はてなキーワード: ハンバーガーとは
今のマックはセットで頼むと他のハンバーガー屋と大差ない値段だから、安く済ますために行くというのはオススメしないなあ
俺はマックポーク二つで晩ご飯まで十分もつからw
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/810ee47297d49033c2a4b43a0a5216e0/page/1/
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/12e944b3494ce767ea7f03b7b7d051d9
楽天の社長さんが「英語の出来ない役員はクビだ」と言ったのが色々と盛り上がっているようで。海外で働いていると、この社長さんの危機感が痛いほど分かるので、少し書いてみた。
「これからの時代は英語が出来ないと~」というネタは既に数十年は語られた手垢のついたネタであって、それに対する反発も大体類型化されている。そのひとつが、「英語が出来なくても、実力さえあればちゃんと認めてもらえる」というもの。これは間違ってはいない。東大の先生でも、英語をしゃべるのも聞くのも全く駄目なのに世界的な知名度を勝ち得ている人はいる(ハーバードだかどこかのセミナーでは、全ての質問に"I don't know"で通して聴衆を困惑の渦に叩き込んだとかいう武勇伝を聞いたことがある←うろ覚えだが)。ただし、これはそこら辺の常人から抜きん出て優秀な天才にだけ通用する文句だと思ったほうがいい。
大概の場合、説得力を生むのは話の内容ではなく、本人の態度と場の雰囲気だ。まず、英語が出来ないと自信を持ってしゃべれない。これだけでプレゼンの説得力は2割は下がる。更に聞き手は、聞き取りづらくて文法間違いがあちこちにある英語を、脳内で補正しながら内容を咀嚼せねばならない。この場合、プレゼンは完璧に理路整然と組み立てられていないと、聞き手のストレスが限界を超える。そこまでのプレゼン巧者はそうはいない。それどころか、日本人のプレゼンは英語以前の問題として構成が下手糞なケースが多いように思う。これで更に2割引。
更に厳しいのは質疑応答。質問に対して短くかつ的確に答えるのが理想だが、そもそも質問を聞き取るのが一苦労だ。特に、予想外のところに突込みが入ってしまうと類推が効かないのでお手上げになる。ここで聞き返す勇気を持てずに適当な返答をしてしまうと、「こいつはただの馬鹿なのか」という疑念が聞き手の胸中にわきあがる。そしてこの疑念は、「お前は何の資格があって俺の貴重な1時間を無駄にするのか」という怒りに直結する。ちなみに、この怒りをはっきり口になさる正直者も少なくない。
1年ほど前に他社のプレゼンに顔を出して日本人のプレゼンを聞く機会があったのだが、ほぼ上のケースにはまっていて頭を抱えたくなった。後ろのほうで聞いていて、聴衆が盛大な誤解をしているのが分かる。そしてその誤解に基づいて的外れな質問をして、それにスピーカーの日本人がイエス、とか言ってしまっている。そのプレゼンは日本で採用されている或る技術規格を欧米でも採用すべきか、それとももっと急進的なプランを採用すべきか、というものだったのだが、聞き手は「日本が急進的な規格を採用しなかったのは、奴等が臆病だったからだ」という確信を左手に抱えて会議室を出ていった。
ちなみに、この日本人の英語力は日本でならば十分に水準以上、TOEICなら900点は余裕で超えているだろうというレベルである。能力的にも、少なくとも聞き手の多くより優秀だったのではないかと思う(主観)。それでも、この体たらくなのだ。おつむが多少足りなくても英語の出来る人間を採りたくもなる。さもなければ同時通訳を同行させるかだが、あんなコストの高い人たちを社長重役以外の出張にも同行させるのは現実的ではない。
欧米はコネ社会である。人脈作りに対する意識は高い。じゃぁどうやって人脈を作るのかといえば、やっぱり酒が手っ取り早い。国際会合か何かの後には、大概みんなでバーにしけこんだりするものだ。そこで仕事の話の続きをしたり、馬鹿話をしたりして仲良くなって、顔をつないでいく。大切なチャンスである。
