2024-09-20

「貯蓄から投資へ」って虚構だよねー

みんな、騙させてはダメ

貯蓄も投資である

これ、義務教育で習うことだけど、銀行貯金したお金信用創造によってその何倍ものお金企業に貸し付けられて投資に使われる。

企業視点では、資金をデット(負債)で調達するかエクイティ資本)で調達するかはどちらかに優位性があるのではなく、その時々によって適切なもの選択される。

なので、貯蓄→退蔵される、投資有効利用される、というイメージは間違い。資金提供する側がどういうリスクを負うかによる違い。

投資保険の逆

よく「投資だと年n%の複利で増えます」という適当シミュレーションがあるが、これが間違っているのは当然として、現実投資保険とは逆の動きをすると考えればよい。プットの売りが近いかも。

基本的不景気リセッション)が来れば株価は下がるので、みんなが困っていない時(好景気の時・順調な時)には儲かって、みんなが困っている時(不景気)には損をするのが投資だ。万一の困った時に助けてくれるのが保険とすれば、万が一の困った時にそれに輪をかけて損をするのが投資

例えば

という状況では、投資しや金融資産暴落している。

投資したお金は、万が一の時に使えるのではなくて、万が一の時には使えなくなるものと考えたほうがいい。

GPIFポートフォリオを真似してはいけない

別にGPIFポートフォリオが悪いというわけではない。あれはあれでよくできている。

違うのはGPIF運用期間が無限なのに対して、人の運用期間がせいぜい数十年であること。

使うためのお金なら流動性のある預金で持っておいたほうがいい。

投資できる余剰資金とは

余剰資金とは使うアテのないお金である。つまり死ぬまで使えないお金

90歳のおじいさんになっても証券口座の残高の上下一喜一憂して楽しむつもりであればいいかもね。

  • 死ぬまで使えないお金って、持ってないのと一緒ではないの? そんなお金ありえるの?

    • 🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ❗️‼️‼️」

    • 死ぬまで使えないお金って、持ってないのと一緒ではないの? そんなお金ありえるの? お金を貯め込んで、生きているうちに使いきれない人っているでしょ。 そういうお金。 口座残...

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