朝からノドが猛烈に痛く、ほぼ眠れなかった。睡眠アプリのログをみると、咳の回数が多すぎていびきと判別がつかなくなっている。いよいよこれは感染したにちがいないと土曜日に診察してる病院に電話した。てっきり受診の手順を無機的に案内されるだけだと思った。予想に反して、熱がないなら来なくていいですよと言われた。いやいや、熱は下がったけど経験したことないほどの咽頭痛があって気管支喘息もあるので診察を受けたいと申し出た。しかし、発熱がある方が優先なので今日はPCRや診察はムリですと言われた。肩透かしをくらった。そうですか、わかりましたと答えると電話口の向こう側が畳み掛けてきた。「PCRを受けても結果が出るのは火曜日ぐらいです。その頃には陽性反応が出ても無症候性か軽症扱いでしょうし、治療薬は処方できないです。保健所から10日間ぐらい健康調査や確認連絡が頻繁に来て行動制限を受けるのでかえって不便ですよ?」と諭された。たしかに軽症だ。ここまで言われて検査を受ける理由なんて特にない。あきらめもついて、受診はやめることにした。その後、着替えて近所の王将で昼ごはんを食べ、ドトールにコーヒーを飲みに行った。3連休の中日でまあまあ賑わっていた。ドトールのミルクレープがまた細くなっていた。少し前ならば混雑している飲食店で過ごすなんて怖くてできなかった。今は現在進行系でウイルス保持者であるに違いない。でも感染が確定したわけじゃない。感染はしているけど、診断がついていないだけなのだ。人にうつす可能性はあれど、罹るリスクはない。わたしは自由だ。
そう思うと、コロナウイルス陽性なのに外に出歩いている人もいるだろう。コロナ陽性と診断されていながら外出する人間の道徳心や倫理観を疑う。