2019-12-20

インターネット時代になって、趣味読書じゃなくなった。

インターネット時代になって、趣味読書じゃなくなった。

「では今は?」と問われたら、趣味と言えるものが無くなってしまった。

ニュース通勤前のテレビ通勤時間ウェブニュース、気になる名前情報検索解決

気になる本はKindleで積み本するものの読むのは半分以下。時間が足りないのではなく、明らかに食指が動かなくなった。

暇さえあれば本屋に入り浸り、少ない小遣いで新しい作家出会うべく古本屋に足を運び、新書図書館で予約して読むほどに活字中毒だったのに、活字への欲求は今やインターネット横書き文字で満たされてしまう。

読後の余韻に浸り、あとがきを読んでさらに余韻を深め、本を閉じると共に脳内感想インデックスを作っていたはずなのに。

傷ついた男性女性集団リンチする文字列や、脳内に留めておくべき駄文斜め読みするだけで活字欲を消耗してしまい、後には一生何にも活かされないであろう他者への呪詛正論の鎧を纏った批判の伝え方ばかり。

いかがでしたか?」と感想を求められるたびに、自分の中に何かの感想を探そうとするが無。驚く程に無。何も感じてない。ただ時間活字欲を消費したという事実だけ。

何かを収集する癖もない。何かを構築する癖もない。身体を動かすのは得意ではないし、誰かと無闇に戦うことも好きではない。

活字欲を失った今、なにを趣味と呼べばいいんだろう?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん