2019-12-18

初めて一人でバーに行ってきた

夕方に起きて、勉強して、23時。

普段お酒を飲まない自分が、柄にもなく「ちょっと一杯飲みたいな」なんてふと思った。

着替えて、財布と携帯だけ持って外に出た。

お店に当てはあった。近くの、いつか友人と入ったことのあるとても小さなバー

薄暗くて、カウンター5席とソファ席が2つ。

勇気を出して中に入ると客はおらず、ちょっと白髪交じりの物静かなマスターが一人退屈そうにしていた。

いらっしゃい。そう言うとカウンターに促してくれ、メニューをすっと置いてくれた。

適当カクテルを頼んで、目の前の虚空を見つめながら黙り込んでいた。

店に二人なので少々気まずくもあり、そこは向こうもプロGWは長いんですか?なんて話しかけてくれた。

話題GWの過ごし方、いま住んでいるところや地元のこと、仕事のこと、これから人生のこと。

あと、自分初心者ながらにバンドをやっていて、偶然にもお互いドラムの人だったので盛り上がった。

1杯目を飲み終えたところで、おすすめのないですか、と聞いてみたら、すっきりめとかどうでしょう、と。

ジントニックがでてきた。ジンとか強そうでそんなの飲んだこともないよ。。けど意外といけた。酔った。

マスターはいろいろな常連客のことも絡めて話してくれるので、話題はなかなか尽きない。

ちょっと話に詰まっても、ほとんど向こうから何かを振ってくれる。どこか客観的自分がそれに感心しながら、

こちらもできるだけ会話をつなげようと頑張った。普段は無口なんだけど、その場の雰囲気を保とう、とか

そういうのがうまくやっていくのに大切なんじゃないかな、なんて最近思うところもあって。

話してて印象に残ったのは、人と人とのつながりや縁によってその先の人生を歩んでいくのもいいもんだよって。

ネットで調べて正面からいろんなことに飛び込んでいくのももちろんいいけど、人づてってのもありだよねって。

就職して上京してきた自分にとっては、仕事以外の人と接する機会もないから、そんなつながりが欲しかった。

気づいたら2時。

明日は昼からカフェも兼ねてやってるからまたおいでよ、昼は綺麗なお姉さんがマスターやってんだ、とのこと。

これをきっかけに、少しずつ自分人生に彩りが出てきたらな、と夢が膨らんだ非日常でした。

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