プログラマー・エンジニアになった奴が「なり方」とか言ってるの見ると気持ち悪い
大体の人はなれない
とは言っても、小説家とか歌手とか、ああいうのよりはよっぽど目がある
知り合いに他業種から来た人はたくさんいる
音楽で食って行けずに転向した人、土方から転向した人、営業から転向した人
どれも優秀な人だった
でもその「なれた人」の影には大量の「なれなかった人」がいる
彼らについて語られることは少ない
これからなろうって人にはその壁が見えていない事が多い
一個目の壁は単純な地頭
最低限、それなりに頭がいい方じゃないと厳しい
国立大は余裕で入れる程度じゃないと厳しい
もちろん例外はある、土方から来た人は高卒だった、でもそういうのはあくまで例外
一方で有名大学を出ていたとしても向かない人も居る
プログラミングを勉強で覚えられたと言っても、実務に就けるチャンスが必要になる
この壁は正攻法がない
ここで詰む人も多い
そしてようやく手に入れた実務で成長できるかどうかという壁もある
いい会社に入れたとしても、基本誰も教えてくれない
プログラミングや基本情報みたいな知識は本に書いてるが、実務をちゃんと教えてくれる環境というのは少ない
新卒で入ったら多分教えてくれるんだけど、中途には基本無い
うまくいかないとどこかで心折れる
というか多すぎてもはや覚えない
わからないことが多すぎるのがデフォで、そこから調べたりして解決していく
常に勉強してる状態だし、自分で答えを探すため行動しなければならないが
プログラミングを覚えたとしてもそこで詰む人もいる
それらを脱して3年4年と実務経験が詰めたとして、その実務の領域が突然消えることがある
そうしたらまた覚え直し
うまくスイッチできればいいけど、できなきゃ詰む
これら全部ちゃんとこなせた上で、高い給料とホワイトな働き方、やりがいがある仕事ができるかといえばそれはまた別
ここまできてようやく「そこらのぱっとしないエンジニア」だが
ここまでこれるのが多分2割以下だ
プログラマーなりたい人は本当にこれを目指してんのか?
君は何してる人なの? だいぶ頭悪そうな文章に思えたもので。
覚えるな、努力するな、何もせずただ出来ろ やらなきゃできない奴がやって出来ないのは当たり前