りがあるのなら、仰るとおりそうすればいいし、
そして、それらの事と、オリンピックやWBCで祖国を応援するってことは、
全然レベルが違うよね。
日本国籍があろうがなかろうが、好きなように応援すればいい。
http://anond.hatelabo.jp/20090415200018
ちょっとおかしいな、と思うのは
まず第一に親が変えていないことが大きい。
だから、僕もそのルーツを守りたいと思っている。
ルーツだけが重要ならば、帰国すべきでは?そのルーツはどこなのか、それは韓国なのでしょう?
でしたらそのルーツである、本国に帰国すればいいわけです。ルーツを守りたいのに、何故か
帰国はできない。誇りあるルーツより、重要な物があるようです。それは何でしょう?
次の点は、変えるためには、日本人にならないといけない点だ。
それを嫌って否定して、その上でしかなれないのなら、日本人になる気は全くない。
順番が逆だと思うのですが、日本が好きならば帰化すればいいと思うのです。
好きでもない国に、帰化しろと誰も強要しているわけではありません。この国に住み、この国で
これからも生きていこう、というのであれば、この日本を好きなのではありませんか?
嫌いなのでしたら、そもそも出て行けばいいのです。
日本が嫌いと言っているわけじゃない。
血というのは「国籍」なのですか?韓国国籍と日本国籍、両方を持ちたいと仰るのですか?
そんな無理は言わないで下さい。そもそも貴方の血、そして誇りやルーツは、国籍とは違うと
思います。世界中に、他国に移民する人たちがいます。アメリカに移住した人たちもそうです。
彼らは自らのルーツを無為に捨て、愚かな選択をした人たちなのでしょうか?
違うはずです。彼らは己の出自を大事に忘れず、新しく自分たちの住むべき大地を愛し、誇りを
持って生きているはずです。貴方にもそれができるのではないでしょうか?そしてそれが
できないのであれば、ルーツにしたがって愛する祖国へ帰るべきです。
こう書いたら、多分、反発の方が多いだろう。
日本だけじゃないでしょう?自分たちの国に入り込みながら、こんな国は嫌だ、俺は俺の祖国を
愛する。ここじゃあないと叫ぶ人がいれば、「なら帰りなよ」と言われるだけだと思います。
結局、貴方達が疑われているのは、
ここなんです。自分たちが日本で便利な特権を得たら、帰化してもいい。そう思っているのでは?という
疑問です。生活を落としたくない。不便になりたくない。帰国して差別されたらどうしよう?
それは人間ですから、誰もがそんな不安を持つと思います。ですが、その上で貴方は「誇りとルーツ」を
大事にしたいと言う。それならやはり帰国すべきですし、それが嫌であれば帰化するのが当たり前です。
どれもこれも、なんでも欲しい。そう言われたら、日本人がいい感情を持つわけがないのです。
それだけはわかって欲しいと思います。
再び、質問主です。
正直なことを言いますと、どちらかというとリアリストの私は、以前から、「この在日差別という問題には絶望的に答えがない」と思っておりました。
理由は、2点有ると思っていて、
「偏見があるからといって、その後ろにあるものを忘れて、偏見そのものを抑圧することは、別の偏見を生まざるを得ない」
「あるときは、個の問題だったり、集合としての問題だったりして、その境界がひとそれぞれなので、同じラベルにみえて人によって全く内容が違う受け止め方をしているので、結局の所、折り合う点がない」
ことです。特に後者の代償に、法律や条令という共有できる形で、在日の方々の権利を拡大しても、提供できる権利には限界があるし、心理的には結局、代償にはなっていないと思っております。
ですので、「こんにちはこんにちは!!帰化手続き中の在日です!」の方のように、在日の方が一人、日本人になっていただければ、この終わることのない葛藤が一つ落ち着くことになり、日本人の私としても一つ安心できるというように、そんな単純なことを考えていました。
しかし、貴方は、祖国への愛と、日本の愛の両方を抱えることを選ばれて、あえて葛藤の道を歩まれているのだと気付き、それが、愛ある人間の一つの生きる道なのだと気付きました。
私は、あなたの話にも出てきたように、個別では在日の友人には偏見はないのですが、総体として政治的に警戒しているものの一人です。
私はこれからも日本人として、竹島問題と外国人参政権問題のなりゆきを厳しく見守っていくでしょうが、それでもそれらの問題を理由に、祖国と日本を愛し、矛盾になやむ在日の方々を悲しませるようなことは避けようとあらためて思いました。
