「ま?」
付き合い始めた前後から、その人はある部位が最近痛むとは話していて、
付き合い始めた直後に病院へ行き、あれよあれよとガンが発覚。
正直、アラサーの私にとってそういうイベントはもっとずっと先の話だと思っていた。
若い方、働き盛りの方が突然病気になることもあるとは知っているけれど、
それでも、まさかこのタイミングで、この距離感で向き合うことになるとは。
歯に衣着せぬ、素直な感想を述べると、「重い!」だ。
(ワンピースのルフィのウソップかなんかとのやり取りシーンを思い出す)
それで付き合うのがいやになったとか、別れたくなるとかは全然ないけれど。
(飲み込みきれていないというのが本当のところかもしれないけれど)
多分お互い、「よーし、とりあえず付き合ってみよう!」という勢いからのスタートだった。
私も、もちろん恋人も、それぞれの存在はまだまだ人生のゲスト枠に収まっている。
ひょいと突然それぞれの生活に現れて、これから関係を構築していくところだったから、
恋人がどういう人なのか、知らないところの方がまだ多いだろうし、
(実際、最初の1ヶ月だけでもう付き合う前との印象は随分違っている)
私自身がどういう人なのか、知られていない部分の方が大半だろう。
互いの認知が深まるだけで、別れるという選択肢も十分ありえると思う位置関係だろうなと思う。
その中で、自分はどう恋人の病気と向き合っていくべきなのか。正直、よくわからない。
親の介護でさえ未経験の私にとって、これから何が待ち受けているかもわからない。
同年代の友人たちの親がガンで亡くなった、回復したという話はちらほら聞くようにはなった。
そこでわかるのは、余命半年でも生きる人は生きるし、ステージが軽くても亡くなる人は亡くなる。
それぐらいのことしかわからない。リアルより、ドラマで得た知識の方がまだまだ全然多い。
がーん😲