■ゲーム配信著作権問題の現実的なソリューション

• 結論から言えば、最終的に歌ってみた系と同様のモデルになるのが現実的と考える。
• 現在の許諾フローはスケールしない。
• ゲームタイトルごとに許諾を得るとすると タイトル数×ユーザ (企業・個人) 数 回許諾処理を行う必要がある。
• それをサボるのは当然ご法度だが、一方でちゃんと全部やるとなると双方にとってコストが高いのは事実。
• そこで、パブリッシャーとユーザで包括的に許諾契約するという発想が生まれる。
• しかしこれでも パブリッシャー数×ユーザ数 回の許諾処理が必要。
• パブリッシャー数は限られているかもしれないが、ユーザ数は膨大であるので、まだスケールしない。
• ということもあり、配信を条件付きで一括許諾する工夫もしてきたのが現在。
• 俯瞰してみると、この状況は、過去、商業音楽が通ってきた道に類似。
• 音楽→ゲーム、アレンジ・歌ってみた→ゲームプレイに当てはめられる。
• 良くも悪くもではあるが、JASRACのような管理団体における著作物の代理管理、そことプラットフォーマー間で包括的契約をするモデルが、ビジネススケール的にコストが安く、また実績のあるソリューションである。
• それから、UGCのプラットフォーマー、あんたらの言い分も一定は理解できるが、違法コンテンツから利益を掠め取っている限り、知らぬ存ぜぬは通じないのではなかろうか。

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