そして、安倍が2012年の自民党与党復帰後、災害が起こるたびに批判している政策で有名だ。確かにダムや新幹線の建設が数年単位で遅れ、計画も縮小したものが多いので土建屋にとっては死活問題だったことは予想できよう。
しかし、今回の台風でそんな薄っぺらい批判は数少ない野党叩きのネタを何年経っても言ってくる面倒くさい人間でしか無かったことが明らかになった。
一番の問題は二階幹事長の「ほどほど」発言だ。そもそも台風にほどほどもクソも無く、一定の条件が揃えばどれも台風であり、台風以外でも条件によっては決壊するリスクは孕んでいる。そんなことは西日本豪雨災害の復興に携わった自民党なら分かりきってるはずだ。
しかし、自民党は何も分かっていなかった。永田町の自民党本部が何も被害が出なかっただけで全く日本を見ていない発言をしたのである。
永田町だけで見れば地下鉄も止まっておらず、浸水も土砂崩れも起きていなかったが、それは自民党が東京一極集中政策により治水事業を東京を始め都市に集中させたのが原因だ。
それこそ気圧だけ見れば東京神奈川で大きな被害が出るから、普通永田町で「ほどほどの災害」にはならないはずだ。地方を切り捨てて東京を守る選択をした公共事業の一極集中が今回の地方での大きな被害に繋がった。
今回の被害をほどほどと言わざるを得ないほど関東は水害に対して脆弱だと言うことを一応認識しておく必要があると思う。 東京災害不敗神話みたいなことをつぶやいている人を見ると...
アホか、インフラ事業はそれこそ十年単位の計画になるのにしかも基準法想定をはるかにぶっちぎる災害が起こっているのにそれをバカにしていた奴とその支持者に言われたくはないわ ...