http://anond.hatelabo.jp/20090414170900
何やらはてなで在日が話題になっているようなので、便乗してみる。
私も在日であった。そして、割と成長するまで自分が朝鮮人だという事を知らなかった口である。でも、通名を使用していなかったので自分が外国人だという事は知っていた。どういう事なのかというと、私は自分の事を中国人だと考えており、朝鮮人だとは思っていなかったのである。おそらく、友人も自分を中国人だと思っていたと思う。
何せ名字が「李」で(ちなみに、自分の名前は日本式だった。例だけど、李 一郎みたいな感じ)、周りで外国人と言えば中国人、朝鮮人は一人もいなかった。さらに、我が家の稼業はラーメン屋だった。これで中国人じゃないなんて、ギャグとしか思えない。
朝鮮人だと知ったのは、おそらく中学に入った頃だと思う。どうしてなのか、きっかけは忘れたが、親に「我が家は中国人なのか」と聞いて、帰ってきた答えが「いや、朝鮮だよ」だったのだけは覚えている。その時に思ったのは、驚きよりも「朝鮮ってどこ?」だった。
当時はまだ小泉純一郎も首相になっていない時代だったので、ニュースに興味もなく成績も学校で下の方だった中学生にとって、朝鮮というのは未知の国でしかなかった。韓国の北だよ、と言われてようやく分かった(当時はソウルオリンピックが開催されていたので、さすがに韓国くらいは知っていた。大韓航空機爆破事件も知らなかったほど、当時の自分はニュースに興味がなかった)
そんな感じだったので、朝鮮人だと分かった後も、自分が朝鮮人だと気にする事は無かった。中国人だとの意識も抜けなかった。周りに朝鮮人が一人もいないのだから、朝鮮学校なんて物もなく、私は小学校から短大まで、日本の学校に通った。名字が珍しい事以外、差別をされた経験もなければ、在日だからと同情された事もなかったので、朝鮮人と強烈に意識する事は皆無だった。
家ではキムチが出た記憶が無く、おそらくは他の日本人と同様の食生活だったと思う。休日の昼は必ず餃子とラーメンだったのはご愛敬だけど。親からも、朝鮮人の誇りだとか、金日成の話なんて聞いた事はなかった。今思えば、不自然なくらい、朝鮮の匂いなんて物が無かった家だったと思う。親戚付き合いも皆無と言って良く、自分は祖父母以外に親戚に会った事がない。聞けば、祖父母には兄弟がいたらしいけど、朝鮮戦争のごたごたで亡くなったらしい。
朝鮮人だと強烈に意識したのは、拉致問題だったかな。社会人になっていたけど、相変わらず一部の人(例えば、勤め先の社長とか)以外、私を朝鮮人だと知る人はいなかった。私が、積極的に朝鮮人だと言う事がなかったからだ。何せ、朝鮮人だと言ったところで、朝鮮半島の事なんか、韓国の首都がソウル、北朝鮮の首都は平壌だという事くらいしか知らないのだ。
ただ、通名は使用してなかったので、周りは自分の事を中国人だと思っていた。自分自身、中国語も喋れないが、中国人だとは思う事はあっても、朝鮮人だと思う事はなかった(本気で中国人だと思ったわけではなく、中国人という単語を「外国の人間」という感じで使っていた)。だから、拉致の時も、私は何も言われなかったが、私自身が自分の国籍を気持ち悪いと思った。こんな野蛮な連中と、同一の民族に思われたらかなわない。そう思い、とっとと帰化してしまおうと思った。
こういうと、ひょっとしたら「日本は昔野蛮だっただろう」と言う人もいそうだけど、その時に私は生まれていないのだから、その辺の事は個人的に「どうでも良い」事だ。正直、六十年も前の事をいまさら蒸し返すのは、馬鹿馬鹿しいとしか思えない。
だいたい、親の代から日本に住んで、日本語をしゃべり、日本の会社に務めているのに、日本国籍を持っていないなんて、どうにも不自然で仕方がない。正直、日本が好きか嫌いか以前の問題だった。帰化に関しては、ぶっちゃけ拉致発覚以前から考えていた事だったけど、拉致問題で踏ん切りがついた。
書類が集まらなくてやたら時間がかかったけど、取り敢えず拉致発覚の1年半後くらいに日本に帰化した。名前はそのまま。苦労した割にあまり「日本人になった」という達成感も実感はなく、金がかかって損した気分にもなったが(だって、何も変わってないのにお金は数十万円もかかったんだぞ)、現在私は日本人である。