なのに日本人は大概これに参加しない。気持ちは分かる。苦痛だもの。席のあるディナーなら、話の輪からはじき出されはしないという安心感がある。でもバーではそうは行かない。みんなめいめい話の輪を作って話し込んでいる。彼らの話もろくに理解できないのに、いったいどうやって話の輪に混ざるというのか?女性なら壁の花を気取っていても絵になるが、男が壁際でちびちびビールをやっていても見向きもされない。つい何度もトイレに行って時間をつぶしてみたりしてしまう。あんな苦痛を味わうくらいなら、マクドナルドでハンバーガーでもかじっていたほうがましである。
でも、それをやっている限り、誰も太平洋の彼方、ガラパゴス諸島よりも更に遠い島の出来事を気にしてはくれない。知らないんだから、気にかけようがない。これで日本が失っている有形無形の利益は、無視できる大きさではないと思う。
人脈をつなぐ方法は酒だけじゃない。メールでもいい。バーで立ち話よりも100倍簡単だ。でも、特に用もないのにメールを送るのもはばかられる。そういう時に物を言うのが手持ちの「ネタ」の数だ。何か面白いネタを仕入れて、「これ面白いよ」と送る。何人かからは返事が返ってくるかもしれない。そこから何か話が回りだすかもしれない。こういうことをまめにやっている人は結構多い。しゃべるのは下手でも読み書きなら何とかなる日本人にはお勧めの方法だ。
しかし、普段英語のニュースソースを読みなれていないと、これが出来ない。もちろん、日本語の情報量は馬鹿にならない。世界トップクラスだとは思う。仕事で日本語の本を読んでいると、たまにこう驚かれる。「なんで仕事で日本語の本を読むの?」 ほとんどの国では、専門書は英語で読むものであって、現地語でマニアックな本が翻訳出版されていることなど、考えられないのだ。
しかしその日本語でも、英語の情報量には及ばない。なにしろ、世界中の優秀な人の大多数が使う言語である。アメリカ人と日本人の教養のレベルが同じか、仮に日本人のほうが上だったとしても、英語話者の教養水準は日本語話者のそれよりも高くなってしまうのは、残念ながら事実だ。日本語ソースだけで、「おっ」と驚かれるネタを提供し続けるのはかなり難しいと思う。大体、日本語ソースだと翻訳しないといけないので、時間がかかりすぎてやっていられない。こんなことは仕事の片手間でないと継続できるわけがないのだから。
もちろん、以上の話は現在と将来に海外の人と付き合う可能性のある人にだけ当てはまる話であって、それ以外の人をクビにする必要などない。大体、英語学習は本当に時間がかかる。年を取れば取るほど効率が悪くなる。必要もないのに「なんとなく」英語を勉強するのは人生の無駄遣いだ。それよりも子供と遊ぶ時間を増やしたほうが遥かにましだろう。
でも、将来海外を相手に仕事をする可能性があるのなら、早い段階で一度海外で仕事をする選択肢を考えたほうがいいと思う。もし理系のスキルを持っているのなら、海外で仕事を得るのは思っているよりも簡単だ(最近どの国も労働ビザを出し渋る傾向があるので、現地の大学院に留学して、そこで同期と一緒に就職活動をするのが手っ取り早いと思う)。欧米の会社は、特にアメリカでは、日本人が想像する以上に機会をくれる。その会社が必要としているスキルさえ保持していれば、英語はそこまで問題とはされない。こんなえらそうなことを書いている自分も、入社した当初は「お前が何をしゃべってるのか全く理解できない」と言われていたんだから。
上で書いたことと矛盾してるじゃないか、と思う人もいるかもしれない。でも、最前線の兵隊にプレゼン能力もコネも必要ない。言われたことをちゃんと出来さえすれば、それ以上は要求されない。そこから軍曹殿に成り上がるためには、どちらも必要になるのだけれど。でもどうせ軍曹クラスにまで出世するには数年はかかる。その数年、必死で食らいつけば、最低限の英語力は身につくというわけだ。そこからは自分の努力と能力と社交性を賭けた勝負になる。
そして、そのころには、楽天の社長さんと同じような「危機感」を共有するようになっているんじゃないかと思う。
