はてなキーワード: 岩井克人とは
(この手の本を読んでいる人が、読んでそうな本を他にも挙げてほしい)
理系学生の書斎が安藤忠雄の建築事務所(研究所)みたいな資料の山だとしたら、
文系(特に法)学生の書斎は立花隆のネコビルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
規模だけでなく質でも文系(特に法)は見劣りがするね。
何度か連中の自宅に招かれたから、ちょっと参与観察してみたんだ。
冗談半分でさ。
仔細に文系 (特に法)学生の本棚とか見てみると、これがもう滑稽なんだwwwwwww
まずいきなり机の上に開いた状態の宮台真司『権力の予期理論』!(笑)
プゲラを抑えるのに必死だったぜ。
続いて 何度も読んだ形跡のある伊藤&柴田の司法試験論文対策即席要点集(笑)。
お前サル かよ、それでも人間かよ、って問い詰めたくなったね(苦笑)。
カント・マルクスをはじめとする岩波文庫300冊程度(笑)(日本語であって原文ではない)
我妻民法(笑)佐藤憲法(笑)前田刑法&商法(笑)新堂民訴法(笑)
○○学がわかるシリーズ(プッ)
フーコー『知の考古学』(笑)(「パンのように売れた」ベストセラー)
仏露独蘭伊中国語辞典(笑)
トクヴィル(笑)大江 健三郎(笑)コーポレート・ファイナンス(笑)ドストエフスキー文庫(笑)西尾行政学(笑)
柄谷行人文庫(笑)フロイトの技法(笑)Yale Law Journal(笑)ハンナ・アーレント(笑)浅田彰(笑)『構造と力』(笑)
別冊ジュリスト判例百選(笑)大前研一(ワラ)シェイクスピア文庫(笑)
田中行政法(笑)中公『世界の歴史』(お前高校生かよw)マンデル貨幣理論、(笑)
女子大生(特に法)が読む雑誌と大差ないMarie Claire(笑)
magazine litteraire(笑) Cosmopolitan(笑)Critical Inquiry(笑)
Le Monde(笑)The London Economist(笑) American Economic Review(笑)
Fortune(笑)Foreign Affairs(笑)Yale Law & Policy Review(笑)
The New England Journal of Medicine、Michelin(笑)
これだもんねぇ。
他にも数百冊 持っていたようだがあとは推して知るべし。
で、トドメは
ピーター・ドラッカー(笑)
ピエール・ブルデュー(笑)
フォーリン・アフェアーズ(笑)
知の論理!!(笑)
もう俺その場で大爆笑。
プゲラー止まらなかったぜwww
ま、予想通りだけど、杉浦・ 解析入門(高校4年生の一般教養にはいいかもね)
岩波講座・現代数学の展開 (なぜかモジュライ理論、Lie環、Weil予想、コホモロジーw)
リーマン・アティヤー・岩澤・シュバレー・ヴェイユ・セール・ブルバキ・ウィーナーなど書店で目につくもの(持ってるだけね、知的ファッション)
東京化学同人『分子細胞生物学』(ゲノム解析ブームの名残だろうな)
プリゴジーヌ『散逸構造』(笑)
これだもんねぇ。
他にも何十冊か持っていたようだがあとは推して知るべし。
で、トドメは
日経サイエンス(笑)
ニュートン(笑)
数学セミナー!!(笑)
もう俺、こんな連中と面識あるなんて、恥ずかしいね。
あいつらよく平気で外を歩いてるもんだ。
せめてNatureくらい読めよな、
文系(特に法)なんだからさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>失業率成長率にどう影響を与えるかが一番重要でインフレ率がどうなるかは枝葉末節のはず。
そりゃそうだな。でもどういう経路で影響与えるかってのは、説得の技術としては大事なポイントだろう。
というか、黒魔術的に「ようわからんけどこんなんでました」っていうのだと納得できないから
解析的に解くことが経済学では求められてる気がする。って、それはカリブレーションとかの前の古き良き時代の話か。
経済学者は本心では別に「均衡の有無」なんて疑問視はしてないんじゃないかな。昔の「不均衡、たのしぃー」みたいな時代ならまだしも。
いまだと「均衡」なんて単なる「解」に過ぎないから、「均衡が無い」っていうのは(よほど純粋な数学的側面に魅せられてなければ)、経済学的見地の見出せない、クズモデルを作ってしまったということに過ぎないのじゃないか。つまり、均衡の有無を気にするのは、経済自身のinvestigationというよりはモデルが解くに値するかのチェックに過ぎない。
ちなみにいわゆる「不均衡動学」ってやつだって、「動学的・非ワルラシアン均衡」と言い方は変えられる。ただ当時は「均衡」っていったらワルラシアン均衡、長期でフラットになる均衡、っていうの意味が暗黙に(?)定まってただけで。(1,2年前にあるブログで、その「不均衡」が上記の意味で「均衡」だ、だから岩井克人はアジテーターだって言ってるコメントがあったけど、あれはセンスが悪い。「テクストが読めてない」っていうレベル。)
まあ、児島さん(小島?)のは論理の使い方に関する指摘として面白かったし、そこを攻撃してるようなものはいかがかと思った。でも、マクロ経済学として見ると、マニアックなレベルで横断性条件の必要性に関して、実は甘いんじゃない(optimal controlでペーパー書いてなさげだからしょうがないけど)、ってところがある。んで、そもそもマクロ経済に関する政策提言としては、冒頭の引用したやつで尽きるってことなのかな。
追記)ブクマ見た。たしかに経済学で「解」程度に「均衡」って言葉を使うのはまぎらわしいっちゃまぎらわしいのかも。でも、何の解というと、需給とかそういうののconsistencyが満たされるっていうことでもある。まあ、素人には「均衡」って言ったときにはtoo muchな意味を期待させるから、「解」程度に思っとくのがいいとは思うんだけど。たとえば、「均衡選択」とかも、もっともらしい解を探すってだけだしさ。あと、無税国家って言う結論になってもいいんだってという人は、じゃあ元々のリフレ派的な筋書きと、無税国家という筋書きの二つをもって、いやあ国債買い捲ればどっちかにはいくからいいじゃないっすかって政策提言すれば。それこそ素人は騙されてると思うんじゃないの。ほんと、そういうのが「数学的になんかモデルいじくればこんなんでました」っていうやつでしょ。(どうでもいいんだけど、「配分」と「分配」とかいう用語で噛み付くのもひどいね。経済成長と再分配が別って、ええと最近のマクロをきちんとフォローして言ってるのかなあ。経済学者でもない人が、中途半端な経済学の知識で、素朴な問題意識を封じ込めることこそ、ひどい。)
岩井克人の放言を真に受けるのは正直どうかと思うけど、たしかに経歴を見る限り理系、それも数学プロパーだよね > Edmund Husserl
この頃のドイツ語圏で理系が哲学をやるのは、カントが科学哲学の権威として確立してたからでしょ(ポパーはそういう「理系のカント哲学」の劣化版だと思ってる)。『純粋理性批判』‥はムリかもしんないけど『プロレゴメナ』とかは普通に読ませるんだろうね。手本としちゃ悪くないが、若いうちにプラトンの対話篇をドイツ語訳ででも読んでおけばなおいいのだろうけど、文系(それこそ、フッサールの弟子のハイデガーみたく、俺ってギリシャ語できるんだぜとばかりギリシャ文字を並べる、正直うぜぇ)からそれは邪道だといわれちゃうから一切やらせてもらえない。