2020-08-06

グッズ厨が嫌いになった話

割とストレートタイトルだが切実な話だ。

対象人間があまりに身近すぎて吐き出す場所がないので吐き出させて欲しい。多少伏せている部分はあるもの殆どそのまま述べる。

私は最近ある女性向けジャンルにはまった。そのジャンルにはかなりの数のキャラがいるのだが、その中でも特に一際私の気を引いたキャラがいた。ここでは仮に○○とする。

そのジャンル最近始まったジャンルではなくとうに旬と呼ばれる時期は過ぎていたため、とりあえず話し相手を求めてたまたま過去にそのジャンルにハマっていた身近なリアルの友人に「○○ってキャラ最近ハマった」と伝えたところ、その友達は開口1番とんでもないことを発した。

「○○~?高レートでよく高値で売れてたわwww

友人はいわゆるグッズ厨と呼ばれる存在だった。

ジャンルのグッズを山ほど集めているのを私も知っているし、つい最近も山ほど箱で積んでいる写真も見た。

私は各グッズひとつずつでいい方ではあったし、なんなら推し自力で引きたいタイプだ。でもそれなりにグッズ厨に対しては理解があるタイプではあった。レートという概念があることも分かっていた。

けれど、その一言が私の何かを切った。

グッズ厨は推し以外はレートでしか見ていないのだ。しかもその友人はタチの悪い方でグッズの転売なども平気でするタイプだ。

転売は悪、として基本的に生きている私には正直受け入れ難いしそれとなく「転売はやめときなよ」と伝えてはいたが全く気にしていないようだった。2桁万円はするような数を買い集めることもある友人にとっては推し以外はそう回さないとお金が出ないのかもしれない。

勿論公式にとっては金を落とした方が正義なのは理解している。理解しているがそれにしても人の推し出したといったところにかける言葉では無いだろう、と私は思う。

それ以来山ほど集められているグッズを見るのが苦痛になった。

友人の家で大きな紙袋にずっしりと詰め込まれぬいぐるみを友人に渡されるままに手に取ったが視界に入る全く同じぬいぐるみの山にそこはかとない恐怖まで覚えた。

私が繊細なだけだったのかもしれない。それでも吐き出したかった。

グッズ厨は悪とは言わない、それでもグッズ厨でない人間との感覚の違いだけは覚えていて欲しい。

その友人とはきっとこれからも繋がりが続いていくだろう。

けれど、多分ずっと私はあの日言葉を忘れない。

もしこれが私かなと思った人がいれば、1度ふりかえってみて欲しい。

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