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2014-02-22

読書家の俺は読書しかない

http://anond.hatelabo.jp/20140221132243

この記事を書いた増田です。

何の気なしに書いた記事がこのような事態になり、少々戸惑っています

同時に、高飛車物言いをしてしまったことを後悔しております

当方大学生の20歳です。何人かのご指摘の通り、読書にのめり込む前から自己愛パーソナリティ障害にも似た自我肥大人間でありました。

そんな人間ですから大学入学当初から大学生活を冷めた目で見ていました。サークル()飲み会()オール()のような事もしてきましたが、どこか射に構えていたと思います

私はそんな歪んだ自我を保つために、読書に走りました。当初の私は本など手に数えるほどしか読んだことがなく、新書100冊程度読むのにも骨が折れました。

新書100冊程度を読んだ後の自分は、〇〇力の成長に驚愕していました。発想力、論理力、伝達力、コミュニケーション力、集中力、行動力....。

あらゆる〇〇力を手にした私は、全能感を抱き、ますます自我肥大拍車がかかりました。

社会なんてつまらない。就職なんてバカバカしい。やるなら起業ノマド!というように、絵に書いたような意識の高い学生(笑)でありました...。

ーここまでが読書にのめり込んだ初期ですー

読書初期の私は、自分に自惚れ、”どうせお前には分かるまい”と周りを滑稽に見ていました。

ところが、全能感を抱いていた私は数々の挫折を味わいます

読書は相変わらず続けていましたが、それだけでは敵わない人間出会います

今思えば、読書で得た〇〇力は、超バカだった自分がただのバカになったにすぎなかったのだと思います

以後、本は「自分を成長させてくれる劇薬」のように思っていたのが「他人の考えが書いてあるただの紙」と思うようになりました。

自己啓発本を読んで意識けが肥大していた自分を悔いるように、分厚い専門書も読むようになりました。

本の数だけ考え方は存在する。だからこそ、”考え方の違い”を意識するようになりました。

自分は絶対じゃないからこそ、他人の考え方も認める。

それは同時に、他人に考え方の相違の理解を求めていることになります

ーここまでが読書にのめり込んだ中期ですー

読書中期の私は、自分に自惚れ、”どうしてお前には分かるんだ”と周りを滑稽に見ていました。

以前の自分のように、全能感を抱いている人を軽蔑していました。

自身過剰で、自分の考えだけに縛られている人が嫌でした。

社会が求める人材像というのも嫌いです。夢を持て、目標を持て、努力しろ、諦めるな...。

1年後の就活が嫌で嫌で仕方ありません。

私は読書によって、元々あった肥大していた自我さら肥大してしまったんだと思います

ですが、本には何の罪もないとも思っています

読んでいる本がダメなのか、数が足りないのかは分かりません。

それでも、私は読書するしかないのだと思っています

読書しかすることがありませんから

ーおわりー

 
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