これを言うと、「それは、その仕事したくない相手が問題なのであって、女性だからではない。」と言われると思う。
それでもやっぱり、自分は許されるなら、女性と仕事はしたくない。
もちろん仕事ができて、ひととしても優秀な女性を私は知っているし、その数も少なくないことも知っている。
おそらく男女で、一緒に仕事したくないひとの割合というのは変わらないと思う。
であるにも関わらず、どの職場でも「女性と働きたくない」と思ってしまう出来事に出くわしてしまう。
これはかなり昔の話だが、AさんはBさんの悪口を言い、BさんはCさんのことを愚痴り、CさんはAさんと口を利かないという三すくみみたいな状態になっている女性ばかりのチームがあった。
このしょうもないチームの中で、1人だけ誰かを非難したりしない女性がいて、これをDさんとする。
お世辞にもDさんは仕事ができるタイプではなかったので、Aさんも、Bさんも、そしてCさん揃ってDさんのことを責めまくっていたが、たまに愚痴りはするものの、ポジティブな方だったので、仕事のミスに迷惑をかけられながらも、Dさんのことは嫌いになれなかった。
ところが、このチームにEさんという若い子が入ってきた途端、DさんはEさんのことを非難しだした。
確かにこのEさんもあまり仕事ができるタイプではなかったが、自分から見ればDさんもEさんも同じだった。
自分は割とDさんとはよく話していたので、「Eさんにだけ当たりが強いのはどうしてなのか。とても残念。」という話を率直にした。
そう言うとDさんは、「自分は誰に対しても平等に接するようにしているが、Eさんには何をいっても向上心が見られないから、態度を改める気はない。」と言った。
DさんはEさんの上司でも何でもなく、「向上心があるかどうかはあなたが判断することではない。」と自分は彼女に言ったが、Eさんへの態度が変わることはなかった。
自分はDさんが考えを変えることはないとわかってから、彼女のフォローをすることを一切やめた。
元々Dさんは、Aさん、Bさん、Cさんから集中攻撃を受けていたので、自分がフォローすることをやめたら、あっという間に擁護をするひとがいなくなった。
その後Dさんと同じ職種のひとが入社したのだが、前述のとおり、Dさんも仕事ができなかったタイプなので、新入社員の方が数週間で結果を出したことにより「あいつ今まで何してたの?」という全社的雰囲気に飲み込まれ、給料を下げられた結果、会社を辞めたらしい。
という悪口。
たしかにw