理由は単純で各社がAR機器の開発をあまりしておらず、ソフトも大して出ていないから
VRChatとかに比べれば市場規模は全然小さいし、何よりAR=ポケゴーという認識で止まっているからもうこれ以上の展望が難しいのだと思う
恐らく画面の拡張だろう
VRをしている人の多くが、ゲームの中に没入することそのものよりも画面が広がったことに利点を見出している
新しい体験なんてのは初期の段階でとっくにやり尽くされて飽きられる
でもそれでもVRが残っている理由は既存のPCモニタと比べて作業スペースが桁違いに広いことにあるんだ
じゃあARってなんだろう
いまARはNianticの十八番みたいな扱いだけど、あれこそARの可能性を一番潰しているんだよな
ARがVRに勝っているのは場所やオブジェクトと紐付けられる点にあるが、ポケゴーは別にそういうものじゃない
単なるヴァーチャルペットであって、ニンテンドックスと立ち位置は同じだ
場所や物に紐づいているわけでもなく、記念撮影として映えるのがせいぜいというおまけコンテンツに過ぎない
特に地下に埋設された配管を可視化するという試みは一番ARの特色をつかんで実用的にしたものだと思う
画面の拡張だけでなく、場所や物に紐づけて重ねて見えないものを見える化するのはARの一番得意分野だ
むしろそれをNianticができていないのが不思議でならない
バカでも出来るコンテンツだから馬鹿なことしかしていないのかもしれないが、どう考えてもNianticの方針はARのゲーム分野にとっては暗い