過去実績の資料の大部分が「嘘っぱち」または「情報不足」も良い所だから。
書面やデータで残されている過去実績の大部分はただの「建前」にすぎないから。
実際の業務処理において「水面下での」「口約束による」「グレーな解決法(と言い張ってるだけでぶっちゃけ真っ黒)」をあまりにも多くやりすぎているから。
「業務内容を事細かに嘘偽りなく記載した資料」をもしも残して、それが外部の人間の手に渡ろうものなら警察や裁判所のお世話になるのが目に見えてるから。
結局の所、この国の近代化を阻んでいる最大の要因は、日本人の法令遵守が恐ろしく低い事と、それを意地でも認めようとしない嘘つきだらけであることなんだよね。
たとえば学校でイジメ問題が起きると関係者の間で、「イジメはありませんね?(あるなんて言った所でお前らは損するだけだぞ」「はいありません(そうですね。正直にあるといった所で得するのはイジメの被害者だけです。我々には損しか無いんですから嘘を付くのが当たり前ですよね」「分かりました(わかってるな。俺たちは共犯関係だ。死ぬまで嘘を突き通すぞ」という形で調査と報告が行われるのがもはや日常茶飯事となっていわけだが、これがあらゆる分野で起きているのが日本なんだよ。
端的に言えば「バレなきゃ犯罪じゃないんです」と言わんばかりの生活を送っていながら自分たちは清廉潔白な無辜の市民であると平気で思い込めてしまうような、浅はかで無責任な国民性の成れの果てが現代社会。