2023-06-11

子供ミニマリスト強制すること

娘の友達の親がかなりのミニマリストのようで、ちょっと度がすぎるのではと心配している。

の子はよく我が家に遊びに来るのだけど、いつ見ても同じ服しか着ていない。

上は白シャツにグレーのカーディガン、下は黒の長ズボンかプリースカートの2択、グレーの靴下、白のスニーカー

一度しか会わなければコムサマネキンのようでスマートにも見えるのだけど、制服でもないのにいつ会っても同じ格好なのは少し怖くなる。小学生なのに「色」が全くないのって、どうなんだ。

本人もオシャレに興味があるようなので、貧乏で買えないというわけではないのにも関わらず服装選択肢がないのは余計なお世話なのだろうが不憫に感じてしまう。

また、その子の家には冷蔵庫がない。何気ない会話の中で「うちは冷蔵庫がないから〜」と言っていてとても驚いた。

どうやら少し前まであったらしいが、親がいつの間にか捨てていたのだそう。

食事とかどうしてるんだろう…と気になりそれとなく聞いてみたところ、買い置きや作り置きをせずに日々の食事をこなしているらしく、とてつもない労力とモノを増やさないことに対する強いこだわりを感じた。

きっとすごくお金がかかるのだろう。子供のいる家庭でミニマリストを貫くのは物凄い信念だと思うしその意志尊敬に値するが、いくらなんでも子供生活自由度というか、選択肢ゆとりが少なくてかわいそうだと思ってしまう。

でも、貧困で仕方なくモノのない生活をしている人々もたくさんいるのだろうから、こういったこだわりでの生活スタイルでも安易に良くないと切り捨てることはできないよなあ。

なんだろう。せめてその子自分の好きな服やアクセサリーを買って鏡の前でああでもないこうでもないってオシャレを楽しめたり、使いもしないカラフル文房具コレクションして眺めてみたり、それくらいのことができるようになると良いんだけど。

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