2022-11-30

Webエンジニア界隈の単価について教えてあげるよ

SI受託開発業界にいるとマネージャーで時給7000円とか驚きだと思うので簡単解説してあげよう。

1. Web業界出身者は単価の概念を知らないで生きてきた

自分所属するプロジェクト時間分のコストが発生するという概念は多くの人にはない。

給料会社が支払ってくれているな〜くらいの感覚なので、そもそも単価という概念を考えるタイミングがない。

プロジェクトマネージャーともなれば販管費管理はもちろんするが、コスト計算上はエンジニアは一律80万円/月とかざっくり計算だったりする。

2. Web系の会社は高い外注をしたくない

自社の優秀なエンジニアでも年収1,000万以下なので、単価80万円は高待遇と思っている。

コンサルの月300〜500万とかSIの150〜300万とかそういう世界そもそも知らない人も多い。

3. フリーランス会社時代給料ベースにそれより多い金額をもらえれば良いと考えている

フリーランスエンジニアお金周りは詳しくないので、自分が貰っていた給料ベースに考えてしまう。

年収400万だった人は自分の単価が50万/月になるだけで年収600万で1.5倍になった気がしてしまうので、時給3,000円+消費税でもしっかりしたエンジニアが働いたりもする。

なのでWeb企業が思っているような単価で人が集まってしまう。

4. 上記の流れを促進する人材会社が大量にある

Web広告も出ていて目にしている人も多いと思うが、企業およびフリーランス間でニーズマッチしているために、その仲介会社が大量にある。

まぁ結局需要供給マッチしているので、外からは信じられない単価で業務を受けている人がほとんどです。

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