ここは一度初心に返って、全国フェミニスト議員連盟が千葉県警に送ったとされる文書を読み返してみたい。
「本動画は、女児を性的な対象として描いており、女児の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長しています。
戸定梨香というVTuber(アニメキャラクター)は、セーラー服のような上衣で、丈はきわめて短く、腹やへそを露出しています。
体を動かす度に大きな胸が揺れます。
下衣は極端なミニスカートで、女子中高生であることを印象づけたうえで、性的対象物として描写し、かつ強調しています。」
この文書であるが、フェミ側は自分の言いたい本心部分を言えていない。
なので今回のVtuber問題は、フェミ側も反論する側もどちらも議論がズレているように思える。
フェミが言えていない本心の部分とは、戸定梨香というVTuberの顔そのもの、要するに彼女が「美少女」であるという設定のことである。
フェミが気に食わないのは彼女の露出でも胸の揺れでも何でもなく、彼女の顔そのものなのであると私は見抜いている。
それを言わないから、反論側から「性的消費とか意味不明だ」という反論が飛び出す。
仮にフェミが彼女の顔について言及したら、「フェミニズムはモテないブスの狂った集団だ」と反発される。
実際にその通りなのだが、フェミ側はそのような反発を受け止める度胸は無いのだろう。
それが日本のフェミニズムの限界であり、さらに飛躍することはできないだろう。