女性を見たら執拗に攻撃する人たちのことを、国連という世界的合意に唾を吐き、他責的で、客観視ができない、魂が汚れている迷惑な輩、と思っていた。
でも彼らが自分でそうなることを選んだのではなく、生まれつき醜かったり発達障害を持っていて、「普通の人」の規範から外れてしまう人たちだったらどうだろう?
こんな憶測は失礼だと思って避けていたが、他にミソジニーを作り上げる理由が思いつかない。
女性というグループを憎むということは、グループと感じられるほどの多数の女性に嫌な思い出があるのかもしれない。
幼少期から最近まで、周りの人は男女問わずみんな優しく、それは彼らがいい人で、人間関係に恵まれているからだと思っていたが、もしかしたら私のほうの性質も絡んでいるかもしれない。
マウントをとっていると思われるだろうが、容姿に対して払われる報酬を生活の足しにしているし、大学でも……これは本当に揉めるからやめておく。
自分が持っている側だという傲慢な考えを意識的に避けていたが、そのせいで弱者男性を倫理的に欠陥のあるものとして見下してしまうのなら、自分の優位性を自覚し、弱い立場の人には責任を問わないようにするほうがいいのかもしれない。
そうだぞ 権力勾配を踏まえて素直に女叩きに頭下げとけ