(ちょっとだけ追記:酒が飲めなければ、コーラを飲んでおけばよい。宗教上駄目な人も多いし、その辺りにはおおむね寛大。大学生とかだと事情は違うかもしれないけど。要は、その場でくっちゃべれるなら問題ない。)
しばらくぶりに中野に行った。
相変わらず人がたくさんいた。マクドナルドに入ってハンバーガーを食べたがほとんど味がしない。
中野にはマニアックな映画館があるはずだが、まだあるだろうか。
あとすごくマイナーな演劇をやるテルプシコールはまだあるんだろうか。
打ち合わせの帰りに早稲田のお世話になった会社に挨拶にいくつもりだったが、
打ち合わせの内容がすぐに作業を要求するものだったので寄る時間がなかった。
先に行くべきだった。
はてブで戦争の話を読む。自分がちょっとでも好意をもっているなら、相手を大切にすべき。
プラトニックな愛はとても大事だと思った。
自転車が来週組み上がってくるらしく楽しみだ。
今度はどこに行こうか。どんな深い山にいけるだろう。前よりも遠くに早く行けるようになっているはず。
これからは自転車にとってよい季節になる。夜でさえも走れるのだから。
すべての道を支配している。
さっき蚊がいたけど見失った。どこにいったんだろう。
「入国希望者か?」
「はい」
「どんな噂をきいてきたか知らんが、ニュースサイトの国はすでに飽和状態だ。うまい汁を吸うつもりで来たならば引き返したほうがいいぞ」
「はあ、そうですか」
「……引き返す気はないようだな。ではこの国の滞在期間をきこうか」
「追い出されるまで」
「あ?」
「この国の人に追い出されるまでいたいと思います」
「……変わったやつだな。よかろうニュースサイトの国は来るものを拒まない。ようこそ最新情報の飛び交う世界へ!」
そう言ってガリガリに痩せたみすぼらしい男は芝居がかった姿で両手を広げた。
どう見ても入国管理官とは思えないその哀れな姿に、キチはありのままの疑問をぶつけた。
「あなたは入国管理官かなにかですか?」
「ん? 違うよ。私はネット評論家だ。主にニュースサイト論を取り扱う権威さ。あくまでボランティアとしてニュースサイトの国に訪れる人間に忠告と審査をしてい――」
セリフを言い終える前に、銃声が鳴り響き、自称ネット評論家でニュースサイト論の大家の頭に大きな穴が開いた。
即死である。
「また沸いてやがったかこのアクセス乞食め! 大丈夫かい旅人さん? こいつはニュースサイトを知らない一般人にたくみに擦り寄って権威ぶる物乞いだよ。なにか妙な言いがかりをつけられなかったかい?」
「いえ、べつに」
「まったく今週だけで3人目だぞっ どこから沸いてくるんだこのゴキブリどもは…?」
「えーと、それで入国してもかまいませんか?」
「ああ、もちろんだ。WWWの概念に基き出入り自由だ。好きにやってくれ」
銃を肩にかついだ男はにやりと笑うと、乞食の死体を引きずってどこかに行ってしまった。
「では行きましょうキチ」
「そうだねヘルペス」
旅人はアンドロイド(注:ここではHMXシリーズのメイドロボを指す)におんぶされながら人の多い市街へと入っていった。
「キチ、重いので自分で歩いてくれませんか?」
「見た目が愛らしい女の子のメイドであっても、アンドロイドに人権はないよ」
「思いやりに欠けるマジキチですね」
そんないつものやり取りをする旅人たちに、ニュースサイトの国の住人が声をかけた。
「はい、さっき入国したばかりです。あなたはニュースサイターですか?」
「ああ、そうだよ。ねえ、旅人さん? さっそくで来たばかりで悪いんだけど、何かいい情報はないかい?」
「いい情報……ですか?」
「そうさ、なにか外の世界であった最新のできごとを知らないかい?」
「……えーっと、あなたはニュースサイターなんですよね?」
「うん、そうさ。ちなみにニュースサイト歴2年だからベテランだね」
「ニュースサイターなのに最新の情報を一般人の僕にきくんですか?」
キチがそう問いかけると見る間にニュースサイターの機嫌が悪くなった。
「そういう訳ではないです。ただ僕はニュースサイトの国に来れば最新の有意義な情報が手に入るとばかり思っていましたので」
