梅の話、とにかく気分が悪かった。何度見ても不愉快で、明石が一番好きなのに辛い時間だった 。
用意されたキャラ説明文の、さらにその上の方の行しか読まずにサラサラ〜っと話を書いたのではないかと思うほど。まぁそう思ってる。
内容が無くてわちゃわちゃしているだけの話には最適な方かと。わちゃわちゃついでにそのファンが自分にもキャーキャー言ってくれるのを待ってるタイプだもんなー。
でも、刀剣乱舞にはただただ不向き。
今まで他の方が大切に描いてくださってきた部分も無駄になってしまったように感じた。
歴史遡行の隠喩だという考察に一定の支持があるのは知ってる。その考察を否定するつもりではないし、考察通りの話で私のこの気持ちはお門違いなのかもしれない。
それでも、私はあの話が嫌いだ。
葵咲本紀の明石は、篭手切江のことを偽善者と言いながらも篭手切江を助けずにはいられない刀だった。私の中の明石も腹の内は読めなくとも、愛染と蛍丸の『責任を負わないといけない立場』である保護者の明石は最終的に信頼できる刀で、それを自ら明石が名乗ることが救いだった。
今までの刀ミュの物語にも救いがあった。
でも、この話には救いがない。
明石が故意であっても主の大切な梅を折ることをわざわざ想像したことが残念だったし、小狐丸と今剣に対してとんでもなく失礼な妄想をしていたのも申し訳なくて。なぜなら小狐丸と今剣も私にとって大切な刀だから。
楽しいお祭りだと思って行っているのに(らぶフェスでないのは承知の上で言ってる)なんでこんなに明石にプラスにならない話を見なければならなかったんだろう。話が終わった後に会場が微妙な空気になるのにも耐えられなかった。
この話が新しい刀を顕現するのに必要だったのか、スタッフに聞きたいくらい。本当に、目を見て聞きたい。
これから、刀ミュでの明石のイメージが、少しでも良い方に向かうことを願ってやまない。まぁ見れるとしても最短一年はあるんだけど。