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はてなキーワード: 角川書店とは

2010-03-02

徳のない人がいます。金持ちになるといばっちゃったり、家にお金があるからって働かないでダラダラしてたりとかね。

そういう人を見ていて、世間の人たちは、「あのウチは、お金があるからいいのよ」って、いうけど、

お金があっても、絶対、逃げられないようなことが来る。

『変な人が書いた人生が100倍楽しく笑える話』角川書店

2010-02-10

今、悩んでいる悩みは、一年後にはいえないんです。なぜ、いえないか。理由は一個あるんです。それは、解決していないんです。勝手に悩み事がなくなったんです。

(『変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話』(角川書店)より)

2010-02-08

「親がつけてくれたものは、99.9%まで役に立たない」と思ったほうがいいですよ。

「親がつけてくれたものは、99.9%まで役に立たない」と思ったほうがいいですよ。

自分は一流大学経済学部勉強してきたことを活かすんだ」といっても、

経済学部教授はあくまでも教育者です。会社経営者でも、商人でもないんです。

『ツイてる!』角川書店

2010-01-20

ありがたいことに、私は、生涯納税額が日本で一番多い人間になりました。「日本一お金持ち」と呼ばれるようにもなりました。でも、ただ「ツイてる」という言葉をいっていたから、こうなったわけではありません。私は働くことが大好きで、一生懸命働いたんです。

(『ツイてる!』(角川書店)より)

2009-12-14

人間は、全員、男性も女性も関係なく、花なんです。

神さまが人間を作ったとき、花として作ったんです。

なのに、周囲の大人たちが、「目立ってはいけないよ」といってきた。

だから、花が草として生きている。

『ツイてる!』角川書店

2009-09-30

けいおん!ってバブル過ぎない?

作品は好きだけど、あまりに祭り上げられすぎだよなあと違和感を感じていたことを一つ。「純粋な」ファンが見たら怒るかも知れないけど。

そもそもなぜ「けいおん!」を選んだの?

まあ、ハルヒの「ライブアライブ」が好評だったからというのが大きいのでしょう。しかし、京アニオリジナルを作らせるとMUNTOになってしまいます。

そこで、芳文社という中堅の出版社の中堅雑誌きらら)から出る、中堅の(世間から見ればマイナーな)作品を選んだことは、偶然じゃないはずでしょう。おそらく、角川書店集英社小学館のような大手の出版社だったら完全にコントロールされていたでしょうし、知名度から言っても京アニが「オリジナル」のガールズバンドアニメを行なうに、絶好の依り代だったでしょう。だって、私は似たようなタイトルエロゲアニメ化だと最初は勘違いしたくらいですから。

そんなわけで、設定だけを借りて、1万部しか売れていないコミックを40万部までレバレッジさせたのは実力は認めたいですが、正直原作の器を大きく逸脱した、バブル的な人気なんじゃないかな?と危惧しています。

CDが売れるのはともかく、作中の小道具であるシャーペンが売れ、ヘッドホンが売れ、楽器が売れっていう状態は明らかに加熱がしすぎていると思うし、子供は兎も角いい年した大人がアニメに触発されてあることを始めたというのは余り聞いたことがありません。

確かに原作も売れて居るみたいだけど・・・。

http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-3834.html

上のURLによると、掲載誌の「まんがタイムきらら」も「けいおん!」のアニメ化でものすごく売れるようになったみたいだけど、そもそも原作が面白いという話は余り聞きません。個人的にはGAの方が面白いと思うし、少し人気を分けて欲しいとすら思うことすらあります。(なんせ「けいおん 原作」とググったら、「けいおん 原作 つまらない」が候補にあがるくらいだし・・・。)

原作者の人には悪いけど、ファンの殆どは京都アニメーションがつくったアニメとしての「けいおん!」のファンであって、「けいおん!」というアニメコミカライズを読んでいるという感覚なんじゃないかな?