「はっ! これだから新参はっ もらうことばっかり考えて何も提供しないんだからな!」
「おいおいどうしたんだ、そんな大きな声をだして」
ベテランニュースサイターの男をたしなめたのは、4~5人連れの屈強な男たちでした。
「あっ!? ギガジンさんににゅーす特報さんっ それにKKGとロケットニュースさんとZAKZAKさんと探偵ファイルさんと秒刊サンデーの湯川とえーとそれから…ま、ま、まんげ?さん!」
「だんげです」
屈強な男たちの後ろにいた小男は不機嫌そうに訂正した。
「そう怒るなlazy。それで? その旅人さんとお前は何を揉めてたんだ?」
「lazyじゃなくてごーるです……じゃなかった。だんげです」
「は、はぁ、実はこの新参がベテランの俺を馬鹿にしやがるんです。ニュースサイターの癖に情報に疎いなんていちゃもんを…」
「ははっ、まあ中堅のお前はちょっと情報に疎いかもしれないな」
「あっ! ひ、ひどいっすよにゅーす特報さんと探偵ファイルさん!」
「よし、じゃあこのニュースサイトの国を仕切る俺達が、ひとつ旅人さんに最新の情報を教えてやろうじゃないか」
屈強な男たちは張り切った様子で、それぞれのノートパソコンを開きました。
「えーと……おっ! これなんかすごいぞ! 痛いニュースからの情報だがなんと鳩山総理が――」
「それはテレビで見ました」
キチははっきりと言いました。
「ははは、君は古代の遺物であるテレビなんて見ているのかい? うーん、じゃあこれはどうだ? V俺からの情報だがアニメにありがちなことで――」
「アニメに興味ありません」
キチははっきりと言いました。
「アニメに興味はない!? じゃあ君は今日もやられやくを見ないのか??」
「なんですかそれ」
「うーん、それは人生の半分は損をしているぞ。そんな変わり者の君には――」
「ねえ、キチ?」
「なんだいヘルペス?」
「ニュースサイトの国ではアニメというものを見ることが常識なんですか?」
「さあ」
キチは興味なさそうにこたえました。
「おっ! これはなんかすごいぞ! 見ろよ猫の画像だ!!」
別のニュースサイターが妙に高い声で歓声をあげました。
「興味ありません」
「猫が嫌いなのか!? じゃ、じゃあこれを見ろ!」
屈強な男の一人がノートパソコンの画面をキチに押し付けてきました。
「ネタミシュ……いやネタタマという面白画像サイトだ! 君の興味があるタイトルをクリックしたまえ!」
「すいません、僕は有意義な情報が欲しいのですが」
「有意義? あっ! わかった! そういうことか! 君は実用的なものを求めているんだな?」
屈強な男はにやりと笑うとパソコンを少し操作しました。
「これだな? 君が求めている情報はこれしかありえない」
そう言って見せられた画面には女の子が強姦されている気味の悪い画像が表示されていました。
「キラ速というサイトさ。なんならアドレスを教えてあげてもいい」
「……けっこうです」
「これもダメなのか!? じゃ、じゃあ後はもうハム速……いや、しかしあそこはいい加減ワンパターンにもほどがあるし…。あっ! アルファルファモザイク……は別にいいか」
「おう、引っ込めよ羅列ニュースサイト」
「あっ なにをするー!?」
キチの前で一生懸命パソコンを操作していた男は首根っこを掴まれて吊るし上げられました。
「2ちゃんねるのネタばっか紹介しやがって。そんなもん最新の情報じゃねえ」
「そうさ。お前ら羅列は所詮お遊びニュースサイター。2ちゃんのソースになるような記事を提供する俺達こそが真のニュースサイターなのさ」
「う、うわー!」
羅列系ニュースサイターはそのまま道端に放り投げられてしまいました。
そしてそのまま二度と起き上がってはきませんでした。
どうやら落ち方が悪くて、首の骨を折ったようです。
「さて、新参くん。俺達の情報はすこし刺激が強いが大丈夫かね?」
「心臓が弱いならここで逃げ帰ってもいいんだぜ?」
キチはなんでもいいから早くしてくれ、と答えました。
「くっくっく…いい度胸じゃないか。では俺から。お前はおいしくなかったら代金を返してくれると宣伝されたハンバーガーを知っているか? 俺はあれが本当かどうかを試してだな――」
