2020-03-04

在宅勤務が認められたのは良いけれど…。

うちの職場システム仕事のやり方が恐ろしくアナログで閉鎖的なので家でできる気がしない。

まず、外部とデータメールのやり取りができない。重要データは社内の共有サーバに入っており、安易に自宅パソコンに送るなんてとんでもない。職場に届いたメールを自宅で確認する手段もないので、家で仕事するのに必要データほとんど閲覧できないと言ってよい。

私の仕事経理系なので職場会計システム必須であるが、私の職場の端末はおそらくシンクライアントで、端末内にはほとんどデータアプリケーションが入っておらず、職場ネットワークにつないでサーバ接続して初めて会計システムログインすることが可能になる。ちなみに業者から請求書などは紙ベースで受け取り、スキャナーで読み取ってPDF化して会計システムに取り込んでいる。

システム的にどうやってこれと同じ仕組みを自宅に構築しろというのか教えて欲しいし、良くも悪くも外部との接触を絶つことでデータセキュリティを維持しようとしているシステムなんだから在宅勤務に向いているはずがない。

また、在宅勤務をするには「あらかじめ家でやる業務内容を上司に届出る」「勤務開始時と業務終了時に上司に報告する」「原則勤務中は外出禁止(昼食時を除く)」というしちめんどくさい義務も付いてくる。元々個人情報その他職場から持ち出してどこかに流出したら大変なことになる資料も多いので、こんな煩雑手続きを踏んででも在宅勤務をやる人がいるのか謎だ。

同時に時差出勤も認められたけど、朝の弱い私としては、ゆっくり出勤したらその分長く職場にいないといけないわけで、在宅勤務ほどハードルは高くないものの、メリットも少ない。仕事がら早朝に出勤する習慣になっている人が多いので、そういう人は恩恵を受けられるかも知れない。

が、これは仕事の仕組やシステムを作る時点で在宅勤務を想定していないと全然実用にならない代物なので、オリンピックまでにもう少しましな状況になってくれないと困るぞ。

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