だとしたら、新作アニメという燃料が(番外編以外)投下されないのはなかなか厳しいはずで、正直、原作来年三月で終わるか、梓中心で続けるのか知らないけど、アニメの2期でもやらない限り、来年の今頃には見る影もなくなっているだろうと思います。さすがに、今のらき☆すた並みの人気は維持すると思いますが。

2009-08-01

金田伊功を送る会

金田伊功を送る会

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去る7月21日、心筋こうそくのため死去した金田伊功(かなだ・よしのり)を送る会が開催されます。日本のほとんどの(著名な)アニメーション関係者が参加する予定です。 故人の活躍の幅広さと功績の大きさを実感できる催しにしたいと思います。 業界関係者だけでなく、一般の方の参加も歓迎いたします。

2009年8月30日(日曜日

開場=18:30 開式=19:00~21:00

入場無料 ※但し、入場券(座席指定)が必要です。

会場 杉並公会堂大ホール 定員1,200名

JR中央線地下鉄丸の内線[荻窪駅]北口5分

入場券(座席指定)が必要です。当日は配布いたしません。

参加ご希望の方は下記よりお申し込みください。

締め切りました。

会場には消防法により規制される定員がございます。定員に達し次第、参加を締め切ります。

参加資格は特にありませんが、お子様、特に5歳未満の幼児は入場をご遠慮下さい。

駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

締切り:定員になりしだい締切ります

発送:8月24日すぎに到着するように入場券を発送いたします。

当日の催し:関係者によるスピーチ、代表作の上映などが予定されています。

平服でご来場ください。アニメーターのふだんの格好で良いという意味です。短パン、Tシャツでも良いのでは。アロハどうでしょうかねえ。もちろん弔意を表すスーツ姿でもけっこうです。

主催:有志一同 共催:アニメーション制作各社一同 事務局:アニドウ

協力:日本アニメーター・演出協会、他

ご質問はなるべくメールでお寄せください。

入場券の申し込みはメールでは受け付けられません。

発起人 ※順不同/敬称略 7/31更新

野田卓雄(アニメーター作画監督

荒木伸吾アニメーター作画監督

りんたろうアニメーション映画監督

内山正幸(アニメーター作画監督)

貞光紳也(アニメーション映画監督

飯島正勝(アニメーション映画監督

鍋島修アニメーターアニメーション映画監督

長崎重信(アニメーター作画監督

松原京子アニメーター

高橋朝雄(アニメーター

山下将仁(アニメーター作画監督

越智一裕アニメーターアニメーション映画監督

亀垣一(アニメーターアニメーション映画監督

平山智アニメーター作画監督

本橋秀之アニメーター作画監督

佐藤千春(アニメーターアニメーション映画監督

渡部圭祐(アニメーター作画監督

いのまたむつみアニメーター作画監督イラストレーター

湯山邦彦 (アニメーション映画監督)

羽原信義アニメーターアニメーション映画監督

わたなべひろしアニメーターアニメーション映画監督

高林久弥(日本アニメーター・演出協会世話人)

河口俊夫(アニメーター作画監督

佐野浩敏 (アニメーター作画監督)

今石洋之アニメーターアニメーション映画監督)

黒沢守(スクウェア・エニックス・コンテ班)

上妻晋作(スクウェア・エニックス・コンテ班)

大張正己アニメーターアニメーション映画監督

片山一良 (アニメーション映画監督

阿蒜晃士 (アニメーター作画監督・演出)

結城信輝 (アニメーターイラストレーター

大塚康生アニメーター作画監督

宮崎駿アニメーション映画監督

高畑勲アニメーション映画監督

富野由悠季アニメーション映画監督

芦田豊雄日本アニメーター・演出協会 代表)

宇田川一彦(日本アニメーター・演出協会 副代表

高橋良輔アニメーション映画監督

川和之 (アニメーション演出家

福冨博 (アニメーション演出家

本多敏行 (アニメーター作画監督

山口泰弘 (アニメーター作画監督

才田俊次(アニメーター作画監督

森本晃司アニメーターアニメーション映画監督

松浦錠平 (アニメーション演出家

丹内司アニメーター作画監督

山内昇寿郎(アニメーター作画監督

北島信幸(アニメーター作画監督

なかむらたかしアニメーター作画監督

庵野秀明アニメーション映画監督

飯田馬之介アニメーション映画監督

片渕須直アニメーション映画監督

高坂希太郎アニメーターアニメーション映画監督

佐藤好春(アニメーター作画監督

美樹本晴彦イラストレーター)

