はてなキーワード: ハイドリッヒ・ラングとは
https://news.yahoo.co.jp/senkyo/match/party
嫁は政治や社会への造詣に深くもなければ関心もない(私も同類)が、コロナの対応や発信力の乏しい前首相などによく憤っていた。
そんな折の衆議院選挙、「どこに投票すればいいのか端的に知りたい」とよく言っていたので、リンク先はちょうどいいと思ってLINEで紹介した。
診断結果のスクショを見てみると、マッチ度40%で1位が自民党、と出てきた。
彼女はそもそも党派性などなく、フラットに自分に合う政党を探していたのだ。
その結果、自分の意見と半分も一致しない政党には支持できない、というのだ。
「これで自民党を選んで、『自民党を選んだのはお前だろ』と言われても嫌だしさ」
全くその通りだし、出てきた結果を素直には受け入れなかった彼女に少なからず感心した。
その後、設問に対する回答選択に「やや」を避けて「賛成」「反対」を明確にして答えた結果を送ってくれた。
結果は自民、れいわ、社民が同じ40%という失笑ものの結果だ。
設問を細かくすれば、設問に重みづけをすれば、…
いろいろやり方はあると思うが、そもそもここまで支持政党の決定が複雑になっているのなら、それも選挙に行かなくなる理由のひとつなのではないか。
さらに自分の選挙区の候補者のイデオロギーを知る必要があるとなるならなおさらだ。
この増田を書いている私自身、選挙に行かないことがそんなに悪くない選択肢に思えてきた。
彼女は「もう議題ごとに投票させてくれたらいいのに」とLINEを締めくくった。
私はハイドリッヒ・ラングのスタンプを返信した。
「久々にワロタ。
彼女は「なにそのおっさんキモイ」と返事し、しばらくLINEは使われなくなった。
スタンプは捨てた。