先々月に範馬勇次郎が男性登山家を襲った話が描かれた時には批判があった
批判があるのはいいけどその過程で事実誤認に基づく批判が多かったのが辛かった
範馬勇次郎がまるで今まで一般人に暴力や性暴力を振るった事を無かった事にして批判したり
登山家は襲われた原因について何も語ってはいないのに、勝手に襲われた原因を決めつけて登山家に色々言うセカンドレイプを行ったり
主人公のバキが勇次郎を散々批判してるのに範馬勇次郎の男女観を作品の男女観であるかのように解釈したり
それくらい読み方がおかしければ批判も空虚な物になってしまうと言っていいと思う
特に範馬刃牙という主人公の考えを無視した上で勇次郎の行動が肯定的に描かれてると解釈する人達は一話から読み直して欲しかった
さてその上で今週の話だけど最初の宿儺パート(前回の繰り返し)と最後のジャック(1Pだけなのでどうなるか分からない)は置いといて
前々回で徳川が「犯すぞ爺い!!!」と勇次郎に言われた事を今回嬉しそうに刃牙に語り、刃牙はそれを比喩表現では無いかと注意をして
徳川はいや違う勇次郎は本気なんだと医師の鎬紅葉の意見を交えながら熱弁し、刃牙が犯すと脅迫された事を嬉しそうに語るな気持ち悪いと返すと
徳川が「犯すぞ小僧ォッッ」と気持ち悪い笑顔でフザケて勇次郎の真似をするのである
はっきり言って勇次郎の息子である刃牙にとってはひたすら困るだけのやり取りである
今までも徳川光成はどうしようもないキャラだったが改めて作品でもトップの性質の悪さを発揮してくれたと思う
これを読んで徳川の言動が肯定されていると解釈して批判する人が出ないと信じたい
批判するならせめて徳川や勇次郎がおかしい奴として描かれてるって事を踏まえて批判して欲しい
さらに刃牙が気持ち悪いと言ったのがマイノリティへの差別発言だと解釈する人がいたら最悪である
グラップラーバキシリーズを書いてるのっておじいちゃんだし、読んでる奴もおっさんしかいないだろ まともな思考力残ってたらバキをまだ追ってるとかありえないから、耄碌した爺さ...