板野一郎アニメーション映画監督)

平野俊貴アニメーション映画監督)

石之博和 (アニメーター作画監督

本郷みつるアニメーション映画監督)

辻真先  (作家脚本家)

首藤剛志 (作家脚本家)

武上純希 (脚本家)

金春智子 (脚本家)

和田洋一スクウェア・エニックス代表取締役社長

高橋浩(東映アニメーション代表取締役社長

丸山正雄マッドハウスCCO)

鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー

布川郁司(ぴえろ代表取締役社長

松谷孝征(手塚プロダクション代表取締役社長

松元理人(トムス・エンタテインメント専務取締役

竹内孝次(テレコムアニメーション代表取締役社長

田中栄子(スタジオ4℃代表取締役社長

康晴コロムビアミュージックエンタテインメント代表執行役社長COO

佐藤俊彦プロダクション リード代表取締役会長

下地志直(ジーベック代表取締役社長

武田康廣ガイナックス取締役アニメーション製作部長

柄澤哲夫ゴンゾ執行役員社長CEO)

内田健二 (サンライズ代表取締役社長

井上伸一郎角川書店代表取締役社長

岩渕徹(徳間書店代表取締役社長

小黒祐一郎スタジオ代表取締役社長

氷川竜介アニメーション研究家・文筆業)

片山雅博多摩美術大学教授日本アニメーション協会理事)

安彦良和漫画家

村上隆アーティスト

友永和秀 (アニメーター作画監督

なみきたかしアニドウ会長・オープロダクション代表取締役

http://www.anido.com/html-j/kanada-j.html

2009-06-20

差別発言はあったのか、なかったのか

政治コラム 政態拝見   編集委員 坪井ゆつる

麻生首相 差別発言はあったのか、なかったのか

 なんとも気になる本が、先週から書店に並んでいる。元官房長官野中広務氏と人材育成コンサルタント辛淑玉さんの対談集「差別日本人」(角川書店)だ。そのなかで、野中氏はみずから被差別部落出身であると語ったうえで、麻生首相の暴言を指摘している。

 「野中やらAやらBは部落人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッバッハッハ」と、麻生氏が言ったというのだ。

 現場は8年前、01年3月12日麻生氏の派閥の会合。次の党総裁候補に野中氏の名前もとりざたされていたころだ。

   ■

 実は、この発言は国会で真偽をただされたことがある。ジャーナリスト魚住昭氏が『野中広務 差別権力』(04年刊、講談社)で「発言内容」と、それに激怒した野中氏が後に自民党総務会で麻生氏を面罵(めんば)したことを紹介。05年2月衆院総務委員会で、民主党議員がその本を読み上げながら質問した。麻生氏は「そのような発言をしたことは全くありません」と否定した。

 録音されていない発言の有無を確かめるのは難しい。なのに、野中氏はあえて改めて世に問うた。その根拠を聞くと野中氏はこう断言した。「人づてに発言を知り、その場で聞いていた3人の国会議員から確認した」「AもBも実名だったが本では伏せた」

 真相を知りたくて、現場居合わせた約10人の議員を取材した。すると、2人が「差別発言はあった」と認めた。

 ひとりは「野中さんや別の衆院議員名前もあげて『表に出てはいけない連中が表に出て大きな顔をしている』という趣旨で、明らかな差別発言だった。その後、あの発言に野中さんが憤っていることが派閥で話題になり、『野中さんにわびを入れた方がいいのでは』と話した議員もいた」と述べた。「麻生さんが国会で否定したのなら、国会ウソをついたことにならないか」とも指摘した。

 もうひとりは「雑談の中で麻生さんは大声で話したんだ。その場のみんなが聞いたはずだ」と繰り返した。

 しかし、ほとんどの議員は否定した。「麻生さんが野中さんの総裁選出馬に否定的だった話に尾ひれがついた」という解説が多かった。

   ■

 麻生首相の村松一郎秘書官は、こう反論する。「野中さんは当時、党の幹部で麻生を呼んで確認できたはずなのに、なぜしなかったのか。確認もせずに一方的に言い募るのはひきょうだ。なかったことは立証できないから、この種の話は流された側が損をするばかりだ」