「それが有意義な情報ですか? あとあなたは人として恥ずかしくないのですか?」
「な、なんだとキサマ!」
「はは、たしかに人として恥ずかしいよな。じゃあ次はまっとうな俺の情報だ。実は中国の女子中学生でな――」
「それのどこが有意義なんですか? あとあなたは人として恥ずかしくないのですか?」
「な、なんだとキサマ!」
「ふふ、まったくだな。ここで真打の登場だ。まずはこの写真を見てくれ」
「……この写真の右下にあなたの所持するサイト名とは違うロゴがありますが無断転載ではありませんよね?」
「な、なんだとキサマ!」
それからもニュースサイター達は次から次へと情報を教えてくれましたが、どれも下品で役に立たないものばかりでした。
中には真っ赤な嘘すら多くありました。
「……もう一度ききますが、あなたたちはニュースサイターなのですよね? 本当に?」
キチは静かに問いかけました。
「そうかこいつは荒らしだったのか!!!! どうりで俺達にいちゃもんばっかりつける訳だ!」
「あー! いるよな最近、こういうキチガイ野郎が! 頭おかしい奴が増えたっていうかさあ!!」
「せっかく俺達がネットを盛り上げてるのにこういうキチガイが沸いてくるとだいなしになるんだよ!!」
「出て行けよ!!! ニュースサイトの国は誰でも出入り自由だけど、荒らしは許さない!!」
いきりたつニュースサイター達は口々にキチを罵ります。
「皆さん、落ち着いてください。僕は荒らしではありません」
「そうか釣りだったのか!!! ど、どおりで低レベルな煽りばかりしてきたわけだ!!」
「生憎だったな釣り野郎! 俺達はその程度の煽りじゃちっともイラつかない!!!」
「はは、お、俺なんて途中から釣りだと分かってたから笑いをこらえるのに必死だったよ!!」
「お、俺も俺も!! お、俺もわかってた!!!」
だんげはぴょんぴょん飛び跳ねながら存在をアピールしました。
「あー、面白かったよ旅人さん。じゃあな。もういいだろ?」
「……分かりました。残念ですがこの国を出ることにします」
キチはヘルペスの尻を叩いて出口に向かうよう促しました。
「おい待てよ!! ちゃんと釣り宣言しろよ!」
「釣りなんてしていませんが」
「ったく、これだから新参は…! 引き際をわきまえない釣りなんて見苦しいよ」
その後もニュースサイター達は延々と何かを言っていましたが、キチはとりあわずに来た道を引き返していきました。
「う……うぅ…頭撃たれたなう…っと。もうすぐ死ぬなう…っと」
ニュースサイトの国の国境付近に、最初に出会った乞食が打ち捨てられていました。
驚いたことに頭を撃ちぬかれているのに、まだ生きています。
「あ、あれ…? き、君はさっきの……?」
「どうも。ニュースサイターたちに追い出されてしまったので他の国に行くことにしました」
「そ、そうなの…? あ、そうだ。じゃあ君、その追い出された経緯をまとめて記事にしてくれない? そしたら僕がコメント付きで記事を紹介してあげるから」
「……いえ、けっこうです」
キチはきっぱりと断ると、ニュースサイトの国を去っていきました。
「ふ、ふふ、良いネタだ。新たに国を訪れた旅人が…一日と経たずに国外追…放…なう…」
乞食は最後の力を振り絞ってツイートすると、今度こそ本当に息絶えました。
「ねえ、キチ?」
「なんだいヘルペス」
「どうしてあの国の人たちはニュースサイターと名乗っているんでしょう?」
「さあ…僕にはわからない。ただひとつ言えることは――」
「言えることは?」
「どんな肩書きを名乗ろうが本人達の自由だよ。本人が恥ずかしくない限りは、ね」
「単にリンクを貼るだけの人でもですか?」
「ああ。単にリンクを貼るだけの人でもだよ」
「くだらない記事や嘘丸出しの話ばかりするはた迷惑な人でもですか?」
「ああ。くだらない記事や嘘丸出しの話ばかりするはた迷惑な人でもだよ」
ヘルペスはあきれ果てた顔でため息をつきました。
「キチガイじみてますね」
「そうかもしれない。だけど僕の名前だってキチさ」
「みんなキチみたいに分かりやすい名前を名乗ればいいと思うのですが」
「そうだね。少し分かりにくい名前や肩書きの人が多いかもね。でもキチガイって本来はそういうものさ」
