ロシアの軍事や歴史のコラムやフォーラムを翻訳して見ていて面白いものを見つけた
GRUとかKGBにいたアナリストたちが「なんでリヒャルトゾルゲは日本で捕まったんだろう」というものへの知見や見解を書いてた奴
結論から言えばゾルゲは何一つミスをしてなくて考え得る限り完璧と言えるほど布石を打ってたのに
日本の憲兵や警察側が頭おかしすぎて死刑にまで行っちゃったらしい
なぜなら普通に考えたら同盟国側のドイツの、それもナチスのそれなりの高官からの抗議声明や嘆願書や抗議書を逆切れして破り捨てて、ゾルゲと付き合いのあった公爵令嬢(※貴族院議員の親族)を拷問にかけようとしたからゾルゲは自白せざるを得なくて
普通ならまずあり得ないレベルで基地外ムーブを日本政府側や警察側がやったからだという
今いろいろ研究が進んでるけど、確かに当時の日本は狂っていたんだけれども、ゾルゲほどのプロフェッショナルが十重二十重の安全策を講じていても
絶対戦争負けて下手すりゃ民族浄化くらうのほぼ確定ってわかりきってたのに狂って内ゲバを繰り返していた無敵の人達の蛮行には、勝てないということなんだろうな