 総選挙が迫るいま、野中氏の狙いは差別問題の糾明より、政治的な麻生批判だと見ることもできよう。だが、差別発言事実なら、野中氏個人ではなく、すべての被差別部落出身の人々への言葉として許されるはずがないのも確かだ。

 総選挙が迫るいまだからこそ、真相がなんとも気になる。

朝日新聞、2009年6月20日)

2008-09-25

「私がなんで増田で書いてるか分かってんの?」

「ねぇ、なんでだと思う?」

「そもそも私がここ数ヶ月増田に入り浸ってること、知ってた?」

「知らないでしょ、あんた結局私に興味ないんだよね。」

「分かってたことだけど。だってあんた角川書店をカクガワって読んでるし。」

「なにも私だって最初から好き好んで増田自分語りした訳じゃないんだよ。」

JUGEMで書いて、mixiで書いて、fc2で書いて、はてダで書いて、twitterで書いて。」

モバゲーどころかキヌガサにまで手ぇ出しかけた時の私の気持ち、分かる?」

「・・・分かるわけないよね、あんた自分大好きだもん。」

「私も自分大好きだけどさ。」

増田はねぇ、あんたとは違うの。」

「私のような弱小はてなIDの糞エントリにも、平等に視線を浴びせてくれるんだよ。」

「包容力が違うってゆうのかな。」

「あとブクマされると表示がピンクになるんだよ?かわいいと思わん?」

「・・・思うわけないよね、あんた増田のこと匿名で卑怯とか言っちゃうタイプだもん。」

「それにこの前私がセルクマしてたのも影で笑ったでしょ。修造から聞いてんだから。」

「もういいよ、私のエントリなんて疲れるでしょ?」

「今だって面倒くせぇーあー早く風呂入ってはてなロクロしてぇとか思ってるんでしょ?」

「顔に[あとで読む]タグ出てるのバレバレなんだよね。」

「私は増田書くんだから、もう金輪際ビッケモンバックのことに口出さないで!」

2008-08-29

BLを読まないなんて人生を損している!

この前、「BL世界はすごく良く出来ている」というテーマで友人と討論になったんですが、

・数百人の作家切磋琢磨=質の向上

・読切や短期連載中心=質の向上、購入しやすい

・毎月漫画50冊+小説80冊出る=作家が生活出来る

雑誌もたくさん出る=作家が生活出来る

作家さんは1、2年先まで予定が組まれる=作家が生活出来る

・購入層の財布の紐がゆるい=作家が生活出来る

・購入層の心が広い=多少問題のある作家も生活出来る、トンデモ展開?面白くない?絵が汚い?古い?なんでもいいよ萌えられれば。

という非常に安定した輪の中で完結しているのですね。

でもそれにも問題があって、

・力量のある作家さんがBLファンのみの中で消費される=人気の頭打ち

・男同士の恋愛を主軸にするため話のワンパターン化=人気の頭打ち

・購入者の心が広いのでアレな内容でもそれなりに売れる=質の低下

といった面もあります。

中でも特に私が思うのは、この人は天才作家だと思う人がきちんと評価されてない感です。もちろん男同士の恋愛という時点で、ものすごく読者が限定されるのは分かっているつもりですが、24年組少年愛作品を平気で読んでおいて、BLレーベルだからという理由で名作が読まれないのはなんでなの。腐女子の中ですらBL読まない人の方が多いし。お前ら男同士が大好きなんだろ!読めよ!

