OculusQuest2発売を前にして、Facebookアカウントを作成した人がいて、実名と正しい生年月日を入れたにも関わらず、アカウント停止されてしまったそうです。
ここで、注意したいのは「げ! 実名入れないとVRできないの? ムフフな……いや、人類発展に関わる高尚なコンテンツ見れないじゃん! しかも見てるのフレンドにバレるじゃん!」 という心配なんですけど、そこは大丈夫です。実名の他にVR用の匿名を登録できますし、VR用のステータス公開範囲なども設定できます。僕はOculusGOの場合は、完全非公開で、VR上では透明な存在です。Facebookが本当にキチンとプライバシー守ってくれているのか、それは信用できませんが!
話を戻すと、たとえアカウントが正常にできたとしても、フレンド登録がないとか、主だった活動がないと、これもまたアカウント停止となってしまうそうです。Facebookが永久BANとなってしまったら、当然Oculusのヘッドセットは文鎮化します。独立心の高めのギークやガジェットオタクの反感を買ってしまう結果になってしまいました。
Oculusにとっての不幸は、製品開発のための資金力が欲しかったとはいえ、よりにもよってFacebookに目をつけられたということです。Facebookは、VRを楽しい未知の自由な世界というよりは、自分たちのサービス・ ビジネスをもっと拡大発展させてくれるフロンティアとしか見ていません。そのため、Oculusだけを遊びたい人にも、Facebookの登録を課し、自分たちの支配下に置こうとするのです。