2022-11-22

サダコデラックスを見るために貞子vs伽椰子を久々に見返したんだけど

序盤はけっこう王道ホラー展開なんだな

後半のトンデモ展開ばっかり頭に残っててあんま覚えてなかったけど

わりとダークなトーンで話が進んでいくのけっこうよかった

特に椰子サイドは完全に巻き込まれホラーで、あ、なんかすごい呪怨っぽいと思いながら見れた

その分貞子サイドは出てくる人間全員クソバカって感じで、っぱホラー映画ってこうなんすよ!ってなった

 

後、今さら見てびっくりしたんだけど貞子って元々7日間の猶予があったのが

貞子vs伽椰子では3日間になってんだね

時代に合わせてKAIZEN時短したんやなぁとしみじみした

ちなみにまだ見てないけどサダコデラックスでは24時間になってるらしい

 

中盤でわけのわからん霊能力者のところに行く展開でズコーってなった人も多いと思うんだけど

あれってわりと昔からホラー映画フォーマットなんだよね

「来る」なんかもそんな感じだし(柴田理恵キャラよかったよね)

貞子vs伽椰子監督過去作でもある名作「カルト」なんかもそんな感じ

近々の話題作だと「呪詛」でもそういう展開あったよね

海外でも神父さんとか牧師さん呼ぶんだけどボコられて帰る展開はよくある

 

個人的には貞子はウイルスであるっていう本来の設定(見ることで感染し死に至る)は無視して

フィジカルモンスターとしてクソつよ設定にしたのは振り切ってていいと思った

椰子サイドの俊夫君もクソガキの頭引きちぎったりするフィジカルモンスター化してたの笑ったし

俊夫君なんか本来父親絞殺された怨念で地縛霊になっただけのガキンチョなのにね

 

最後スローの使い方もマジでクソ笑ったし、めちゃくちゃいい映画だった

 

貞子って元々生まれつきの強力超能力者両性具有で死んでから自分怨念ウイルス変異させるなろう女で

対して伽椰子って単に逆上した夫にぶっ殺されるだけのクソメンヘラストーカーなんだよね

スーパーマンバットマンくらい実力が違うのによく互角くらいに持ち込んだもんだ

そういうとこもうちょっと掘り下げてもいいかなと思った(小並感

  • 序盤〜中盤の描写がしっかりしてるからバケモノにバケモノをぶつけるトンデモ理論に説得力がでてた ロジカルに組み立てられたいい映画だった

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