リブレ出版とか言う聞いたこともない出版社名なのがいけないのですか。それなら白泉社花丸文庫とか読めばいいじゃない(花丸の質はあまり保証できないけど)。集英社コバルト文庫のゆるいBLとか講談社ホワイトハートの長いBL読めばいいじゃない。角川書店だって徳間書店だって芳文社だって竹書房だって新書館だって頑張ってますよ。あ、初めて触れる人には新書館オススメする。

BLはひっそりこっそりやればいいと思っている人もいるだろうし、私もあまり大々的に喧伝することは良くはないとは思うけど、よしながふみオノ・ナツメを挙げるまでもなく、数百人も作家がいたらいつ天才作家が現れてもおかしくないんだよ。そんな作家さんをBL好きの間だけで独り占めしていていいのかなぁと思うんだ。

まさにこれ。

http://anond.hatelabo.jp/20080513132239

木原音瀬のような類まれな才能作家性を併せ持った作家を、私たちは天井のある籠の中で飼い殺している。そのことに対して罪悪感を持つ程に、私は彼女の作品を愛している。

そんな思考回路だから、「○○を読まないなんて人生を損している!」なんてことを臆面もなく言っちゃうわけですよ。山田ユギ京山あつきを読まないなんて人生を損しているよね!ねぇ頼むよ、せめて腐女子の人。BL読もうぜ。

2008-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20080808194447

鶴書房新書サイズから読んでいた者としては聞き捨てならんな。(^^;)

ピーナツスヌーピー)は完全に戦略ミスだったよ。

話の筋ではなくキャラクターで売られていた。

鶴書房から角川書店に移って、そこから講談社集英社版権移ったけど、

マンガとしては日本に全然影響なんか与えなかったよ。

アメリカの良さとか歴史に溢れていたストーリーだったけど、全然広まってないよ。

2008-03-07

どかんの上にあるみかん

Google さんとこの、サイトマップのページが Google インデックスに含まれているかどかを後でもう一度確認してください。 って文章に心を持ってかれた。角川書店でかどわかされたようなそんな感じ。拙い口調で、たんすひとさお担いで、このかどか、このかどかーって、全八つの角を足の小指で、消しゴムの角の如くに、それは器用にごんごん削ってって、すっかり角の立たない丸い方になったのを確認してから、ようやく心を返してもらえた。私ももっと丸くならねばと励みになった。ありがとう。サムスもありがとう

2008-02-19

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記2

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1 の続きです。

少し話を戻します。ホットペッパーがその侵攻の矛先を地方向ける少し前、某地方エリアに向け、角川書店が新たな情報誌の創刊を発表しました。「表紙に芸能人を使ったメジャー感」「特集内容は引きの強いドライブ・グルメ・温泉イベントだけ」「街の小ネタは大胆に切り捨てる」垢抜けた情報誌「Walkerシリーズ」。この角川の進出に対し、そのエリアの中心都市で絶大なシェアを誇ったタウン誌は、デザインと内容を一新し、スタイリッシュでありながらも地元感を感じさせる素晴らしい誌面に生まれ変わりました。つまり、あえて「垢抜ける」方向を選択することで、角川を迎え撃ったのです。当時、このリニューアルを断行した地方出版社の規模と発行部数は、全国のタウン誌の頂点を行く存在でしたから、このリニューアルの結果を各誌は固唾を飲んで見守っていました。

そして、ついに角川の情報誌「○○Walker」が創刊。万全の体制で迎え撃ったはずだった地元出版社タウン誌は、発行部数を大幅に減らす大打撃を受けてしまいました。時代に即して垢抜けようとしたリニューアルは、大失敗してしまったのです。

各誌は衝撃を受けました。なぜなら、その出版社が行ったタウン誌リニューアルは、他社からは死角のようなものが全く見えない、ほぼ完璧なものに見えたからです(後付けでいろいろ言うことは出来ましたが)。リクルートホットペッパー」の侵攻に対し、各社の動きが鈍かったのは、この一連の動きを見て「下手に動けば大変なことになる」という意識があったからかも知れません。

しかし、角川の権勢がその地方エリアの中心都市から広がることはありませんでした。彼らの営業手法は、「クライアントの規模と金額が大きい」だけで、タウン誌の営業手法を変わらないものだったからです。営業部員クライアント広告代理店を回って広告を販売する。広告とひとくちに言っても様々な業種のクライアントがあり、様々な企画提案を行わなくてはなりません。営業部員スキルによっても左右されるそれは、大口クライアントが多く、1回の扱い高が高い地方エリアの中心都市では採算が取れても、大口クライアントの少ない県庁所在地クラスには攻め込みようがなかったのです。

しかし、リクルートは違いました。地方のタウン誌がそれに気付かされるのは、実際に彼らの営業活動を目の当たりにしてからだったのです。

つづく

2007-11-08

二次創作二次創作者にも著作権が発生するけど

http://anond.hatelabo.jp/20071108025941

あれ? 二次創作には原作者二次創作者の両方の著作権が発生するんじゃなかったっけ?

