2019-11-21

オタク」が再び蔑称になったのはクールジャパンの嘘がバレたか

2000年代の一時期に「オタク」がポジティブ意味を持てたのは、岡田斗司夫による情報戦の成果で、海外ではオタク向けアニメが注目を集めている、日本コンテンツ海外に輸出できるのはオタク向けアニメだ、とアジテーションしてそれが成功たから。

ジョージ・ルーカスジェームズ・キャメロンオタク向けアニメを参考にしていて、ハリウッドにパクられているという話がまことしやかに語られた。

しかし、蓋を開けてみれば、オタク向けアニメ世界を席巻することはなく、ポケモンNARUTOなどの子ども向けアニメが売れるくらいで、オタク向けアニメは不発に終わった。

海外では尊敬されていると出羽守してデカい顔していたオタクたちは、その根拠を失ったので、また再び「気持ち悪い」と一方的攻撃される存在になってしまった。「気持ち悪い」と言われて世間反論する材料がなくなってしまったのだから。そして、「表現の自由」という最後の砦にすがるしかないほど後退してしまったのである

まり、「オタク」がポジティブになり得ていたのは、情報の不均等を利用して「なんかすごいらしい」という噂を流せたからで、それが崩れて「オタク」という言葉には何の効力もなくなり、再び「一般人には理解されない趣味」に戻ってしまったのだ。

そこからわかるのは、オタクがやるべきことはフェミとの内戦ではなくて、ほんとうにヒットするオタク向けアニメを作ることなである

  • おまえのなかで「世界を席巻」の想定が高すぎるだけじゃね。 アニメもゲームも十分にコンテンツとして世界に影響を及ぼしてるよ。 あと岡田斗司夫はレコーディングダイエットしてた...

  • オタクが尊敬とか再び蔑称とかどこの世界の話だよ。ツイッターのTLと増田ばかり見て認知が歪んでるのか?

記事への反応(ブックマークコメント)

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