自分は20代女。自分の地元は、全国転勤のある大企業の工場がいくつかある。そのためそういった企業に勤める、地元は別のところにあるエリート家庭と、昔から地元に住んでいる一般家庭が混在していた。
その差は地元の公立小学校の頃から明らかで、成績優秀者とそうでないものの差は小学校一年生から歴然だった。結局成人式で再開したり、インスタを眺めている感じ、その差は大人になっても変わることなく、優秀なものは東大京大をはじめとした有名大学に進学し、そうでないものは高卒10代デキ婚のマイルドヤンキーになったりしていた。
先輩方も同じ傾向があったので、近所には若くして結婚したデキ婚の人がそこそこいた。そういう話を聞くたびに、親に「ああなってはいけない」と育てられてきたので、ああいうのは道を外れた悪、恥ずかしいことだと信じて疑わなかった。
しかし最近、そういった同級生が2~3人の子供を抱えて地元で働いている姿を見ると、どう考えても立派だよなあと思うようになった。
私は有名大学→大企業コースだけど、就職ははじめから(そんなこと面接では言わないが)結婚までの腰掛けで、今はのんびり専業主婦をしている。子供は欲しいと思ったことがないので産むつもりもない。
もちろんエリート家庭の子も大抵は福利厚生が整ったよい企業に勤めて、共働きで子供を産み育てていこうと計画性を持って動いているから私が怠惰なだけなんだが。
そういえば働いていた頃は、40代独身の一度も実家を出たことない派遣さんで、話している内容がまるで20代前半のような人もいたっけ。