2019-05-15

今どきMVの後半だけを切り取ったShort ver.しか公開しないSonyMusicはバカ

ASIAN KUNG-FU GENERATION新曲解放区』のMVYouTubeにアップされた。

https://youtu.be/RiERQINmWqc

ただし、タイトルの通りShort ver.である

解放区』は、アジカン2019年5月15日に発売する両A面シングル「Dororo / 解放区」のうちの1曲である

『Dororo』のMVもShort ver.で公開(https://youtu.be/Bwq8ntbzPxs)されたのだが、こちらのときはまだ許せた。

なぜならば『Dororo』はTVアニメどろろ」のOP主題歌として書き下ろされた楽曲であり、アニメOPの90秒の尺で使われることが前提にあったかである。(とはいえ許しがたくはある)

しかし、『解放区』のMVがShort ver.で公開されたとき、私は流石にキレたね。これは許されない。

まず第一理由として、このMVが200名のエキストラ公募して撮影されたものであるというのが挙げられる。

http://www.sonymusic.co.jp/event/101474

ファンを集めて制作したにもかかわらず、出来上がったMVを一部しか公開しないというのは少々不親切である

スペースシャワーTV等の有料チャンネルで放映されるのを待てというのであろうか。

そして、第二の理由。ここからが本題である

このMVはShort ver.であるが、タチの悪いことに楽曲の後半部分を切り取ったものになっているのだ。

すでにサブスク配信されてるから是非フルで聞いてほしいのだが、この楽曲J-POPでよくある定番構成にはなっていない。

アジカン節の炸裂した王道ギターロックが展開された後、ポエトリーリーディングパートが入り、最後大サビでシンガロングに結びつくという構成になっている。

そしてこのShort ver.でのMVは、事もあろうに後半のポエトリーリーディングパートからを切り取ったものになっている。

……アホか。

「おいしいところを切り取ってみました」みたいな顔してそんなの出されても「は?」としか言えない。

Short ver.しか公開しないのは「全部聴きたい人は曲を買ってね」というレコード会社の思惑があるからなのだろう。

無料で全部聴けちゃうとみんな買わないから、という考えである

その考えは一理あるのかもしれないが、冒頭でなくなぜ後半を切り取るのか。

ボヘミアンラプソディのMVがいきなりオペラパートから入るShort ver.でしか公開されなかったとしたらキレるね。

それじゃ楽曲構成意味がないだろ!

解放区』という楽曲構成上、Short ver.で公開するというのは楽曲への冒涜しかならないのである

そして、楽曲の魅力を損なった状態プロモーションをしてしまうことにより、楽曲が広まっていく機会が損なわれる。

どう考えても失敗でしかない。

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