きのうも同じように会社に電話して、すみません、体調が、ええ、ご迷惑おかけしますけど、はい、すみません、とか言うて。
きのうはなんとも言えず心細い気分で参ったけど、今日はちょっとリラックスしている。
旅に出たときと似ている気がする。
マー普段行かないところへ行くというのは旅みたいなもんやね。
遊牧民は動かない。
仕事は次の異動までの待ち時間みたいな時期で、学ぶことはあるが概ね退屈。その異動もはっきり決まってなくてもどかしい。
しばらく自営業でやっていた自分が、ふとした時に一流の技術を見たいと思いついて入った会社で、蓄積された技術はたしかに一流、しかしながら大きくて古い会社特有なんかな、独特のゆったりしたムードにまだ慣れない。
会社勤めってこんな感じなんか?
別に慣れてええ気がせいでもない。仕事の量は前と比べて圧倒的に少ない。そして売上は圧倒的に大きい。生産性とはこういうことかと唖然とする。
でもはじめの新鮮な気持ちとかはどこかへ行ってしまって、なんか退屈で灰色の感じでしょうがないから、昨日、今日と個人的働き方改革の実施。
その色あせた理由を心に探してみても、具体的にはなくて、事務所と自分のペースが合わずもどかしさへの自家中毒かなと漠然と思ったりしていた。
上司と先輩との関係は、どうなんかな、特に問題ないと思ってたけど、家でこうして思ってみるとじんわりやりづらさを感じているかもしれない。互いに興味がない?
自営業で独りのときに孤独でなかったのに、人といると孤独になるのか。
へーんなの。
おっちゃんは優しくて、買った豆もうまかった。