「だからキチなんですね」
「うん。名前や肩書きに関係なくキチはキチなのさ」
そうごちるとキチは微笑みました。
ヘルペスは背中に寒気を覚えながら、キチを背負い直し、再び歩き出しました。
終わり
電車で知り合いに会った。けど無視した。だってキモイし、友達がいないって言う噂だ。
駅を降りて歩いていくと、画廊で個展が行われてる。安いし、いいと思うけど買わない。なんか面倒くさいし。
そのまま歩くとコーヒーが飲みたくなった。ちょうど喫茶店があったけれど、小汚いからいいや、マックで飲もう。
デブがハンバーガー食っていたので、共食いだと笑ってしまった。コーヒーを飲んで気分がよくなってしまったのだろうか。
メールが来た。メル友からだ。彼女の好きなバンドのボーカルが自殺したらしい。
キモイ。少し変なやつだと思っていたけれど、こんなメールを送って俺にどうしてほしいんだろうか。
どうして自殺なんてするのだろう、がんばったらチャンスはやってくるだろうに。
聖夜のマクドナルドはすいています。
こんな日くらいは、ハンバーガーではなく、チキンを食べますよね。
こんな日くらいは、マクドナルドのかたい椅子ではなく、彼女の家のふかふかベッドでハメハメしてますよね。
私は最近までSNSやブログに文章(と、呼べるようなものではなかったですが)を書いていました。
かなりの中毒症状を発揮していて、暇さえあればSNSにログインしていました。
なぜ辞めたのかというと、エンターテイメントに徹することができなかったから。
こんなことを書いたら、どんだけ立派なもんを書いていたんだ!と感じるかもしれませんが、
決してそんなことはありません。
読んでくださるかたにとっては、どの日記も変わらぬチラ裏に見えたかもしれませんし。
ですが自分の中では、
「人に笑ってほしくて書く日記」と「グチが言いたくて衝動的に書いてしまったチラ裏日記」の2つに
分かれてしまっているのは明確でした。
いちどチラ裏日記を書いてしまうと、もっと書きたくなってきてしまいます。
そんな皆の優しさに甘え、ブレまくってしまっている自分が嫌でした。
現状に甘え、それを打破することもできない。
なので、スッパリ書くのをやめることにしました。
自分のブレまくってる方針への嫌悪感が、SNSへの中毒症状を大きく上回ったのです。
一度書くことから離れてみようと思いました。
自分に才能があるなんて思えなかったし、この「はてな」だけでも読ませる文章を書く人は山ほどいる。
なんとも果てしない世界だと思ったのです。
いわゆる『いない歴=年齢』の私が、4年?ぶりくらいに恋をしました。
異性への興味など枯れ果てていると思っていたので、正直に言いますと今の状況は結構わくわくしています。
きっかけは、高校の頃の友人が勝手にしてきた紹介。
一度2人でも会いました。
実際会って話をしてみると、好きになっていっているのは明確でした。
その証拠に、かるいクリスマスプレゼントのつもりで、近所のケーキ屋で買ったちょっとしたお茶菓子。
帰り際に渡そうと思ったのに、渡すことができませんでした。
なにこれwwwマジじゃんwww
恋人が欲しくないとは思いませんが、
誰かに何かを強制されるのも耐えられません。
一体、どこの国の偉い人でしょうか?……すいませんただの庶民です。
あえて恋愛などそういったことに鈍感になってきたフシはあるのです。
「あえて、非モテでいた。」
こう書いてしまうと、実はモテるのに…的な、
「非モテはアタクシの新しいライフスタイル!」みたいなことを提唱するイタ女ですな。
決してそういうことではなく、
非モテは非モテでも、モテるための努力をしてこなかった非モテ。っていう感じです。
それしか手に着かなくなることが怖いのです。
自分の中の優先順位があります。それを崩されたくはありません。
いつだって自分の中では一番な物があります。
恋愛至上主義になりたくはないという気持ちがあるのだと思います。
*
そんな私が遊んでいた場所。
インターネットに詳しいけど、非モテSNSのユーザーでない人は
あの場所のことをどう思っているんだろう?
