40年生きてきて、ずっと不安の強さに悩まされ続けてきた。
子供の頃は、学校に遅刻するのが不安で、授業開始よりずっと早い時間に登校していた。
大人になった今でもそれは続いていて、始業の1時間半ぐらい前には会社に到着するように家を出ている。
それぐらい早く着かないと不安で仕方がないのだ。
通勤だけではない。
責任の大きな仕事を任せられると、不安の大きさに耐えられず精神を病んで、その都度潰れかけて、精神科のお世話になるのを繰り返している。
不安の強さは仕事を続けるにあたって大きな支障となり、責任のある仕事ができないため給料も上がらない。
仕事が辛くて転職も考えるが、転職自体が発狂しそうなほど不安でそれに踏み切れない。
そして俺が不安を解消するためにしている様々な行動が家族には迷惑らしく、家庭内不和の原因となっている。
子供はいない。自分は男であり結婚はしているが、子育てという行為への不安が強すぎて子供を作れない。
病院には10代の頃から行っていて、抗不安薬も飲み続けているが、それでもこうである。
思えば俺の母もそうだった。
母も子育ては不安だったんだろう。たびたびヒステリーを起こしてその都度引っ叩かれた。
幼少期の俺はいつ引っ叩かれるか分からず常にビクビクしながら生きていた。
今でも目の前の人が手を上に上げると反射的に身構えてしまう。
俺の不安の強さが先天的なものか、後天的なものかは分からないが、ともかく母親譲りだ。
その母は70歳を超えてだいぶ落ち着いたが、いまだヒステリーを起こすので自分も一生ああなのだろうと思う。
お盆の連休中の今でさえ、仕事のことなどが少しでも頭をよぎると不安が止まらず、心臓が高鳴る。
不安から逃れるには、ゲーム・酒・セックスなどで不安の対象を忘れるしかない。
しかし歳をとっていろいろ衰えてくるとこれらのことさえ継続が困難になってくる。寝ていても夢でまで不安になっている。
不安。
不安。
不安。
助けて。
まずスマホの電源を切り、出かける。 自然に触れる。過去や未来のことは気にせず今その時に集中する。それだけで大分楽になる。マインドフルネスはアメリカのIT企業も取り入れてい...
行動と不安を切り離せばいいだけだろ。 何か決断をするときに「不安」を理由にしない。 それを固く誓えばいいだけだ。