私の家は、通名を使用していなかったので、外国人だとは知っていたが、在日朝鮮人ではなく中国人だと思っていた事は先述した通りである。そして、以降も朝鮮人としての自我は、全く芽生えなかった。ひょっとしたら、差別をされたら、逆に朝鮮人としての意識も出てきただろう。だけど、幸運な事に、私はそういう機会がほとんどなかった。
ただ、自分が自分を朝鮮人だと思えなかった最大の理由は、それは、我が家に朝鮮との繋がりを示す物が殆ど無かったからだと思う。前にも書いたが、キムチをはじめ、朝鮮の料理すら殆ど食卓には無かったのである。せめて、誰か親戚でもいれば朝鮮人としての意識も育っていたかもしれないが、これも無かった。これは、以下のような理由らしい。
先にも言ったように、祖父母は命からがら朝鮮戦争から逃れてきたらしく、親戚一同は皆殺しになったらしい。
曲がりなりにも同胞に家族を殺されたせいなのか、祖父母は朝鮮に関係する物を意識して遠ざけるようになったらしい。我が家が妙に朝鮮の匂いがしなかったのは、祖父母の教育のせいらしい。殺された親や兄弟の為に、「李」という名字は残しつつ、子や孫(つまり、私や、私の父)には日本名を付けていた。祖父母の話では、日本では意外な事に差別らしい差別を受けなかったらしい。
言い忘れていたけど、ここでいう祖父母は父方の方である。母方の祖父母は、私が生まれる前に亡くなったので、会ったことがない。ただ、聞いた話では、母方の祖父母は父方の方と違って、かなり差別を受けたらしく、意識して日本人と同化しようとしていた家のようだ(母は、例え話として太平洋戦争の時、日系アメリカ人が自分達への差別を無くそうと積極的に米軍に志願したり、アメリカ文化に同化しようとしたのと同じだと言っている)。そのため、親戚からは白い目で見られるようになってしまった。母方の親戚は父方と違って何人か日本にいるらしいのだけど、全く付き合いが無くなってしまった。そして、母親も普通の日本人と殆ど変わらない人間となったのである。ちなみに、母の家は日本に同化しようとしたのに日本国籍ではないのだけど、単純に金がなかったかららしい。母方の祖父母は、晩年かなり身体を壊しており、治療費がかなりかかっていたらしく、帰化費用も惜しかったのだとか。
まあ、こうして、我が家は朝鮮人の家系でありながら、私は朝鮮人としての意識が皆無の人間として育った訳である。
今でも日本人かと問われたら、何となく違和感があるけど(子供の頃は、中国人だと思っていたわけだし)、少なくとも朝鮮人だと聞かれたら、はっきりと首を横に振れる。
ここまで長い文章書いて、何か意味があるのかなとも自分で思ってしまったけど、まあこういう朝鮮人としての意識を最近まで全く持っていなかった在日もいるということで。
あー、あたりまえだけど、在日にもいろんな人がいるんだな。日本人もいろいろ、韓国人もいろいろ、本当に当たり前だけど。
おれは帰化しようと思ったことはないけど、「在日」ということについてうじうじすることはやめようと思った。
「在日」っていうレッテル自体が有害なんだよな。明日から「在日」って概念なくならないかなー。
はやく世界政府樹立されろ。国家がなくなってもパトリオティズムは残るだろうけど、それはいまの日本国内における県民性みたいなものに…ならないか?
日本生まれの日本育ち、日本語しかしゃべれず韓国に関する知識もほとんどない。のに国籍だけは韓国。帰化してしまえばすっきりするじゃないか。でもしない。なぜ? それは帰化申請=美容整形だからなのだッ!
整形すればいまよりは確実に男前になる。ちょっとはモテるようになるかも。性格も変わるかもよ。でも手術ってなんか怖いし体にメス入れるのちょっと抵抗あるし、会社も休まなければいけないだろうし、ああもう面倒くさい、このままでいいや! というわけで、結局整形しない。
なぜ帰化しないのかを説明する例えとしては、個人的にはしっくりきてるんだけど、なんだそりゃと思う在日の人もいるんだろうな。
http://anond.hatelabo.jp/20090415200018
日本人の多くは「在日」が帰化することなんてどうでもいんじゃないかな。
外国人で日本が嫌いなんて普通にいるし。韓国なんて7割近くが日本嫌いらしいし。
外国人が祖国を誇ろうが、北朝鮮を支持しようが、基本的にはどうでもいいんじゃない。
それがマイノリティであれば肩身の狭い思いをするかもしれないけど。それはどの国も一緒でしょ。
ネットでも「在日は帰化するな!」みたいな意見ってあまり見ない気がする。
日本人は、「日本人」「外国人」の間に「在日」という第三の勢力があるような感じがイヤなんじゃ?