「非モテSNS」の存在を知っていて
相手はそんな人なのです。信用していいのだろうか。まあ、好きだけど。
文章を書くときは
「誰に向けて書くか」「何を伝えたいか」「読みやすくあるか」などが大切だと思います。
この記事は推敲もしてませんし、誰に何を伝えたいのかコンセプトも全くないです。
これは、何かを書きたくて仕方なくなり、衝動的に書いているものなのです。
いわゆるチラ裏です。
また何か、うんこ的なものが体の中にたまったら、ぶりぶり出しにこようと思っています。
あ、これ投稿しようとしたら、
今まさに電話がかかってきてしまい、あたふたあたふたして終了という。
この歳まであえて非モテでいてしまった弊害がこうして出ています。
早く帰って家族と鶏肉を食おう。
うんそうしよう。
1 アメリカ人はみんな銃をもっている
寝室のベッドサイドのテーブルにあるって言ってた同僚がいた。子どもがいたずらしたら困るからっていって銃を売った同僚もいた。そもそも拳銃持ってる?なんて話はあんまりしない。
2 治安がめちゃくちゃ悪い。
綺麗な街は裕福な人が住んでいて、税収もあるから公的な清掃も行き届いてる。
汚い街は悪いスパイラルなので、貧困層が集まり、税収が少なく、街は汚いし治安も悪い。
1ブロックずれると急激に危険なエリアもあって、夜は交差点で車を止めるな、と脅されてた。なので怖くていかなかったけど。
3 アメリカ人はでかい
4 アメリカ人の運転は荒い
いや、比較的みんなうまいと思うな。
割り込みをスムーズに入れたりとマナーがいいのは、その昔割り込んだ車のドライバーを追いかけていって撃ち殺すって事件があって、
撃たれるリスク回避のためにはニコニコして道譲れってのが常識だ、と言われた。
5 みんな野球好き
自分の周りにはそんなに多くないなあ。子どものいる同僚は安上がりでラクチンなレジャーとしての野球・アメフト・バスケ観戦はやってる。
チェーン店じゃないけどそんなに高くもないハンバーガーショップがそこそこある。チェーン店よりも確実にうまい。
日本で言うとラーメン屋感覚かな。それぞれに好きな店があって面白いし、うまい。ただしでかい。
自分の好きな店にはフライド・ズッキーニて拍子切りにしたズッキーニにうすい衣を着け揚げてある。これに、タルタル付けて食うのが最高。
しかしカロリーは凄いだろうなあ。
うにとかぼたんえびとか、サーモンとか安くて新鮮でうまいよ。25ドルも出せば腹いっぱい。
マニュアルなんていつからあると思ってんのよ。
そうかもしれない。
ただ、それを分かってるならチェーン店なんか使わなければいいだけ。
ダメだと知っている物をあえて使って、やっぱりダメだった。なんて言うのはマヌケだと思う。
その場に合わせたベストな対応を選ぶのよ、それが例外でも。
店員、店長に決定権がないってのはざらだ。
ただ、今回は一度許可したものを、後からNGにしている。これは対応が悪い。
最初の対応をミスっていたなら今回は例外扱いにしたほうが穏便だったとは思う。無駄に印象を悪くしただけ。
それがだんだん気の効かない奴が増えてきて、現場の判断力が落ちて硬直化して、
しょうがないからマニュアル化するようになったわけでしょ。
単純にチェーン形態の方が儲かるからじゃない?(特に本部側が)
そうじゃなかったら、みんな個人経営の店やってると思う。
はあーほんと溜息出るわね。
マニュアルなんていつからあると思ってんのよ。
あんなもんは不味いハンバーガーと一緒に持ち込まれた外来種で日本のシステムにはなかったの。
その場に合わせたベストな対応を選ぶのよ、それが例外でも。
いや、例外だからこそ、でしょうね。
