医療機関勤務。
でも、やっぱりついて行けない人は多い。こういう施策を決める人の周りにはいないかもしれないが。
子供の保険証だってお母さんが管理するんだから、目的に対して1つの証明書であったほうが、管理しやすい。みんな、保険証と、受給者証と母子手帳と、お薬手帳を一つにしてる。
受付の仕事が単純に増えた。それぞれはなんてことない操作なのだが、対面でついていないとできない人が多い。いままでは保険証を預かるだけだったのだが。
だから、メリットの大きい人、レジリエンスの大きい人から「保険証廃止、実質義務化」すべきだった。
私の考える、その対象は「社会保険本人(以下、社保本人)」だ。(+職域国保)
それ以外の、社保家族、国保本人・家族、高齢者は、希望者だけにすればよかった。
社保本人は働いているのだから、手続きも自分でできるし、子供や高齢者もいない。そして、様々なマイナ保険証のメリットを受けやすい層だ。
家庭であれば、大黒柱のお父さんがそれで、フルタイム夫婦ならその双方だ。子供や、引退した祖父母などは除かれる。
そういう人が、まず、マイナ保険証に慣れて、メリットを享受することで、家族や親戚に周知することができる。
こうして、ある程度浸透してから、全面的に保険証を廃止しても良かったのではないか。
不正使用を防ぐことが一つの目的だと聞いたことがあるが、どの保険証種別にどれだけの不正があるのか(ありそうなのか)は聞いたことがない。(不正だからわからないのだと言われればそれまでだが、義務化の後には検証されるのだろうか。)
それでも、後期高齢者のなかでも、マイナカードを使えない老人や、家族が受診させるであろう子供の保険証の不正使用はおそらく割合としては少ないのではないか。