2019-02-11

はあちゅうサロンにハマっている友人

友人(30代女性)が、はあちゅうサロンにハマっている。

サロンで知り合った人たちと起業するの!」

SNSで繋がって一緒に暮らす計画までしてるの」

社畜なんてもう古い、これからは好きなことを仕事にしなきゃ」

というようなことを嬉しそうに語る。


もう1年はそんなことを言い続けている。私が

起業って具体的に何?」

「毎月お金を払い続けているけど何か利益になったの?」

はあちゅうって何をしてくれるの?」

と疑問を投げかけると友人はいつも口ごもる。


もっと突っ込みたいし、はっきりと辞めちまえ! と言いたい。

でも私は言えない。友人は凄い優しい人だから

友人は怒ったり悪口を言ったりしないしいつも気を遣ってくれる。

でも優しいだけじゃ駄目なんじゃないかなとも思う。


友人は介護仕事をしている。

まり愚痴を言わないけど、辛くて薄給なのは伝わってくる。

からそこから抜け出したいのだろう。

そんな中、サロンは何かを変えてくれる世界に見えるのかもしれない。


結局サロンって現実を変える場所じゃなくて夢を見せてくれる場所なんだろう。

宝くじといっしょで。

それにお金を使うことも、夢を見せてくれることも、ひょっとしたら悪いことじゃないのかもしれない。

はいつも形を変えて存在しているし。


でも夢を見るだけじゃ何も変わらないわけで。

介護仕事は本当に頑張ってるんだろうけど、サロンでは何もしてないように見える。

はあちゅうがある日突然

会社作ったからここで働いてよ!」

なんて言うわけないだろう。

宝くじのような一発逆転はサロンには無いはずだ。


私はフリーランスで在宅仕事をしている。

それは友人の理想に近い場所のようだ。

からどうすればいいかいろいろ聞かれるが、私は「日々つまらないことをコツコツ地味に続けて

頑張るしかない」というようなことを伝える。

しかしその答えは友人にとってつまらない回答なのだろう。

もっと劇的に変化する言葉方法を欲している。

そんなものは無いのに。


はあちゅう悪者とは思わない。

教祖的な存在で居続けるのは立派だと思う。

著書を拝見したところ、いわゆる文化人とか才能のある人になりたいというのが伝わってくる。

でも一番欲しいそういうのが得られないかサロンとかで穴埋めしているように見えた。


正直、何もしようとしない友人に苛立つこともある。

ます介護仕事を辞めて何か3年くらい頑張ってほしい。

でもおかしいのは毎日頑張っているのに報われない介護業界という気もする。


話にオチ特にない。

私は今日も地味に仕事をする。

  • 社畜としてしか生きられない彼女は、 サロンで知り合った人たちが起こした会社でまた社畜をするしかないんだ。 そっとしておくのが吉。

  • 起業なんて売れない苦しみと足元見てくる奴の重みで己が奈落へ落ちる道。それが起業だ。それがわからぬ連中は、駅前の定食屋のおばちゃんにも勝てんさ。 せめて先に考えるのは転職...

  •   教祖は お布施を 強要する 新興宗教 連鎖講                                                    anond:20190211144138

  • 「介護でウハウハ儲かってしかたないわー!」ということになればいいのですけどね・・・。 現実は介護で儲けるのは困難でしょう。 だからといって、なけなしのお金をはたいて謎の宗...

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