そうやって現場の工夫をモノや仕組みにフィードバックしてうまいことやってきたのよ、日本はね。
それがだんだん気の効かない奴が増えてきて、現場の判断力が落ちて硬直化して、
しょうがないからマニュアル化するようになったわけでしょ。
ま、あたしもそんなことはわかって言ってるんだけどさ、それにしても気が効かない対応だと思ったわけよ。
あたしの影響力なんてたかが知れてるし、店の名前を出すような下品なこともしてないでしょ。
単なるボヤキよ、ボヤキ。
俺は30代半ばのオッサンだ。
俺ぐらいの歳の間で「ミミズバーガー」の話を知らない人間は居ないと思う。
ミミズバーガーとは何か。
「マクドナルドのハンバーガーに使われている肉はビーフ100%となっているが、自分達が普段食べている肉とは全然味が違う。これは本当は食用ミミズで作られているのだ。」
という噂だ。
ここまでなら他の世代でもあったかも知れないが、この話には続きがある。
「ハンバーガーを食べていたら、肉からミミズそのままの頭が出てきた。怒ってマクドナルドの店員を呼び出して、説教した。黙っていてくれ、と言われ5000円もらった」
という、つまり
「マクドナルドがそれを認めて金銭を払ってくれる」
という噂だ。
---
その当時、俺の話し相手は、どうしようもないクズだった。俺は誰とでも分け隔てなく明るく喋る人間だったので、そいつを避けなかった。
実はそいつはそういう相手としか話せないようなクズで、その後俺とも喧嘩して、結局学校卒業時には友達0、卒業式はそいつをボコにする集団が出来てそいつを探し回るというイベントが小中高と3連続で続いた、ぐらい嫌われていた。
中学2年のその時、そいつは自慢げに言った。
「あの噂、本当だよ。本当にもらえるんだよ。
俺、あの中央にあるマクドで言ってやったんだもん。ミミズの形残ってますよって。言いふらしてやろうかって。
そしたら店長が出てきて5000円くれたんだ。コレが証拠の5000円。」
俺の時代だと、中学2年生が5000円というのは大金で、まず持ってない。
「へぇえ、俺はマックなんて食べないから、知らないけど、そうなのかー」
「そうなんだよ!お前もやれよ!5000円もらって、俺と一緒に○○買おうぜ!」
○○って当時流行した何かだったんだけど、もう忘れてしまった。当然俺はそんな誘いには乗らなかった。
その後、別のそいつの友達が、マックから5000円をせしめた、という話を5000円をもらった本人から聞いた。
ちなみにそいつは貧乏だったので5000円を手に入れてとても喜んでいた。
それでも俺は、その話には乗らなかった。
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当時の話を振り返ってみたい。
まず、マックがミミズを使っているかどうかだけど、それはあり得ないだろう。ミミズは臭みが強くてあんな味はしないらしいし、牛肉のほうが安くつく。
だから、ミミズなんて使ってないのに、ミミズの形になってると主張してきた中学生がいた、という事だ。店からしてみたら「バーカ」と言って体よく追い返せばそれでよかったんじゃないかと思う。
それで、何故あいつらが5000円を店からせしめる事が出来たか、という事だ。
それとも、たまたま何かで5000円をゲットしたそいつらが、俺を騙そうとそんな事をしたのか?
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今となっては謎だらけの話だ。
どうでもいいといえばどうでもいいが、どうして5000円を店が中坊に払ったのか。わからない。