この手の話はきっとゴロゴロ転がっているんだろうけど、自分には訪れるなんて思わなかったし悲しかったので記録する。
皆さんは何か好きなものはあるだろうか。
アニメ、漫画、ゲーム…なんでも構わないのだが、特別な推しに出会えた事はとても素晴らしいものだと思う。自分もそうだった。
オフ会にも積極的に参加して、イベントやコラボ、はたまたグッズが出れば出来る限り投資して。
自分は基本推し始めたらずっと推し続けるタイプのオタクなので、このままずっと大好きで応援し続けるんだろうなって思っていた。
初めは小さなコンプレックスだった。クラスタやファンと呼ばれてる人達の中ではもはや当たり前になってる話題に全然ついて行けなかった事。知らないのは恥ずかしい事では無いし、少し調べたり後からついて行けるように出来れば良かったんだけど、当時は未熟さもあって全く何も出来なくて苦しかった。これだけなら自分だけの問題だからまだ良かった。でもやっぱり、新しい情報の度に昔は良かったなんて聞くのは辛かった。
決定的に嫌になったのは、俗に言う学級会騒ぎ。ツイッターをやっているので、たまにTLを追うと知らない間に起こった問題についてズラッと埋まっていたりする。時間を置いてもたまに延々と責め続ける人も居たりする。しかも責め方が幼稚で、問題を解決しようとする雰囲気では無かったりする。イベントの後によく起こるので、感想やレポを楽しみに見ようとしてとても悲しかったのを覚えている。自浄作用自体は必要だと思うけれど、言い方1つで印象が違ったのでは無いかと思う。繋がってる方ほとんどが呟いていたので、当時はもうどうしたら良かったのか分からなかった。
後は小さな個人的なトラブルも積み重なって、ついに推しの姿を見るのが辛くなった。見るだけでとても泣きたくなるのだ。
おかげで今は公式の情報を追う事もやめたし、ミュートも増えた。ブロックする程の嫌悪では無いけれど、やっぱり今はまだ見るのが辛い。
なぜ今これを書こうと思ったかというと、やっぱりファンの行動って外から見て作品の印象を作用するんだなと感じたから。個人的にはなるべく括りたくは無かったけれど、あまりに重なり過ぎた。もう疲れてしまった。