2021-12-16

ボーナスをもらったことで日本型雇用無意味さを知った件

ずっと派遣社員やらニートやらバイト底辺を駆け抜けていたが、

いちどだけ運送会社正社員で拾ってもらって、1年つとめたらボーナスを貰えたことがある。

月給の半分ていどだったが、気分的にはたいへんうれしいものだった。

そしてボーナスを初めてもらったことで、「ン?退職金とかボーナスって、無意味じゃね?」と気づいてしまった。

日本型雇用世界的に異質であることについては本を読んでいたので基礎知識はあったのだが、

年功序列型が崩壊している現状をふまえると、ボーナス退職金財形貯蓄というものが、リスキーであることがわかった。

とくに危険なのが業績賞与というやつで、これは経営者花崎さんズもとい鼻先三寸(?)で決まってしまう。

法人は半期ごとに決算報告するところが多いのだが、収益圧縮節税対応にもなるのである。(経営者自身にはこれはできない)

こうしたことからボーナス退職金というのはいわば奴隷をよろこばせるのに最も分かりやすツールなのである

逆に、退職させたい人間ボーナス支給しないことで退職を間接的に勧告することもできる。

(「100日後にやめるエンジニア」というツイッターマンガにくわしい)

このような気づきは、ボーナスを一度ももらってなかったらできなかっただろう。

たった1年のヒヨッコにボーナスをくれた運送ブラック企業には感謝している。

文中の花崎さんズというのは「いぞのぐぅ~ん!」みたいなキャラが数人いるグループみたいなもの想像してくれ。

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