Twitterで絵師様が無断転載にキレているのを時々見かける。
「むきいいいいいいぃいいい無断転載発見んんんn!行けぇーファンネル」とブチギレ、
リツイートやURLを晒すことによって自慢のフォロワー達に攻撃させたり、絵師様同士で傷を舐めあっている状況もよくある。
丹精込めて作り上げた作品がエロアフィブログに公開されてしまうとキレたくなるのも理解できる。
何千、何万と無料DLされているところを見てしまうと、本来の収入を計算し、腸が煮えくり返ることだろう。
ただ、キレる前によく考えてほしい。あなたは他人に怒ることができる立場の人間なのだろうか。
Twitterをやっている人はご存知だと思うが、あのSNSには画像リプライという文化が存在している。
自分の文章による返信ではなく、アニメのキャプ画像(セリフ付きが多い)や漫画の画像を添付して受け答えをする文化であり、
この文化に染まっている絵師様も数多く存在しているのだが、許されていいものなのだろうか。
Twitterでは画像リプライが当たり前となっているから勘違いしているのかもしれないが、この文化も無断転載バリバリなのである。
自分が作家という立場でありながら、他人の作品に敬意を払うことができない現状に妙な感じがある。
絵師様達は何も考えずに無断転載をしているくせに、被害者になった時だけ怒るのはずるいのではないだろうか。
他人に無断転載の禁止を求めるのであれば、まず自分がやめるべきだと考える。
これを読んで気になった人は有名な絵師様の画像欄を一度確認してみよう。
多くの絵師様の画像欄には他人が生み出した画像が存在しているはずだ。
(そもそも二次創作で金儲けしようとしている絵師様であれば、他人の作品に対しても何の感情もないのは当然のことかもれしない)