もちろん、ワンフェスちゅるやさんフィギュアを発売するには、原作者谷川流といとうのいじ(というか、版権窓口の角川書店)にお伺いを立てて、当日版権をもらえれば、って事になるだろうけど。

でも、原作者がどうのは置いといても、鶴屋さんをちびキャラ化した不条理ギャグ、という表現に関しては、えれっとさんのオリジナル原作者のOKが出ても二次創作者のOKが出なければ、三次創作グレーゾーンってわけで。

そんなわけで、えれっとさんにも、一応は請求する権利があるにはあるけど、ただ、元々ちゅるやさん同人誌は恐らくグレーゾーンだろうから、許可を出すにしてもタダで版権を出さないとモメそうな気はする。

なぜか伝統的に、フィギュアは「当日版権システムがあって、紙の同人誌には無かったりするんだよな。

2007-06-27

拝啓、先生

ギャップがあると弱い。

ありがちだが、怖そうだけど、ホントはやさしい人とか。

「??だけど/だったけど、ホントは??」という話。


逆境を乗り越えて来た人の話が持つ説得力というのは何となく感じるところはある。

いわゆるセレブ(そろそろ死後?)と言われる人の人生譚が薄っぺらく聞こえるというのも何となくわかる。

物語の作り方として、

 成功者→転落→苦境→努力→波乱→成功

というのはハリウッド的に爽快で面白くもあることも認めよう。

「人は物語存在」と誰かが言ってたっけね?

けどね、

それを政治の世界にもってくるのはどうなのよ。

あなたはツンデレと同じ戦略に生存の途を見つけたのですか?

教えて、先生

2007-05-31

エヴァ嫌いだけがエヴァを延命してくれる。

ありがたい話です。僕はエヴァ大好きなんで。

ニコニコ動画エヴァ関連動画を観ると「ハルヒの方がすごい」とか「懐古厨乙」とか「爺は巣にカエレ」とか返される状況がぼくたちの00年代のリアル(大爆笑)でありますよ。そんなリアルの中で何かまともなことをやっていこうと思ったら「エヴァは死んだ!」「エヴァは終わった!」とか何かあるたびに言っている場合じゃないですよ。劇場版華麗にスルー推奨ですよ。

「ニューアカ」とか、「マルクス主義」とか、なんでもいいけどそのへんの一世を風靡した単語とまったく同じですよ。終わった終わったと嬉しそうに連呼するバカがそいつらの寿命を伸ばすんですよ。http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20070531/1180589181こんな感じで。ひょっとしてこの人、ツンデレなんだろうか、と思ってしまう。

それにしてもなぁ。

このエントリで書きたかったことは↑で終わってるんだけど、蛇足。ルルーシュよしながふみを取り上げてればオッケーってなんなんだろうね。どっちもネット界隈では大メジャーなわけで、それを紙媒体に上げたら偉い、みたいに考えるのって、出版関係者ってつくづく紙媒体帝国主義というか、オヤジ体質というか、どうしようもないよなぁ。しねばいいのに。

さらにどうでもいいけど。ハルヒダメルルーシュはオッケー、って結局どっちにしろ角川書店最強説じゃん。どっちがどうだろうと大勢は何も変わってねえわけじゃん。徳間書店の『アニメージュ』はオタク業界朝日新聞、とか言われてた時代があったけど、角川書店自民党だな。第四の権力どころじゃなくて、日本オタク体制がそれ抜きでは考えられない、オタク国体(オタ体)ってやつなんじゃねえのか。ライトノベルの売り上げの大半も角川書店関連レーベルスニーカー・電撃・富士見ファミ通)なわけだすからのー。きょわい、きょわい。

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