何やかんや困ったときに助けてくれたのは声かけてくれたのはいつもおばさんだった
横断歩道のない、田舎道の通学路を手を上げて横断するときに心配して車を停めて声をかけてきたのはおばさんだった
若い頃の一人旅で僻地の素泊まりの宿まで徒歩移動なのにルートを間違えてコンビニを行き過ぎちゃって夜ご飯抜きを覚悟して歩いてたら、さっきコンビニの場所を聞いたおばさんが即席でお弁当詰めて追いかけてきてくれた
スカートがストッキングに挟まってパンツ丸見えになってたときも大慌てで、でもこっそり教えてくれたのはおばさんだった
電車内で変なおじさんにロックオンされて絡まれた時もこちらに気取られないように間に入って引き離してくれたおばさん達もいた
スーパーで変な人につけ回されていちゃもんつけられたときも守ってくれたのは周囲で買い物していたおばさん達、匿ってくれたのも働いてたおばさん
妊娠中に吐き気と動悸と貧血がひどくなって地下鉄ホームのベンチに倒れかかってた時も助けてくれたのはおばさん
子供が電車内でぐずり続けてピリピリしていたときに声をかけて和ませてくれたのもおばさん
先々月、自転車で坂を登ったら熱中症ぽくなって動けなくなってうずくまって荒い息してる時も声をかけてくれたのはおばさんだった(コロナの可能性だってあるだろうに)
いつもたくさんのおばさんに見守られ助けられてきた
(男の人が女性に声かけにくい、というのはあると思うので男性が助けてくれないというつもりではない、きっと求めたら助けてもらえただろう)
私も、おせっかいおばさんになれただろうか
配る用の飴ちゃんを持ち歩くところから始めてみよう
泣いてしまった
人類がここまで進化できたのも、おばちゃんのおかげかもしれない。俺もお節介おばちゃんになりたい。
ああ、あの時の。お元気だった?