よくよく考えると昔から熱中できるものがなかった。飽きっぽくて、継続できた趣味がない。趣味がなくても別に何も困らないのだが、時々、好きなことが「何もない」ことがとても辛くなる。
なぜか。まず、結婚した配偶者が、趣味に生きているような人であった。すぐ隣で、好きなことに熱中している様を見ていると「人生って、こんなに楽しんでよいものだったのか」というカルチャーショックのようなものを感じる。好きなものにお金のや時間を投資するのに躊躇がない。比較して自分の人生は何なのか、と思う。何をやるにも中途半端。お金を使うのを躊躇うくせに、大して貯金もできていない。時間だって、無駄にネットを見てダラダラして、結局、何も成していない。
もう一つ、理由として考えられるのは、結婚を機に転勤したのだが、引っ越した先で友達ができないから、というものがある。新たな勤務先は、平均年齢60代、40歳未満は自分一人、取引先の方も自分の親の年代の方、という少子高齢化を具現化したような所であった。なにかと可愛がってもらえるのは良いのだが、同年代で話す人が配偶者しかいないという生活は、時々堪えるものがある。以前の職場では、同期や年の近い先輩後輩と飲みに行ったりといったこともあり、趣味がないことを深刻には考えなかった。恥ずかしい話だが、ここ最近は学生時代の友人が夢によく出てくる。友人がいない寂しさを、何か熱中できる趣味で埋め合わせたいのだ。
趣味がないなんて悩みが贅沢なものであることは承知している。子供ができたら、無趣味であることなんてどうでもよくなるのだろうなとも思う。
手芸、小物づくり、辺りが定番。 安く済ませるなら図書館で本借りて読書。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180912091905 ここで上がってるやつから適当になんかやってみれば