話題になってからだいぶ時間が経ってしまった今更投下するのも何だが、レコ大の選定にYOASOBIの「アイドル」が入れなかったことについて、個人的な考察を。
ネットはやはりオタクが多いせいか、「この超人気曲が入れないなんてオールドメディアはブヒー!!!!!」というオタクらしい超近視眼的な話ばかりだったように思う。
実際のところどういう話なのかは想像するしかないのだが、落ち着いて考えれば「アイドル」がレコ大で触れられないのは当然なのだ。
何故なら、「アイドル」は知っての通り「推しの子」というアニメのために作られた曲だからである。
通常のタイアップ、例えばB'zの曲が「コナン」のエンディングに選ばれるのとは訳が違う。まさに「専用」な訳である。
そうなると当然、曲の評価は元となる作品の評価の延長線上に並ぶことになる。
他の曲からしてみれば、曲自体の評価に加えて元作品の評価も上乗せされた相手と戦うことになる訳だ。
これがかなり公平性を欠く事態であることは、冷静になればよくわかるだろう。別にアニメ蔑視という視点ではなく、そもそも別枠にするしかない訳である。
また、「アイドル」の場合はMVも「推しの子」そのものになっている。この辺りの権利関係の調整も困難なのだろう。
と同時に、これは「レコ大」という企画自体の限界でもあったのだろうと思う。
タイアップを通り越した「ある作品の専用曲」を評価しようと思うと、その作品のプロジェクト全体を評価するような形になってくる。それはもう「レコード大賞」の手に負える話ではない。
おそらくアニメソング、それもタイアップではない専用曲で、一般曲に迫り追い越すような人気曲が出てくること自体が、想定外だったのではないか。
もうすぐ11月も終わり、レコ大だ紅白だと年末モード特番の話題が増えてくる時期に、そんなことを思ってみる。ああ、ダメだ、うまいシメが思いつかないのでこれで勘弁。どっとはらい。
B'zが歌ったから売れたとか、他のメンバーがカバーしても売れなかったとかはどう説明するの?
「妖怪ウォッチ」と「アナ雪」の例があるのでこの節は微妙。
ということは、おどるポンポコリンやLiSAの炎は作品の専用曲ではないってこと?
今ではほぼ専用曲のような扱いされているが、少なくともポンポコリンは当初はタイアップだった。 炎の方は経緯がわからんが見る限りこっちもタイアップっぽいような。
「炎」は鬼滅のための書き下ろしだし、タイトルも歌詞もモロに炎柱の煉獄さんのこと書いてるのが読み取れるわけだから、「アイドル」とどの程度差があるのかというと微妙な気がす...
流行ってる物は必ず正しいみたいな価値観なのは、端から見てそれはどうやんや……とあの騒ぎを見て思ったな そういうのに逆張りするのがオタクなのに、アイツらオタクの肩書きに異...
MVの権利関係は、YOASOBIのライブ映像に差し替えるとかいくらでもよりようがありそうだから関係ないのでは
妖怪ウォッチ、アナ雪、鬼滅 → 授賞 アイドル → 選外 という結果から推測するに、 単純に、子供や非オタクに人気が出たものは選ばれて、オタク臭いものは外された、って感じに見え...
それはもう結論出した anond:20231126171400