4話までの緻密さと勢いで話を進めようにも、連載開始時から話数が決められていたのか、
各所を省略せざるを得なかったのかなと感じた。
1~4話のタコピーというかハッピー星の価値観と現代社会の価値観との齟齬、ハッピー道具による悲劇、
4話終盤のモノローグからのタイトル演出に魅せられたし、5話以降もそれを期待した。
しかし5話以降は期待したものは出てこず、描写不足や整合性がない点が気になった。
ざっと箇条書きにすると:
・4話の終盤のモノローグ「本当の物語はここから」は結局いつのタコピー視点なのか
・いくら毒親に育てられて自尊心がない状態で、惚れてる女の子の頼みだからって「同級生の〇体を隠そう」って東君おかしい
・東君はまりなちゃんの〇亡事件についてどんな供述をした?兄や両親はどうなった?
・5話も引っ張って計画した東京へ行く工程が2ページ(実際は1ページ)で終わってしまった
・記憶が戻った後のタコピーはどうやって北海道まで戻ってきた?
・しずかちゃんを待っている間、各季節の背景の山の形状が異なっているが何か意味ある?
・ハッピー星の一番の掟が明確にならなかった