在日の方に「外国人ですよね?」って聞いたら失礼にあたるのかな?なんて答えるのか気になるな。
カルデロン家のノリコちゃんが、「日本人だと思ってた」といったらしいけど、
ウヨクの人もサヨクの人も彼女がフィリピン人で外国人。ってことは同意見な気がする。
結局自分自身の気持ちの持ちようでしかない。帰化しても自分の生き様に誇りと自信を持っている元在日(いわば『朝鮮系日本人』)なんてゴロゴロいる。
もっとも、そういう連中もそういう連中で、日本で生まれ育った、日本というシステムが自分を守ってきたという面から目を背ける人は多いんだけどね。
そうそう、そういう人がいるので、国に帰るか、日本人になるか、どっちかにしてくれ!と思うのよね。
「国籍」に依存しないと自分のアイデンティティを維持できないってのは不幸ではあるな。
結局自分自身の気持ちの持ちようでしかない。帰化しても自分の生き様に誇りと自信を持っている元在日(いわば『朝鮮系日本人』)なんてゴロゴロいる。
もっとも、そういう連中もそういう連中で、日本で生まれ育った、日本というシステムが自分を守ってきたという面から目を背ける人は多いんだけどね。
4月15日・・・ディズニーランドの在日率が上がる日にこんな話題が流行るなんてね。
僕は(たぶん)もう少し上の年代。
ずっと本名で暮らして、日本の企業に勤めて、日本人の妻と結婚した。
子供はまだいないけど、出来たらその子はしばらく二重国籍になる。
二十歳になったら国籍を韓国と日本のどちらに選ばないとならない。
僕の国籍は元々は朝鮮籍だったが、会社に入ったときに、国籍を韓国に変えている。
海外出張を考えるとさすがに朝鮮籍は面倒が多すぎるし、韓国も金大中が大統領になってのが理由。
さて、書きたかったのは帰化の話だ。
変な断りをしておくけど、最初の、
http://anond.hatelabo.jp/20090414170900
の人を否定するつもりはない。
彼女のアイデンティティが日本人により近く、現時点の自分が嫌だと言うのであれば、
帰化の選択は正しいと思っている。
ただ、僕の選択は全く違うし、だから否定的に書いているように見えるかも知れない。
それだけ断っておく。
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僕は帰化をする気がない。
通名を使う気もない。
利便性の話をしたら、日本に住むなら日本国籍を取る方が楽に決まっている。
だから、変えないのは気持ちの問題だけだ。
では何故変えないか。
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まず第一に親が変えていないことが大きい。
帰化した方が楽のは僕等よりも親の代の方が恩恵が大きかったはずだ。
詳しくきけたことはないが、それでもやはり昔の方が差別は直接的で強烈にあったらしい。
もっと言えば、祖父の代はそれ以上に厳しかったはずだ。
だから、僕もそのルーツを守りたいと思っている。
それは次に国籍を変えない理由となる。
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次の点は、変えるためには、日本人にならないといけない点だ。
いや、当たり前のことだと思うかも知れないけど、もう一度書く。
この大本の記事が何故あれほど圧倒的な支持を得たのか。
簡単な話だと思う。
それはそうだ。
日本人の立場からすれば、日本を賞賛して、崇めて、そういう日本人になりたいって言ってくれる人は
好きに決まっている。
当たり前の感情。
けど、僕はそうじゃない。
それを嫌って否定して、その上でしかなれないのなら、日本人になる気は全くない。
日本が嫌いと言っているわけじゃない。
僕の血と日本国籍が同等でなく同時に存在出来ないのが気に入らないんだ。
以上が僕が帰化をしない理由だ。
こう書いたら、多分、反発の方が多いだろう。
日本の大好きな、郷に入れば郷に従え、という同調圧力とかいう奴だ。
けどさ、日本語で生活をして、日本の歌を聴き本を読みドラマを見て、日本で日本人と一緒に仕事して、
将来、韓国系日本人というのがある程度以上の市民権を得るのだとしたら、僕は国籍を変えるかも知れない。
例えば、サッカーで韓国を応援する韓国系日本人がいて、その存在を日本は認めるだろうか?
変に思う?
これが例えば、W杯でイタリアを応援するイタリア系アメリカ人なら変とは思わないはずだ。
その辺の差が埋まればあるいは変えるかも知れない。
とはいえ道はまだまだ遠いだろう。
僕が学生時代よりも、カジュアルに朝鮮半島への偏見と差別は満ちている。
その中で韓国籍を持つのは、やはり面倒なことは多い。
けど、だからこそ、いましばらくは、僕は韓国籍を持ち続けるだろう。
最後に、ちょっとだけ朝鮮学校の話を書く。
いまは、あの真っ赤な革命歴史の授業はなく親子の肖像画もない。
ニューカマーの子供で入るのがいるらしい。
それくらいには変わってきている。らしい。